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2016-03-12

超強烈なアナログフランジャー!Chase Bliss Audio Spectreご予約受付中!

すさまじいフランジャーが出ます!

数十年の昔、ある意味で悪名高い“亡霊”が作り出したエフェクト。ステレオオープンリールテープの縁(フランジ)を指で触れることで左右のテープスピードを変えることで効果を作り出したというフランジャーエフェクト。この、スルーゼロフランジャーは、特にアナログの領域ではとても珍しく、実際に発生すると感動的な効果です。

Chase Bliss Audio Spectreは2つのディレイラインを使用し、それらをクロスオーバーさせて、とらえどころのない“ゼロポイント”をカバーします。このスルーゼロフランジャーペダルはオールアナログシグナルパスで構成され、多彩なコントロールによって様々なスタイルのフランジャーを作ることができます。さらに、Spectreは、コーラスやヴィブラートトーンを作ることもできます。入力信号は完全にアナログのまま出力されますが、全てのノブとスイッチは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。シグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。

デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。


●コントロール

MIX(RAMP):簡単に言えば、これは魔法のノブです。DIPスイッチでこのノブに何も割り当てていない場合、このノブはウェットとドライのミックスコントロールとして動作します。時計回り最大に回せばフルフランジサウンド、反時計回り最大に回せばチューブプリアンプライクなクリーンサウンドとなります。

さらにDIPスイッチを使うことで、他の5つのコントロール(ZERO、REGEN、RATE、WIDTH、SHIFT)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。この時、モジュレートやランプ・アンド・ホールドをDIPスイッチで設定することにより、パラメータの値を揺らしたり、パラメータの動く方向などを設定できます。つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。

ZERO:フランジャーエフェクトのマニュアルディレイタイムを設定します。“ゼロポイント”は基本的に1時〜3時あたりで設定できます。ゼロポイントを探すには、まずWIDTHコントロールを反時計回り最小に設定し、ZEROノブを1時から3時あたりで動かします。この時、DIPスイッチのPolarityの設定はネガティブに設定してください。すると、ある瞬間に音がほとんど消えてしまう時があります。これがゼロポイントです。ZEROノブを時計回り最大にすると、モジュレーションがこのゼロポイントを通り、スルーゼロフランジャーとなります。ZEROノブを反時計回り最小にすると、2つのディレイライン間のディレイタイム差が大きくなり、ゼロポイントを通らない、トラディショナルなフランジャーエフェクトのサウンドになります。

REGEN:時計回りに回すとフランジャーエフェクトのインテンシティ(強さ)が増します。高く設定していくと、自己発振から“クジラの鳴き声のような”ノイズを作ることができます。反時計回り最小に設定すればエフェクトは弱く、コーラスエフェクトに近づきます。

RPM:フランジャーのスピードを調整します。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8)スイッチ:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、DIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。また、タップテンポをランピングコントロールに設定することもできます。その時は、このスイッチで設定したテンポの半分のテンポとなります。

WIDTH:フランジャーの振れ幅を設定します。時計回りに回せばクレイジーで深いフランジトーンが得られます。

SHIFT:このコントロールはモジュレーションのセンターポイントを設定します。反時計回りに回せば、波形が早くランプアップし、徐々にランプダウンします。時計回りに回せば、ゆっくりとランプアップし、早くランプダウンします。12時の位置に設定すると、完全に対称の波形となります。

波形切り替えスイッチ(左側):ランプアップ時の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):ランプダウン時の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

WIDTH、SHIFTと2つの波形切り替えスイッチを合わせて、ModuShapeエンジンと言います。モジュレーションシェイプのコントロールに新たな世界を切り拓きます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。

Spectreはリレー回路を用いたノイズレスなトゥルーバイパススイッチングです。

Tapフットスイッチ:フランジャーのスピードをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。また、このスイッチを1秒間ホールドするとパラメータのランプをリセットします。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。

プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。それはまだ保存されていません。もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。

