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2012-01-30 私の基本的な設定 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

先日のInDesign組版教室でちょっと紹介したのだが、私が段落スタイルなどを作成する際に気をつけていることを(おおまかに)ザッと紹介しておく。何らかの参考になれば幸い(画面は InDesign CS4)。


●まず、環境設定……


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  • デフォルトでチェックの入っている「スマートテキストのリフロー処理」(CS4以降)は、チェックを外している
  • チェックを入れる場合は、扉頁が入ることが多いので「見開きページスプレッドを保持」にもチェックを入れる
  • CS4からの設定項目…なので、当初はエライ目に遭わされた…左頁の扉が右頁に来たり…

「組版」の部分は以下の通り(私の場合は異体字を使用することが多いので、目視確認が可能なように)。


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  • 「テキストの回り込み/テキストの背面にあるオブジェクトを無視」はデフォルトではどうなっていたか…私の場合、あまりややこしい回り込み処理がないので、テキストフレーム設定の「テキストの回り込みを無視」で十分対処可能(もちろんフレームグリッドでもOK)

●段落スタイル設定の際は……


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  • フレームグリッドの場合の「行送り」値については、現状のような括弧書きの自動でもいいが、思わぬ結果を招く場合もあるので、基本文字サイズと同一の値にすることが多い(もちろんテキストフレームでは指定値)
  • ここの「自動」(括弧書き)の値は以下の画面の「自動行送り」が適用される ちなみに、テキストフレームの場合のデフォルトは「175%」

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  • 「ジャスティフィケーション」の「コンポーザ」は「日本語単数行コンポーザ」を使用

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  • もしも「ベタ組み」ではなく、「メトリクスカーニング」を適用するスタイルなら、「OpenType機能」の「プロポーショナルメトリクス」にもチェックを入れる

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  • 「圏点設定」は(書体によっては)少し小さめに設定することもある

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  • 「弱い禁則」「調整量を優先」を基本に
  • 「連数字処理」以下のチェックはOFF(その理由はあらためて…のつもり)
  • もちろん求められる組み方により(その都度)変更はする
  • 各設定の意味は検索すれば、しかるべき頁にすぐに辿り着くハズ

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  • グリッド揃え」をはじめ、「文字揃え」「行送りの基準位置」は事情が許す限り揃える

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  • おおまかに設定にヌケがないかは「一般」の画面で確認する

●段落パネル・文字パネルで関係するのは以下のような部分


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段落スタイルの作成に際して、(デフォルトで)フレームグリッドあるいはプレーンテキストフレームからという条件によって設定が異なるのは、「文字の比率を基準に行の高さを調整」及び「グリッドの字間を基準に字送りを調整」のチェックの有無、「ジャスティフィケーション」の「自動行送り」の比率、「グリッド揃え」(サブメニュー)のチェックの有無など(曖昧な表現で申し訳ない…把握している範囲で)。

「文字の比率を基準に行の高さを調整」のチェックの有無はフレームサイズをフィットさせる際には重要(変形方向にもよりますが…)


相互にフレームの種類を変更した際に、チェックが無くなったり(残るモノも勿論ある)、「自動行送り」の値(比率)が自動的に書き替えられたりする挙動は一度ご自分で確認しておくことをオススメする。

2012-01-26 今が旬の「ここまでインデント」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「ここまでインデント」に関して昨日(2012.01.25)から今日にかけて話題になっていたが、ある程度の結論に達したのでここに纏めておく(作例はCS4)。


きっかけは @ さんの

「左揃えのテキストに強制改行入れて「ここまでインデント」揃えようとしても行頭が揃わないのって、インデントマーカーの前後のアキ量設定が影響してる???」

という呟きだった。


その後のtwitter上でのやりとりは @ さんが纏めてくださった コチラでご確認して頂くとして……


私は、当初は

ここまでインデント…設定した直後は最適値が適用されるが、2行目はアキ量(最適値)を無視した本来の字幅位置に揃えられる…なのでここまでインデント直前の文字の後ろアキを固定してやらなアカン…

という仮説を立てたが、「(行末)約物全角」では正常になるという報告を読み飛ばしており、@ さんからもご指摘があって……

【仮説訂正】ここまでインデント…設定した直後は行中の最適値が適用されるが、2行目は(ここまでインデント直前の文字の)対:行末の最適値に揃えられる…なのでここまでインデント直前の文字の後ろアキを固定してやらなアカン…

という一応の結論に達した。


これを検証しつつ確認してみる。

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以下のような作例を用意した。


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  • 1行目「なら、」の後ろに「ここまでインデント」を挿入(頭揃え)
  • 3行目の「なら、」読点は自動ママ
  • 4行目の読点は「文字後ろのアキ」で「ベタ」に半角固定(0%)

