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2016-01-11

クリアなのに音を邪魔しない!背景に溶け込みながらくっきりと残響を作るOne Control Sea Turquoise Delay!

ディレイ。派手にフィルタをかけたり、ヴィンテージトーンを再現したり、発振やマルチタップなど様々なエフェクトが作られています。

ですが、One Control Sea Turquoise Delayほど驚いたディレイはありませんでした。

音の良さや機能はもちろんですが、このディレイを作ってしまうということに。

それはBJFがこのディレイを提案した時のことです。その着眼点に、まず驚きました。

ディレイというエフェクトは、歴史上変わった進化を遂げてきました。古くはブランクレコードや磁気ディスク、オイル缶など様々な試行錯誤の時代に始まり、その後は磁気テープを使用したテープエコーの時代へと続きます。

高価なスタジオ用デジタルディレイが開発されつつある中、小型で手頃なBBDを用いたアナログディレイが全盛となり、同時に各社独自のデジタルディレイチップを使用したコンパクトデジタルディレイも一般化しました。

その後、DSPチップが広まると高性能で高機能なデジタルディレイが登場。それらがコンパクトペダルとして普及すると、同時期にBBDチップが“枯渇するのでは”と注目を集め、PT2399などBBDに変わる小型のデジタルディレイチップを使用したディレイエフェクトも多く制作されました。

こうして振り返ると、デジタルディレイが登場するまで、ディレイエフェクトは常に高音質化を求めて進化を続けています。BJFはそこに注目しました。

かつての技術者が夢見たディレイエフェクトはどんなものだったのか。それを今の技術で表すとどうなるのか。

Sea Turquoise Delayは、現存するディレイエフェクトの中でも特異な存在となるディレイエフェクトです。

クリアで澄み切ったディレイトーンはデジタルディレイ以前の技術では存在しなかった音、であるにも関わらず、なぜかSea Turquoise Delayのサウンドにはヴィンテージ“エコー”のような響きが備わっています。

明瞭すぎるデジタルディレイは、時に目立ちすぎてしまい、プレイの邪魔と感じることもあります。ところがSea Turquoise Delayのディレイサウンドは、圧倒的な明瞭でクリアなトーンでありながら、常に“主”であるプレイを引き立て、“従”に徹します。

Sea Turquoise Delayのディレイサウンドにある、どこまでも澄んだ水のような独特の質感が、ただ“原音に忠実”なだけではないディレイトーンを形作っています。

Sea Turquoise Delayのサウンドがただクリアなだけではないことは、F.Backノブを高く設定することでも確認できます。

どれほど澄んだ水であっても、深海まで光は届きません。Sea Turquoise Delayは無限大に、いつまでもディレイをリピートさせることができますが、その音色はリピートが幾重にも重なるうちに徐々に徐々に崩壊を続け、数時間が経過すると最後には切り刻まれたようなローファイサウンドへと姿を変えます。

ただ入力音を再生するだけのマシンではなく、ほんの僅かな音質の減衰を加える事で自然で現実的な存在感のある音色とする。BJFならではの感性が冴え渡る瞬間です。

この音質特性が、クリーンシグナルでもディレイが強く出すぎてしまうことが無く、また歪みと合わせれば絶妙に音色に立体感を持たせるサウンドとして出力されます。ディレイタイムを短くしても、その後ろに壮大な空間が潜んでいることを感じさせるような効果を作ります。Sea Turquoise Delayはこの上なくシンプルで小型のディレイペダルですが、その内には広大な世界が広がっているのです。

さらに、最大で原音とディレイが1:1となるよう調整されたLEVELコントロールはディレイレベルを詳細に設定できます。欲しいディレイレベルを自在に設定することで、かすかな残響からトリッキーなプレイまで、様々な使い方に対応します。

Sea Turquoise DelayをONにしたままDELAYコントロールでディレイタイムを変更すると、独創的なサウンドを作ることが出来ます。特にF.BACKを高く設定してDELAYを動かせば、それまでの美しい空間が突然歪むようなカオスなサウンドを味わえます。

DELAYを低く設定すればダブリングディレイのようなベリーショートディレイとなります。そのままF.BACKを上げると、音が連続的に続く、グリッチやトレモロのような音を作ることも出来ます。

Sea Turquoise Delayは、ディレイエフェクトとしては特殊な構造で作られています。入力音の全てを受け止めるほどのハイダイナミクスレンジ、ハイレスポンスなディレイペダルです。そのサウンドを実現する上で、ノイズレベルにも高いこだわりを持って制作しています。

いつまでも続く無限大のリピートも積極的に使うことができるよう、Sea Turquoise DelayはエフェクトOFF時にディレイシグナルを残さないトゥルーバイパススイッチングにこだわりました。

逆にエフェクトON時にはディレイシグナルがミュートされ、新しい世界の空間へと誘われるように徐々にディレイがシグナルに加わります。

また、Sea Turquoise Delayはパラレルエフェクトループなどでの使用を考慮し、キルドライスイッチを備えています。

●特徴

・澄み切ったサウンドが特徴のディレイペダル

・かつての技術者が夢見たディレイエフェクト

・明瞭でクリアながらプレイを邪魔しない独特の質感

・アルミ削り出しのハイクオリティなミニサイズケース

・電池内蔵も可能

・トゥルーバイパススイッチング


Sea Turquoise Delay(STD)は、元来ディレイエフェクトが求め続けた音色を形にしたものだ。他のどんなディレイとも違ったSTDの音色を楽しんで欲しい。

───Bjorn Juhl

D

ディレイの悪魔。

私がディレイの制作をBJFに依頼したのはかなり前の事になります。

様々なアイディアを持っていた私達は方向性に関し議論を進めます。

テープライクなディレイ、アナログライクなディレイ

または多機能なディレイ。

様々な議論が私達の間でなされました。

長い議論が佳境に入った頃、BJFが思わぬ提案をしました。

ディレイペダルが志した本当の音を

今の私達の技術と情熱があれば作りこなせると。


しかしここからが長い戦いとなります。

聞いたことの無い音を再現するという

本末転倒な課題を与えられたかのような

状況に私達が陥ったとき、

私達の諦めない頭脳が導き出した答えの

音はまるで夢か現実か分からないような音でした。

若干の煌めきを包有しながら美しくはねかえる遅延音は

天使の歌声にも悪魔の囁きにも聞こえます。

長い制作期間はこの一音で報われました。

中毒になることを覚悟の上、是非このペダルに挑んでください。

アナログディレイ時代に志したあるべきディレイの音を出そうと。

ただいま即納可能!