第4回 ネットと家電のキャズムを超えろ！会議 〜ヤフー×AQUOS 大手Webサービスと家電の連携が生むもの、めざすもの〜参加してきました
(追記しました)
会場は、東京ミッドタウン内のYahoo!Japan。
(写真は当日撮影されたイメージです。)
当日発表された
Yahoo! JAPAN for AQUOSがYahoo! JAPAN ID連携など機能拡充
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23578.html
をベースに、ポータルサイトとTVの連携についての話を色々と。
キラーアプリのひとつ、
ハイデフな大画面で表示されるYahoo!地図との連携いろいろ。
アクトビラなどの汎用ブラウザでは再生できないAQUOS独自のコンテンツ。
地図自体は、このサービスのために一から作り直したという力の入れ方。
ディスカッションで聞けたおもしろい話なんだけど、
「巨大地図を表示していると、子どもが液晶TVをペタペタ触って困る」んだとかw。
この話が出た時点で、もう成功間違いないです。
デモンストレーションの途中、
福岡で行きつけだったラーメン屋さんが出てきて思わず撮影しました。
美味しそうな食い物＋大画面地図＋TVという組み合わせは、
深夜作業中だとそのままドライブ(という名の現実逃避)に持っていかれそう。
ところで、このブラウザ、
この動かし方のコンセプトを聞いたときに思わず
テレビはショボいCPUしか積んでいないが、
ハードウェアJPEGのデコード機能などについては高いスペックを持っている。
そのためYahooのトップメニューなどは1枚のJPEG画像としてサーバからダウンロードし、
カーソルがどこに当たるのか、クリックでどういったアニメーションを行うのか、
といった情報(一昔前のClickableMapみたいな感じ)については
XMLのデータとしてサーバから取得し、
それらをEXシステムで合成して画面に表示することで
サクサク快適に動くUIで、かつフルハイビジョンの美しい画面が構築できるというわけ。
第4回 ネットと家電のキャズムを超えろ！会議 まとめ
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20081024/p1
「…ふーん、TVのUI表示ってPC-FXの頃と発想が変わっていない(爆)んだなぁ。」
とかなんとか感慨深い思いをしました。
今はこの手法が最適解かもしれないけど、
ポリゴンと動画テクスチャーがガンガン動く
PlayStation(3)みたいなイカスUIが出てきたら、
この手の表示方法は一気に時代遅れになっていくかも。
それとも、TV自体は操作系が2Dベースで進んで、
3次元UI化は当面必要ないっぽいのかな？
開発経緯とか。
iPhoneで家電をコントロールしちゃうアプリが、
色々出てきているよという話。
このプレゼン自体、iPhoneを使ってぐりぐりと動かしてます。
機器のリモコン機能を色Hackしてごにょごにょして、
ネット連動ではない家電をむりやり連動させてしまうというのは、
とてもおもしろそうな遊び方だなぁと思いました。
話の中で出てきた、bluetoothが繋がらない＝bluetoothレシーバ所持者が
その場を立ち去ったとみなす＞部屋の機器が節電モードに移行する
というのは、結構頭いいアイデアだなと思いました。
シークレットゲスト？増井俊之さん登壇。
名言続々登場で会場は爆笑の渦に。
http://wiredvision.jp/blog/masui/
インターフェースはどうしますかというその後に続いた質問に対して
「Apple Remoteでだいたいできるし、
どうしても出来ないことがあったらそのためのインターフェースを書いてしまえばいい」
http://d.hatena.ne.jp/gamella/20081023/1224692976
関連リンク:キャズム会議での増井俊之語録 - Future Insight
ともかく、最後の増井さんの語録に
おいしいところ全部持って行かれたというか素晴らしいw。
で、この後二次会＆三次会〜始発まで飲みながら
ぐるぐるとTVの周りを巡る話が六本木で続いたのでした。