●入出力端子

IN:インプットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。

OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。

EXP/CV:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールはDIPスイッチで設定できます。

世界中の多くのエクスプレッションペダルを接続し、使用可能です。Chase Bliss AudioではMission Engineeringのエクスプレッションペダルを主に使用してチェックを行っています。EP-1またはEP-25kを推奨します。

また、Spectreでは0〜5VのCV(コントロールボルテージ)も接続可能です。この時、Ring側がフローティングとしてください。

TAP/MIDI:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。外部タップテンポの入力、またはSpectreのタップテンポを外部に出力できます。Chase Bliss Audio Modified Empress Midiboxを用いてMIDIクロックとシンクロすることもできます。MIDIについての詳細は後述します。

●電源・その他

SpectreのCurrent Drawは50mAです。駆動にはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。電池はご使用になれません。

インプットインピーダンスは1MΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩ未満です。

●DIPスイッチ

SpectreにあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとMIX(RAMP)ノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。DIPスイッチはトップマウントのため、ペダルをボードにセットしたまま操作できます。また底面にマジックテープを簡単に貼り付けられます。

本体のDIPスイッチの名称が赤字で記載されているものは、MIX(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルが接続されている場合はそちらに影響するスイッチです。

プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、MIX(RAMP)ノブにはMIX以外のパラメータはアサインされません。

Zero・Regen・Rate・Width・Shift(左側):on側にすることで、エクスプレッションペダルとMIX(RAMP)ノブに各パラメータをアサインできます。

Zero・Regen・Rate・Width・Shift(右側):これらのスイッチは、MIX(RAMP)ノブを右に回した際、パラメータが上がる(rise)か下がる(fall)かを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがonで、またエクスプレッションペダルが接続されていない時、各パラメータ値をモジュレート(変動)させることができます。

Polarity:このスイッチは非常にパワフルで重要なスイッチです。ポジティブフランジングとネガティブフランジングの切り替えです。デフォルト設定(off側)はネガティブポジションで、on側がポジティブポジションです。ポジティブフランジングはより音楽的なスウィープと深いローエンドを作ります。ネガティブフランジングはより強烈で“ホロウ”なトーンを作ります。ゼロポイントでは音を打ち消し合います。ゼロポイントを通る、スルーゼロフランジングではどちらのモードも面白いトーンを作ります。

MoToByp:モメンタリーバイパスの設定です。onにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Tap Control:“R”の位置ではRamp、“P”の位置ではフランジャーのスピード(RPMパラメータ)をタップテンポで設定します。RポジションではMIX(RAMP)でのRAMPコントロールのレートを設定します。このスイッチをRポジションに、BounceスイッチをONにすれば、MIX(RAMP)ノブにアサインしたパラメータのモジュレートスピードをタップテンポで設定できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:MIX(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“T”にすれば、MIX(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大(トップ)まで、“B”にすれば各パラメータのノブの位置から最小(ボトム)までの範囲で可変させることができます。

※DIPスイッチは多彩な設定ができますが、初めてペダルを使用する際には考えすぎてしまうと良くありません。まずはDIPスイッチのことを考えずにペダルの機能を把握した上で、プレイしたいことに合わせてDIPスイッチを設定してみてください。

※Ramp(パラメータの動き)の設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、各パラメータはDIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

●エクスプレッション/CVコントロールとDIPスイッチ

Zero・Regen・Rate・Width・ShiftのDIPスイッチは、MIX(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てることができます。EXP/CV端子にエクスプレッション、またはCVペダルMIX(RAMP)にこのDIPスイッチはMIX(RAMP)ノブではなく、エクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てます。

●エクスプレッション/CVコントロールによるフランジャーのマニュアルコントロール

EXP/CV端子に何らかのプラグが接続されていて、DIPスイッチで何のパラメータも割り当てられていない時、エクスプレッション/CVペダルでフランジディレイのマニュアルコントロールが可能です。エフェクトのレンジはWIDTHノブにより変化します。WIDTHノブを時計回り最大に設定すると、エフェクトのレンジも最大になります。

