小さくても多機能!そして使いやすいChamaeleo Tail Loop MKII!


One Controlの最新スイッチャー、Chamaeleo Tail Loop MKII。その機能や使い方を全てお見せします!

エフェクターボードの使い勝手を高め、操作性を上げるためのスイッチャーが一番場所を取ってしまっては意味がありません。小型(440(W) x 56(D) x 38(H) mm)、軽量(約780g)の筐体に、4シリーズループ、1セパレートループ、さらにチューナー
アウト・ミュートスイッチと電源供給を搭載した5プログラムループです。
6つのDC OUTを搭載し、最大6台のエフェクターに電源供給が可能。ペダル5つとチューナー1つを同時に駆動させる
ことができます。新開発の3カラーLEDを用いたサイクルタイプのバンク切替により、1フットスイッチと1LEDのみで3バンク分の操作を実現。同サイズではこれまで以上の高機能を小さな筐体に詰め込みました。操作性もシンプルで持ち運びやすく、さらに低価格を実現しました。

1. BANK / DIRECT
プログラムモードでは、このスイッチはバンクの切替に使用します(GREEN / RED / BLUE)。プログラムモード時にBANK
スイッチを短く押せば、バンクの選択が可能です。この時、BANK LEDが点滅し、このスイッチを押すごとにGREEN、RED、BLUE、GREEN・・・というように色が変わります。選択したいLEDカラーの状態で、PGM1〜5のスイッチを
押せば、プログラムを選択できます。
また、プログラムモード、ダイレクトモードのどちらのモードでも、このスイッチを2秒以上長押しすることで、プログラムモードとダイレクトモードの切替ができます。BANK LED点滅中は長押ししてもモードの切替はできません。

2.PGM1/L1 ~PGM5/L5
プログラムモードでは、これらのスイッチはプログラムの選択に使用します。BANK LEDが点灯中は、PGM1〜5のフット
スイッチで、同じバンク内のプログラムを選択します。BANKスイッチを押してBANK LEDが点滅している間は、点滅して
いるLEDのカラー(GREEN、RED、BLUE)のバンクのプログラムを選択します。
ダイレクトモードでは、L1〜L5のスイッチで、5つのループのON/OFFを個別に行えます。ループ5をフットスイッチとして
使用する場合、L5でフットスイッチの切替が可能です。

3.MUTE/TUNER OUT
このスイッチを押すと、出力がミュートされ、チューナーアウトからのみ信号バイパス信号が出力されます。プログラムモード、ダイレクトモードのどちらでもミュートが可能です。ミュートしていない時には、チューナーアウトから信号は出力されません。



4.L1~L5 Programming Buttons
プログラムモードでは、選択中のプログラムにおける各ループのON/OFFをボタン操作で設定できます。ボタンの中央にあるLEDが点灯していれば、そのループがONになっていることを示します。設定は自動的にセーブされます。
ダイレクトモードでは、このボタンでの操作はできません。ダイレクトモードに入る前に選択されていたプログラムの設定を
常時表示していますので、ダイレクトモードからプログラムモードに戻った時にどのループがONになっているのかを確認
することができます。

5.Programming Lock switch
このスイッチをLockポジションにスライドさせると、L1~L5 Programming Buttonsでの操作ができなくなります。演奏中に
誤ってボタンを押してしまっても、設定したプログラムが変更されることはありません。
再びプログラムの設定を行う場合は、unLockポジションにスイッチをスライドさせます。

6.9V IN
アダプターを接続します。Chamaeleo Tail Loop MKIIはスタンダードなセンターマイナスの9VDCアダプター(165mA以上)で駆動します。One Control EPA-2000の使用を推奨します。

7.BUF IN
BJF Buffer回路を通るインプットです。

8.BUF OUT
BJF Buffer回路からのアウトプットです。Chamaeleo Tail Loop MKIIの設定にかかわらず、BJF Buffer回路からの信号が出力されます。
楽器からの入力がBUF INに接続されていて、NBUF INになにも接続されていない場合、入力された信号はBUF OUTとループ1に分岐して送られます。NBUF INにプラグが接続されている場合、ループ1へはNBUF INからの信号のみが
出力されます。

※Chamaeleo Tail Loop MKII内部のBJF Bufferは、シリーズループ1〜4とグランドを共有しています。そのため、ONに設定されているループのSENDとRETURNのグラウンドが接続されている必要があります。例えば、ONにしたループになにも
接続していなければ、BUF OUTから信号は出力されません。
また、NBUF INに楽器を接続し、ループのSENDからBUF IN、BUF OUTからループのRETURNにケーブルを接続
すれば、好きな位置に独立したバッファを挿入できます。しかし、この場合グラウンドループが起こりますので、ケーブルの
配列などによりノイズが発生する場合があります。

9.NBUF IN
BJF Bufferを通さないインプットです。

10.TUNER
チューナーアウトです。MUTE/TUNER OUTスイッチにより本体からの出力がミュートされた場合にのみ、インプットからの
信号がそのまま出力されます。