それぞれの設定と部分拡大画像は以下の通り。


デフォルトの「行末約物半角」


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  • 1行目は読点の対:片仮名(50%)の設定に応じた位置に
  • 2行目は読点の対:行末(0%)の設定に応じてベタの位置に

デフォルトの「(行末)約物全角」


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  • 1行目は読点の対:片仮名(50%)の設定に応じた位置に
  • 2行目は読点の対:行末(50%)の設定に応じて1行目と同じ位置に

カスタマイズした設定(本来はツメ組み用)


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  • 1行目は読点の対:片仮名(12.5%)の設定に応じた位置に
  • 2行目は読点の対:行末(−6%)の設定に応じてベタの位置より前に

これらから先の仮説 「ここまでインデント」…設定した直後は行中の最適値が適用されるが、2行目は(ここまでインデント直前の文字の)対:行末の最適値に揃えられる……は、ほぼ証明される。

蛇足になるが、「(行末)約物全角」の例のように両者が同じ値ならズレは発生しない。


で、それぞれの読点の対:片仮名の最適値を「文字後ろのアキ」で設定し固定すると……


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  • 1行目の読点を「行末約物半角」(1ブロック目)は「半角(アキ)」、カスタマイズした設定(3ブロック目)は「八分(アキ)」に固定

ここから、「ここまでインデント」直前の「文字の後ろのアキ」を固定してやることによって2行目のズレは回避できるということになる。


今までの例はカーニング設定は「和文等幅」の場合……

では、メトリクスを使用した場合は……


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ご覧のように微妙にズレルので(メトリクスカーニングによって文字の前もツメられるので)和文の場合、メトリクスカーニング適用時は「ここまでインデント」の使用は適切ではない


また、これはあまり知られていないことだが、(以下の画像の通り)「ここまでインデント」の前の部分には行長調整によるアキが挿入されない仕様になっているということも頭に入れておきたい。


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作例が不適当で誤解を招くかもしれませんが、私としてはこの仕様は好都合という認識です(コメント欄参照)。(公開日追記)


(以下、2012.01.31追記)

@ さんのこの呟きをヒントに、「ぶら下がり」を「標準」あるいは「強制」とした段落では、「ここまでインデント」直前の文字の前が(ぶら下がり対象文字である)句読点なら揃わないことを確認した。上に記した対処策:文字後ろのアキを「二分(アキ)」に設定してもダメだった。これは対:行末との設定によるのではなく、ぶら下がり対象文字であることが原因と考えられる。


(以下、2012.02.01追記)

もう少し説明を加えると……

「ぶら下がり」を設定した段落では、「ここまでインデント」の直前の文字が句読点の場合、2行目(ここまでインデント)以降は句読点の前で揃えられる。

つまり、ぶら下がり対象文字である句読点、(上の考え方を援用すれば)対:行末に対しては文字幅ゼロとして認識されているから……ということになる。

これはよく知られた“全角スペースを行末吸収に設定すると「ここまでインデント」が無効になる”というバグがあるが、そうした段落が「ここまでインデント」以降は全角スペースの前で揃えられるのと挙動としては同じ理屈。

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上の追記内容をtwitterにも流しておいたのだが、その後(当日)、同じくtwitter上で、@ さんから素晴らしい対処法が示された。→参照

今ふと思いついて、「ここまでインデント」の直前に「結合なし」を挿入してみたんですけど、これでバグを回避できるっぽいです!

これは「ぶら下がり」や「全角スペースの行末吸収」の際だけでなく、すべてのケースに有効であることをザーッとではあるが確認したことを報告しておく。

詠み人知らず詠み人知らず 2012/01/26 18:02 強制改行の前に、右インデントタブをいれてやるといいようです

まぁ、本来は左寄せの設定で使うもんなんじゃないでしょうか?

works014works014 2012/01/26 19:12 コメントありがとうございます。
「ここまでインデント」の前の部分には行長調整によるアキが挿入されない仕様になっている…の件でしょうか?
ならば、作例がこうなっているので誤解を招いたようですが、かえって好都合という認識です(ジャスティファイの場合)。
作例が不適当でしたが、明確に判るかと思って……。

詠み人知らず詠み人知らず 2012/01/26 21:50 なるほど、主様的には好都合なんですか。
厳格な組指定を要求されている場合、かってにジャスティファイされちゃうと、はねられちゃって困るのです。微妙なズレも見逃さない校正者がいたり…