●エクスプレッション/CVペダルのレンジ設定

エクスプレッションペダルやCVペダルでコントロールできるパラメータのレンジは、ノブのポジションとSweep DIPスイッチにより設定できます。例えば、エクスプレッションペダルにREGENパラメータを割り当て、フィードバック無し〜自己発振までの範囲で調整したい場合、Sweep DIPスイッチをBのポジションとし、REGENノブを発振ギリギリの状態に設定します。フィードバックがもっと欲しい時にはREGENノブを高く設定します。これでエクスプレッション/CVペダルによるコントロールレンジが広がります。

エクスプレッション/CVペダルには複数のパラメータをまとめて設定できますが、各パラメータのコントロールレンジを調整することで詳細に操作感を修正できます。

●MIDI

・MIDIの設定

Spectreは、全てのパラメータをMIDIコントロールチェンジメッセージで操作することができます。また、プリセットをプログラムチェンジメッセージで呼び出すことができ、MIDIクロックメッセージでテンポのコントロールが可能です。

MIDIを使用するためには、まず下記のことを行う必要があります。

1:Chase Bliss Audio Modified Empress Midibox(別売)を用意し、Ring ActiveポートとTap/MIDIジャックをステレオケーブルで接続します。

スタンダードなEmpress Midiboxを使用することもできますが、その場合TipとRingを反転させるカスタムケーブル(または別売のMidibox Adapter Cable)を使う必要があります。

2:MIDIチャンネルをシステムに合わせて設定します。Spectreは、デフォルトでMIDIチャンネル5に設定されていますが、このチャンネルは変更できます。MIDIチャンネルを変更したい場合、2つのフットスイッチを押しながら電源を入れます。その後、設定したいMIDIチャンネルのプログラムチェンジメッセージをSpectreに送信します。そうすることで、自動的にMIDIチャンネルを設定できます。

・プリセットの呼び出し

Spectreは、MIDIプログラムチェンジメッセージを使用し、最大122までのプリセットを呼び出すことができます。プリセット1と2は本体のトグルスイッチからも呼び出せます。

プログラムチェンジナンバー0は、本体のトグルスイッチが中央のポジションとなるライブモード(マニュアルモード)です。トグルスイッチが右ポジションの時はプリセット1、左ポジションの時はプリセット2となります。

・MIDIでのプリセット保存

本体のTap、BypassのフットスイッチをホールドしながらMIDIプログラムチェンジメッセージを送信すると、プリセットの保存が可能です。

例えば両方のフットスイッチを押しながらMIDIプログラムチェンジメッセージ45を送信すると、現在の設定がプリセット45に保存されます。

本体のトグルスイッチで呼び出せるプリセットはプリセット1と2のみですが、Spectreには最大122のプリセットスロットがあります。

・MIDIクロック(MIDIビートクロック)

SpectreはMIDIクロックメッセージにも対応します。MIDIクロックはクオーターノート(4分音符)を24までに細分化するMIDIメッセージです。

1-2-4(3-6-8)のタップセレクショントグルにより、ヴィブラート1周期に割り当てる音符を設定できます。

1:全音符、2:2分音符、4:4分音符、3:付点8分音符、6:8分音符、8:16分音符です。

・コントロールチェンジメッセージ

SpectreはMIDIコントロールチェンジメッセージで各種のパラメータを変更できます。

各ノブの値(各コントロールチェンジメッセージの値が0で反時計回り最小、127で時計回り最大の設定です)

MIX: CC#14

ZERO: CC#15

REGEN: CC#16

RPM: CC#17

WIDTH: CC#18

SHIFT: CC#19

RAMP: CC#20

Midi Note Divisions: CC#21

このパラメータは、値が0の時に全音符、1で2分音符、2で付点8分、3で4分音符、4で8分音符、5で16分音符となります。

Midi Clock Ignore: CC#51

値を0に設定すると、MIDIクロックメッセージを無視します。127に設定するとMIDIクロックメッセージが有効になります。デフォルトではMIDIクロックメッセージが有効です。

Tap Switch: CC#93

何らかの値が送信されると、タップテンポスイッチが押されたと認識します。MIDIを通してタップテンポ設定を行う際に使用します。

Expression: CC#100

値が0ではOFF、127で最大まで踏み込んだ設定となり、その間の数値は全てエクスプレッションペダルの中間的な位置になります。数値はエクスプレッションペダルの踏み込み具合を表します。エクスプレッションペダルでコントロールするパラメータは本体のDIPスイッチで設定できます。

Bypass Switch: CC#102

127でエフェクトON、0でエフェクトOFFとなります。エフェクトON時に127の値を送信すると、全てのランピングをリセットできます。

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2016-03-06

コンパクトなのに超多機能!圧巻のコーラス/ヴィブラート、Chase Bliss Audio Warped Vinyl MkII再入荷!

