テキストのコピー&ペーストと配置
ちょっと不可解なことに気がついたので書き込んでおく。
きっかけはマイナス記号や波ダッシュを検索していて拾われないモノがあったこと。
理由はユニコードのFULLWIDTH XXを使用していたことだったが、私自身はマイナスはユニコードの2212、波ダッシュは同じく301Cを使っているし、「マイナス」や「から」で変換入力されるのもこのコードのものと思っているので、支給されたテキストにそんなものが使われているとは思いもよらず……*1。
で、気がついたのがコピー&ペーストでテキストを入力するのと、コマンド+Dでテキストを配置するのでは違うコードが入力されるという点。
テキストエディタ上で
−(u2212=MINUS SIGN)
〜(u301C=WAVE DASH)
−(uFF0D=FULLWIDTH HYPHEN-MINUS)
〜(uFF5E=FULLWIDTH TILDE)
と入力したテキストをInDesignへ2種類の方法で配置したのが下の図。
(フォントはマイナス記号のコードでの字形(CID)差が判りやすいヒラギノ明朝)
情報パレットで確認するとコマンド+Dで配置した場合はu2212のハズがuFF0Dが入力されてしまう。
普段はしないが、ついでにInDesignからコピー&ペーストでテキストエディタにかきもどしてみると、
1の場合も2の場合も
−(u2212=MINUS SIGN)
〜(u301C=WAVE DASH)
−(uFF0D=FULLWIDTH HYPHEN-MINUS)→(u2212=MINUS SIGN)
〜(uFF5E=FULLWIDTH TILDE)→(u301C=WAVE DASH)
となってしまった。
(以下青字部分、080305追記)
NAOIさんのhttp://d.hatena.ne.jp/NAOI/20080304/1204604432:Title=「TigerのリッチテキストとLeopardのリッチテキスト」を読んでいて判ったのだが、u301C=WAVE DASHになってしまう件はJedit Xの環境設定に問題があったようだ。お恥ずかしい限り。
(以下赤字部分、080306さらに追記)
と思ってチェックを外してもやはり「〜(uFF5E=FULLWIDTH TILDE)→(u301C=WAVE DASH)」となってしまった。判らん!
これを再度InDesignに2種類の方法で入力したモノが下の図。
NAOIさんが詳しく検証してくださった。
下記リンク先を参照してください。
Mac OS Xのリッチテキストの扱いに関する問題
アプリケーション間のコピー&ペーストで化ける文字