スタイルで設定するまでもない場合とか、あまりスタイルを弄りたくない場合とかに便利なんで「ここまでインデント」は使いまくりですw

works014works014 2012/01/27 09:30 コメントありがとうございます。
行頭揃えなら行頭揃えに設定すれば済むことですので、特に深く考えてはいません。
行長調整のアキ量が入らないということは、例えばベタ組みで「ここまでインデント」の前の字数が同一の場合は、確実に同じ位置に設定される…みたいなことで好都合かと…。
こんな場合、本来なら突き出しインデントを設定するのがいいのでしょうが、やはり「ここまでインデント」が手っ取り早いですね。
今後とも宜しくお願いします。

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2011-12-24 「写植の時代」展のことなど… このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

大阪DTPの勉強部屋のサイトに「写植の時代」展の告知がされた。


チラシのpdfちらし-MC6.pdf 直 ※アイコンクリックがベター

※印刷して配布など、ご自由にお使いください。


主宰者のえむさん@が精力的に準備に動き回っておられるが、私も元は写植オペレーター……イッチョカミをして、微力ながらお手伝いをさせてもらっている。

その関係で、ツィッター上でも最近は写植に関連した呟きが多くなっていた。


以下、最近の私のツィートを中心に(twitter上で多用する三点リーダーが表示されないが……)。

  • 末尾の「URL」クリックで画像表示あるいはpdfリンク、アイコン右下の日付クリックでtwitterの保存(details)画面を表示

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●12/6 えむさんから取材同行の打診あり

●12/7 当日

●12/8

  • チラシ案のpdfを見て……(現状のモノではありません)。

●12/9

●12/12

●12/14

  • チラシを流した。
  • 多くの方がリツィートしてくださった。
  • 原字というより字母といった方がイイかもしれない。
  • 後に写研からもクーパーブラックは発売されたが、転向当時の話。

●12/15

  • 普通のモノよりも横長扁平(と感じた)の珍しいメインプレートもあった。書体は「淡古」「太楷書」「隷書」などと記され、印鑑屋さんが使っていたモノを引き継いだといっておられた。

●12/20

●12/22

  • 以下、同書からの引用。
  • 「前掲著」は「前掲書」の誤植。
  • 以上、主に頁物の本文組みについての記述。

字母のサイズ、実字面のサイズなど……】

●12/15

●12/16

●12/19

●12/23 その後「非線形」に関連する(であろう)部分を見付けた

※並行して山本さんに以下のようなDMを送っていた……

D ragged_right いつもお世話になります。以前の写植の文字サイズの件…「線形」「非線形」というのはmentionを付加して呟いたことでしょうか? 「線形」という言葉が十分理解できておらず申し訳ありません。割り付け計算の「仮想ボディ」の項に書かれておりましたので、辿り着くのに苦労しました。

  • 関連した山本さんのリプライ
  • 私のリプライ

※上記の件:ツィートした通り、(非線形だということの)実感は写研のPAVO-KYを操作していた頃の体験としてはあるが、それを証明する資料は手元にはない。(これもツィートした通り)メーカー名の記載もなく曖昧なので、この記述が正しいものであるかどうかという判断は保留せざるを得ない(巻末に参考文献の表記はある)

また、別件では以下のようなツィートもしていた……

●12/15

これに関しては確かな筋からの協力情報を得てほぼ解明……会場で販売されるパンフレットにスペースがあればコラム程度の報告を書くことになると思う(上記ツィートで小出しにしていることなどもちゃんとしたテキストにするつもり)。


ともあれ、まだ時間はあるので準備万端怠りなく……盛会を祈るばかり。


●以下、2011.12.27追記、28都合により微修正

上記の実字面に関して写研の関係者に問い合わせていたところ、今朝FAXでお返事をいただいた。


級数毎に仮想ボディ寸法と標準字面寸法を表にしたモノで、その資料を換算すると、標準字面の比率は(抜粋)……

8級の場合:1.79/2.00=0.895

10級の場合:2.24/2.50=0.896

16級の場合:3.58/4.00=0.895

28級の場合:6.26/7.00=0.8942857

32級の場合:7.17/8.00=0.89625

38級の場合:8.55/9.50=0.9

50級の場合:11.31/12.50=0.9048

62級の場合:14.08/15.50=0.908387

80級の場合:18.20/20.00=0.91

100級の場合:22.79/25.00=0.9116

となっており、上の引用部分であげられている数値とほぼ一致する*1

※28級までは仮想ボディ1mmに対して字面寸法を0.894mmとして計算したモノと(ほぼ)同一となっていることも表記されている。


なお、途中経過の報告と電話口で仰られ、この数値を何を元に設定したのかは引き続き調査をしていただいていることと思う。

何か判ればまた報告する。


●以下、2011.12.28追記

字面が比例関係になっていない経緯についての調査結果もご連絡いただいた(あくまでも、個人的に関係者に聞いた結果として……とのこと)。

以下、文意を変えない程度に書き替えて転記しておく。

(昭和38年に制定されたようです)