スタンダードなコンパクトペダルながら、他を寄せ付けない圧倒的な機能とサウンドが人気のChase Bliss Audio Warped Vinyl MkIIが再入荷します!ただいまご予約受付中!

Chase Bliss Audioは、アメリカ、ミネソタ州ミネアポリスにてプロダクトを設計、制作しています。特に、オーディオシグナルが通過する部分はトップグレードのコンポーネンツを用いて作られています。筐体へのスルーホールやアセンブリは全て手作業で行われます。

Chase Bliss Audioの目標は、オリジナルでクリエイティブなアナログデザインとデジタルコントロールを組み合わせ、全く新しい世界を作ることです。Chase Bliss Audioのプロダクトは、少し個性的かもしれません。普通のストンプボックスでは満足できないプレイヤーに、そしてこだわり高きプレイヤーのために作られています。

そのために、あえてコストがかかると分かりながらもUSAにてハンドメイドを貫いています。

また、オーディオシグナルは完全にアナログのままであることを求めながら、同時に幅広く、しかも細かなパラメータ調整を必要とする、ある種クレイジーなプレイヤーのため、Chase Bliss Audioはデジタルコントロールを組み合わせました。

・Chase Bliss Audioの歴史(ショートストーリー)

「これはどうなっているの?」2003年、私は紫色のストラトキャスターをチープなペダルとアンプにつないでかき鳴らしながら、その言葉がずっと頭のなかを回っていました。当時、私は機材の仕組みなどについては何も知りませんでした。

その答えを探すために大学に行き、電気工学を専攻し、特にオーディオアプリケーションについて学びました。

2007年、私の弟のChase Korteが、飲酒による無謀運転のドライバーの犠牲になりました。それを忘れようとするように、私はがむしゃらに働きました。Chaseの人生の哲学はジョセフ・キャンベルの「Follow Your Bliss」という言葉で形作られていました。私は4年間、とある有名なブティックギターエフェクトブランドで働き、エフェクターについて多くのことを学びました。

2013年、私は独立しました。会社の名前は弟のChaseと、彼の人生を忘れないよう、Chase Bliss Audioと名付けることに決めました。

Joel Korte

 

Chase Bliss Audio Warped Vinyl mkIIの、どろりと濃厚なアナログサウンド。その音色はまるで、Warped Vinyl mkIIの由来にもなった、ぐにゃぐにゃに歪んだアナログレコードのようです。

もともと、歪んだアナログレコードの独特な揺れを作ることが、この驚異的なペダルの始まりでした。

アナログレコードの場合は、針がレコードの表面を擦り、その振動がアナログのまま音に変わります。Chase Bliss Audio Warped Vinyl mkIIも、入力信号は完全にアナログのまま出力されます。しかし、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。

ギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。

デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。

この“トゥルーピッチ”アナログヴィブラート/コーラスペダルのオールアナログシグナルパスとデジタルコントロールの融合は、無限大のコーラス、ヴィブラートサウンドを作ります。

Warped Vinyl mkIIは、初代Warped Vinylと比べ、トーンノブ、トランスペアレントヴィブラート/コーラスやノイズ、操作性などを見直し、多彩なDPスイッチの配置を含め、随所が進化しました。

●コントロール

TONE(RAMP):簡単に言えば、これは魔法のノブです。DIPスイッチでこのノブに何も割り当てていない場合、このノブはピッチベンディングヴィブラートに作用するこのノブはToneノブとして動作します。ドライシグナルには効果がなく、エフェクトシグナルにのみ効果があります。Mixコントロールと合わせることで、Toneの効きの強さも変わります。時計回り最大ではきらびやかでトランスペアレントな音色が得られます。反時計回り最小設定ではダークで濁ったサウンドとなります。

