HGB絶好調!ギターでの動画(予告編)もあります!


昨日ご予約を開始した、One Control初のベースオーバードライブHooker's Green Bass Machine(HGB)が好調です。
たくさんの反響とご予約をいただいています。

冒頭の動画は、今後作られるサンプル用動画の予告編です。
ギターでHGBを使うとどうなるのか。何故かギターの動画が先になりましたが、その様子をお伝えできると思います。

●ギター用オーバードライブとして
Hooker's Green Bass Machineは、元々ベース用のオーバードライブとして設計されていますが、ギターでの使用も効果的です。
広いダイナミクスレンジはベースだけでなくギターの帯域も完全にカバーし、極上のコンプレッサーをかけたようなクリーンサウンドから、厚みのあるミディアムオーバードライブサウンドにまで対応します。ハイレスポンスで、ギターのVolumeコントロールで歪みを調整できる高い表現力は、多くのギター用オーバードライブを超えた境地であり、レスポンスだけを見れば、最上級のレスポンスを持つOne Control Strawberry Red OverdriveやAnodized Brown Distortionと比べても全くひけをとりません。
Hooker's Green Bass Machineをギター用オーバードライブとして使うと、“BJFカラー”の強い、独特の立体感を持つダークなヨーロピアンテイストの音色となります。
多弦ベースにも対応する周波数レンジは、ギターのローダウンチューニングや7弦、8弦、9弦といったモダンな多弦ギターにも完全に対応できます。


ギター用としてご使用の場合、SRODよりもローゲインなミディアムドライブとなります。その代わり、SRODを超えるレスポンスのドライブで、まるでBJFEペダルのような軽い癖のあるサウンドになります。
他のペダルのブースターとしても優秀です。
 

ベーシストにとって“歪みエフェクター”とは何でしょうか。プレイスタイルやジャンルによってもちろん考え方の違いはありますが、ベース用の歪みエフェクター、特にオーバードライブペダルは、アンプシミュレーター/プリアンプ、またはオンボードアクティブプリアンプの延長と考えられています。
アンプ側とベース側、両方のプリアンプの機能を満たすことを考えると、ノブや端子の数が膨らんでベース用のオーバードライブペダルはどうしても多機能化、大型化してしまいます。
特に近年、ベーシストのペダルボードは大きくなっています。歪みだけでなく、様々なエフェクトをベースに用い、楽曲に彩りを加えることはとても効果的です。そうなれば、ベースオーバードライブにもギターと同様のフットワークの軽さが必要になります。

One Control Hooker's Green Bass Machineは、ベーシストが求めるベースアンプの特性、音色だけでなく深みのあるフィーリングまでを小さな筐体に収めました。
ベースチューブアンプはオールドスクールなロックサウンドには欠かせません。チューブアンプならではのコントローラブルな音色、フィーリングは代えがたい魅力があります。
また、古いSUNNのベーストランジスタアンプなどは、モダンベースアンプでは作ることのできないハイレベルな歪みを持ち、多くのプロベーシストが絶対に手放そうとしません。
Hooker's Green Bass Machineは、多くのライブハウスやスタジオなどで使われている、モダンなベーストランジスタアンプを使い、ベースチューブアンプやオールドトランジスタアンプの持つ音やフィーリングを得られます。そのままHooker's Green Bass MachineをOFFにすれば、もちろんモダントランジスタアンプの音になります。
現代のベーシストが実践で最も触れる機会の多いモダンベーストランジスタアンプと、この小さなHooker's Green Bass Machineを組み合わせれば、多くのベーシストが求めるベースアンプサウンドが網羅できるのです。

Hooker's Green Bass Machineはベースチューブアンプに匹敵する広いダイナミクスレンジで、ベーシストの指先の表現を逃しません。クリーンと歪みのパーシャルな領域もスムースに移行し、強く歪めばオールドトランジスタアンプの華やかで安定したコンプレッションの音色となるため、意のままにベースを操ることができます。
指弾きならば絶妙なタッチを逃さず、ブルースやフュージョンからハードロック、メタルまで、グルーヴを的確に表現します。鋭くなりすぎないアタックと粒立ちの良さは、ピック弾きでの疾走感にもたつきを残しません。スラップをすれば、サムピングではパーカッシブな音の塊が飛び出し、プリングした音は安定して伸びます。
思いのままに歪みをコントロールできることは、余計な力を抜いた快適なプレイングへとつながります。

さらに多弦ベースを使用するヘヴィな楽曲には、サイドのLowトリムポットが力を発揮します。Hooker's Green Bass Machineは十分なローエンドを持っていますが、それでもローエンドが不足する際にはトリムポットを回してみてください。

Hooker's Green Bass MachineのTREBLEノブは、あえて調整幅を狭くし、微調整の効くよう設定しています。多くのライブハウスやスタジオに置かれているモダンなベースアンプには強力なEQが装備されており、基本となるベースサウンドはそこで作ります。ベースオーバードライブに必要なことは、アンプ側のEQでは調整しきれない感覚的な部分の微調整です。

多くのベース用エフェクトには、ブレンドやミックスというノブがありますが、Hooker's Green Bass Machineにはありません。歪み回路はダイナミクスレンジを狭めてしまうことがあり、これが“芯のない音”につながります。ファズや空間系エフェクトなどでは“サウンドバリエーション”としてブレンドが有効ですが、ベースオーバードライブに於けるブレンドダイナミクスレンジの補足に過ぎません。Hooker's Green Bass Machineはベースシグナルを完全に扱えるダイナミックアンプリファー回路を搭載しているため、歪ませることで芯のない音色にはならず、ブレンドノブが不要なのです。そしてそれはペダルの小型化にもつながります。
Hooker's Green Bass Machineは、機能を削減したから小型化を実現したのではなく、最大限に音色にこだわって制作しても、このサイズで十分に収まるよう設計しているのです。

また、サウンドバリエーションとして、どうしてもブレンドが必要ならば、One Control Mosquite Blenderを使うことでどんなエフェクトにもブレンドノブを追加できます。

Hooker's Green Bass Machineにはバランスドアウトはありませんが、そのままミキシングボードへと接続し、DIペダルとして使えば活き活きとしたベースサウンドをラインで作ることができます。
 

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