1. 当時は、見出し用書体もなく写植書体も少ないため、本文用書体を拡大して使用していた。このため大サイズでは文字が弱々しく見えたので、これを解決するため大サイズでは仮想ボディに対して字面を大きめに補正する必要があった。

2. 大サイズ活字は太い書体で作られるだけでなく、大サイズ活字になる程(字面も)大きくなっていた。

3. 写植では文字だけでなく、作図的図形(組み数字、数式、化学式など)も使用され、これら図形が多用される小サイズでは字面の比率を揃えることが不可欠であった。


1.〜3.の理由で32級を境に倍率を異ならせる方式とした。


その後、昭和62年には写植機がイメージセッターとなり、文字印字だけでなくCADデータなどの図形も出力し、印字する文字種も図形・マークとして扱われることが多くなった。そのため文字の印字サイズに比例関係が必要となり、100級を超える字面サイズは比例関係とした。

  • なお、モリサワの方にも関係者を通じて同様の質問をしておいた。結局、その手の情報は保有しているが、残念ながら非公開ということだった。

*1最大が250級なので電算写植のモノだと思われるが、手動機もこの数値を元にレンズを調整するということだったこの資料は手動機のモノとのこと。ズームレンズを使用して250級まで印字可能な機種があったようです。…提供者からの情報により訂正

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2011-12-08 写研_手動写植機文字盤用の画引き索引帳 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

今となってはご用済みの写研の手動写植機用文字盤の『画引き索引帳』。


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  • ノンブルの振られている部分は全94頁

探している文字(字形)がどの文字盤のどこにあるかを縦/横の並びを示す番地で示されている。


ついでに出てきた写植印画紙(ある歌集の帯用のモノ)。


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  • 上の横罫線は水平をとるため
  • 「奏」は「天」と「夭」の違い……念のために
  • 書体は秀英明朝体(SHM)

一時期、〈写植を印字してスキャンし、DTPの出力センターに印画紙出力を依頼し直接納品して貰う〉という馬鹿な工程を踏んでいた頃があり、そのお陰で残っていた。

koikekaishokoikekaisho 2011/12/08 11:55 詰め打ちのお手本。でも、今はここまで詰めませんね。

works014works014 2011/12/08 12:05 >koikekaisho さん
まいど、ありがとうございます。
仰る通り…今は、ここまでツメませんね。
でも、私の好みとしてはこれぐらいが好きですねぇ。
(改行位置が気にかかりますが、行数との兼ね合いもあったのか……)
発注者によってはツメ過ぎを指摘されたり、
逆に、ツメが甘いと言われたり……
それぞれの好みを把握するのも仕事の一部でありました。

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2011-12-06 均等ツメのルビ設定にご注意 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

InDesign CS5および5.5上での縦組みのフレームグリッドとなんらかの字間ツメおよび合成フォントとが絡んだと思しき不具合の件*1で、(ちょっと気になって)CS3で作成したデータおよびpdfを確認したが特に問題はなかった。


その際に見つけてしまったポカミスを報告しておく。


※フレームグリッドは13Qの12H送り(1Hヅメ)で作成してある。


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「所謂」にグループルビで「いわゆる」と振ってあるが、(1Hヅメなので)ルビの長さが親文字群より長くなることになり、さらに後続文字が漢字「天」なので上にズレてしまっている*2

私(および校正者)の完全な見落としミスである。


これを解決するために便宜的にモノルビとしても……


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ご覧の通り、「わ/ゆ」の間が詰まってしまう結果になるだけ。


グループルビのママで、ルビ文字のサイズを字送りの半分(6Q)まで小さくするか、


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ルビ文字のサイズを変更しないのであれば……


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上の図のように、ルビかけ(文字かけ)処理を「無制限」、親文字間の調整を「調整しない」とするしかない。


どちらかというとルビサイズを変更する方が手っ取り早いが、私のような組版担当者としては版面設計・編集など他の担当者との合意が必要であろう。

*1:当該ページの記述は再現条件が曖昧模糊としており、twitter上で再現できた方は皆無。ちなみにフレームグリッドを利用した均等ヅメではなく、なんらかの字間ツメの機能…ということらしい_この部分少し書き替え

*2:ルビの字間がオカシクもあるが……ここでは触れない

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