11.S1~4
シリーズループ1〜4のSENDジャックです。各ループに接続するエフェクターのインプットへと接続します。

12.R1~4
シリーズループ1〜4のRETURNジャックです。各ループに接続したエフェクターのアウトプットからのケーブルを接続します。

13.OUT
シリーズループ1〜4のアウトプットです。

14.9V OUT
Chamaeleo Tail Loop MKIIには6つの9V OUTを搭載しています。ここからエフェクトループに接続したエフェクターやチューナーなどに、センターマイナス9VDCの電源を供給できます。
供給できる電源の電流容量はChamaeleo Tail Loop MKIIを駆動しているアダプターに依存します。ここからの電源を
エフェクターにも供給する場合、本体の駆動(165mA)に加え、ご使用になるペダルの電流容量分のアダプターが必要です。ご使用のエフェクターの仕様を確認の上でご使用ください。

15.IN 5
セパレートループ5のインプットです。



16.Send 5 / N.C.
セパレートループ5からのSENDジャックです。ループ5に接続するエフェクターのインプットへと接続します。
また、この端子はノーマリークローズド(N.C./Normally Closed)のラッチングスイッチとしても使うことができます。エフェクターやアンプのチャンネル切替のリモートスイッチとして使うことができます。この端子をリモートスイッチとして使った場合、ループがONになるとジャックはオープンになります。接続するエフェクターやアンプの仕様に合わせてお使いください。

17.RETURN 5
セパレートループ5のRETURNジャックです。ループ5に接続したエフェクターからのケーブルを接続します。

18.OUT5/N.O.
セパレートループ5のアウトプットです。
また、この端子はノーマリーオープン(N.O./Normally Open)のラッチングスイッチとしても使うことができます。エフェクターやアンプのチャンネル切替のリモートスイッチとして使うことができます。この端子をリモートスイッチとして使った場合、ループがONになるとジャックはクローズになります。接続するエフェクターやアンプの仕様に合わせてお使いください。

●シグナルパス


●プログラムモードとダイレクトモード
Chamaeleo Tail Loop MKIIは、プログラムモードとダイレクトモードを備えています。
プログラムモードとダイレクトモードは、BANKスイッチを長押しすることで切替可能。いつでも即座にサウンドチェックや個別のペダルのON/OFFができます。

●ロックスイッチ
せっかく設定したプリセット、演奏中に誤ってボタンを踏んでプリセットが変わってしまうことのないように、プリセットをロック
するスライドスイッチを搭載しました。

●サイクル選択式のバンクセレクト
できるかぎりコンパクトに、使いやすさを失わずに機能性を追求する。例えばプリセットできる数は多いほど良いかもしれ
ませんが、その選択が煩雑になってしまっては意味がありません。
Chamaeleo Tail Loop MKIIでは、コンパクトさを失わないために1フットスイッチによるバンクセレクトを採用しました。
プリセット数を増やすため、3カラーLEDによるサイクル選択式とし、1フットスイッチで3つのバンクを実現。フットスイッチを押すたびにGREEN、RED、BLUE、GREEN…とバンクが変わります。これ以上バンクを増やすこともできますが、そうするとバンク選択が煩雑になってしまうため、最もバランス良くご使用いただける3バンクに設定しました。

●シリーズループとセパレートループ
シリーズループとは、複数のエフェクトループを直列で接続したものです。これは信号の経路を最短にすることができる反面、直列でしか使用できません。
Chamaeleo Tail Loop MKIIは、4つのシリーズループに加え、セパレートループを搭載。セパレートループは、それ自体が独立した1ループとして動作するため、アンプの前とループ内や、インプットバッファの前にエフェクトをつなぐ場合、さらに
別のパートなど完全に別経路のエフェクトを接続することもできます。これらをまとめてプログラムによって制御できるため、
フレキシブルな運用ができます。


Chamaeleo Tail Loop MKIIの特徴
・5プログラム×3バンク、15種類のメモリーが可能。
・4つのシリーズループ、1つのセパレートループを搭載。
・独立ループは、アンプのチャンネル切替スイッチとしても機能。
・視覚的に分かりやすいプログラミング機能。
・プログラムをロックするロックスイッチ搭載。
・ダイレクトモードを用いることによって、ノーマルスイッチャーとしても使用可能。
・チューナーフットスイッチはミュートスイッチとしても使用可能。
・非常にナチュラルなBJF Buffer回路を搭載。
・バッファーインプット、ノンバッファーインプット、バッファーアウトを搭載。
・市販の9Vセンターマイナスアダプター(One Control EPA-2000を推奨)で稼働。
・別売りのワンコントロールDCケーブルを使用することにより、最大で6台のエフェクターに電源供給も可能。
(電流量に注意してください。センターマイナス9Vのみに電流を供給できます。)

Max. Buffered Input Vp-p:5V
Max. Non-Buffered Input Vp-p:30V
電源:DC9V
消費電流:最大200mA
サイズ:440(W) x 56(D) x 38(H) mm(突起含まず)
    440(W) x 63(D) x 54(H) mm(突起含む)
重量:約780g

これだけの機能を持ちながら、このコンパクトさ、これこそChamaeleo Tail Loop MKIIです!


Twitterキャンペーン実施中!ペダルボードをアップして、スイッチャーを当てよう!