さらにDIPスイッチを使うことで、他の5つのコントロール(VOLUME、MIX、RPM、DEPTH、WARP)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。この時、モジュレートやランプ・アンド・ホールドをDIPスイッチで設定することにより、パラメータの値を揺らしたり、パラメータの動く方向などを設定できます。つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。例えば、Volumeパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトを作ることもできます。

VOLUME:エフェクトレベルの設定です。Warped Vinyl mkIIは広大なヘッドルームを持ち、強いブーストが可能です。JFETブースト回路は内部で18Vに昇圧されています。この回路に他のブーストペダルなどを組み合わせれば、アンプライクな歪みを加えることもできます。

また、このノブはTONE(RAMP)コントロール、またはエクスプレッションペダルで操作することができます。エクスプレッションペダルを使用すれば、ヴォリュームペダルのような使い方も可能です。Warped Vinyl mkIIのヴォリュームセクションはハイファイセットアップのオーディオフォングレードの音量調整と同等のものです。

MIX:完全なウェットから完全なドライまで設定できる、ウェットとドライのバランス調整ノブです。中央付近ではスムーズなコーラスサウンドに、右に回せばヴィブラートへと近づきます。フルスペクトルのドライシグナルと、TONEノブで音色を調整できるヴィブラートシグナルを組み合わせ、コーラスのトーンをコントロールするような使い方もできます。

RPM:コーラス/ヴィブラートのスピードを調整します。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8)スイッチ:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、DIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。また、タップテンポをランピングコントロールに設定することもできます。その時は、このスイッチで設定したテンポの半分のテンポとなります。

DEPTH:ヴィブラートの揺れ幅を調整します。高く設定すれば強烈なピッチヴィブラートになります。初代Warped Vinylよりもさらに強力でクレイジーなモジュレーションに設定できます。

WARP:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。中央では対称の波形になります。

波形切り替えスイッチ(左側):ランプアップ時の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):ランプダウン時の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

DEPTH、WARPと2つの波形切り替えスイッチを合わせて、ModuShapeエンジンと言います。モジュレーションシェイプのコントロールに新たな世界を切り拓きます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。

Warped Vinyl mkIIはリレー回路を用いたトゥルーバイパススイッチングです。

Tapフットスイッチ:ヴィブラートのスピードやランプタイムをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。

プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。それはまだ保存されていません。もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。

●入出力端子

IN:インプットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。

OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。

EXP/CV:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールはDIPスイッチで設定できます。

世界中の多くのエクスプレッションペダルを接続し、使用可能です。Chase Bliss AudioではMission Engineeringのエクスプレッションペダルを主に使用してチェックを行っています。EP-1またはEP-25kを推奨します。

また、Warped Vinyl mkIIでは0〜5VのCV(コントロールボルテージ)も接続可能です。この時、Ring側がフローティングとしてください。

TAP/MIDI:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。外部タップテンポの入力、またはWarped Vinyl mkIIのタップテンポを外部に出力できます。Chase Bliss Audio Modified Empress Midiboxを用いてMIDIクロックとシンクロすることもできます。MIDIについての詳細は後述します。

●電源・その他

Warped Vinyl mkIIのCurrent Drawは25mAです。駆動にはアルカリ9V電池、またはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。

インプットインピーダンスは1MΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩ未満です。

●DIPスイッチ

Warped Vinyl mkIIにあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとTONE(RAMP)ノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。初代Warped Vinylではペダル底面にあったDIPスイッチですが、mkIIではトップマウントとしたことでペダルをボードにセットしたまま操作できるようになりました。また底面にマジックテープを簡単に貼り付けられます。

DIPスイッチの名称が赤字で記載されているものは、TONE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルが接続されている場合はそちらに影響するスイッチです。

プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、TONE(RAMP)ノブにはTONE以外のパラメータはアサインされません。

Volume・Mix・RPM・Depth・Warp(左側):ON側にすることで、エクスプレッションペダルとTONE(RAMP)ノブに各パラメータをアサインできます。

Volume・Mix・RPM・Depth・Warp(右側):これらのスイッチは、TONE(RAMP)ノブを右に回した際、パラメータが上がるか下がるかを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがONで、またエクスプレッションペダルが接続されていない時、各パラメータ値をモジュレート(変動)させることができます。

Lo-Fi:ONにすると、ヴィブラートサウンドがローファイとなります。

MoToByp:モメンタリーバイパスの設定です。ONにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Tap Control:“R”の位置ではRamp、“P”の位置ではヴィブラートのスピード(RPMパラメータ)をタップテンポで設定します。RポジションではTONE(RAMP)でのRAMPコントロールのレートを設定します。このスイッチをRポジションに、BounceスイッチをONにすれば、TONE(RAMP)ノブにアサインしたパラメータのモジュレートスピードをタップテンポで設定できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:TONE(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“T”にすれば、TONE(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大(トップ9まで、“B”にすれば各パラメータのノブの位置から最小(ボトム)までの範囲で可変させることができます。

※DIPスイッチは多彩な設定ができますが、初めてペダルを使用する際には考えすぎてしまうと良くありません。まずはDIPスイッチのことを考えずにペダルの機能を把握した上で、プレイしたいことに合わせてDIPスイッチを設定してみてください。

※Ramp(パラメータの動き)の設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、各パラメータはDIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

●エクスプレッション/CVコントロールとDIPスイッチ

Volume・Mix・RPM・Depth・WarpのDIPスイッチは、TONE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てることができます。EXP/CV端子にエクスプレッション、またはCVペダルTONE(RAMP)にこのDIPスイッチはTONE(RAMP)ノブではなく、エクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てます。

●エクスプレッション/CVコントロールによる波形のダイレクトコントロール

EXP/CV端子に何らかのプラグが接続されていて、DIPスイッチで何のパラメータも割り当てられていない時、エクスプレッション/CVペダルで波形のダイレクトコントロールが可能です。Warped Vinyl mkIIに於いては、アナログのワーミーペダルのようなエフェクトを作ることができます。エフェクトのレンジはDepthノブにより変化します。Depthノブを時計回り最大に設定すると、エフェクトのレンジも最大になります。

●エクスプレッション/CVペダルのレンジ設定

エクスプレッションペダルやCVペダルでコントロールできるパラメータのレンジは、ノブのポジションとSweep DIPスイッチにより設定できます。例えば、エクスプレッションペダルにVOLUMEパラメータを割り当て、無音〜ユニティゲインまでの範囲で調整したい場合、Sweep DIPスイッチをBのポジションとし、VOLUMEノブをユニティゲインに設定します。最大音量がもっと欲しい時にはVOLUMEノブを高く設定します。これでエクスプレッション/CVペダルによるコントロールレンジが広がります。

エクスプレッション/CVペダルには複数のパラメータをまとめて設定できますが、各パラメータのコントロールレンジを調整することで詳細に操作感を修正できます。

●MIDI

・MIDIの設定

Warped Vinyl mkIIは、全てのパラメータをMIDIコントロールチェンジメッセージで操作することができます。また、プリセットをプログラムチェンジメッセージで呼び出すことができ、MIDIクロックメッセージでテンポのコントロールが可能です。

MIDIを使用するためには、まず下記のことを行う必要があります。

1:Chase Bliss Audio Modified Empress Midibox(別売)を用意し、Ring ActiveポートとTap/MIDIジャックをステレオケーブルで接続します。

スタンダードなEmpress Midiboxを使用することもできますが、その場合TipとRingを反転させるカスタムケーブル(または別売のMidibox Adapter Cable)を使う必要があります。

2:MIDIチャンネルをシステムに合わせて設定します。Warped Vinyl mkIIは、デフォルトでMIDIチャンネル5に設定されていますが、このチャンネルは変更できます。MIDIチャンネルを変更したい場合、2つのフットスイッチを押しながら電源を入れます。その後、設定したいMIDIチャンネルのプログラムチェンジメッセージをWarped Vinyl mkIIに送信します。そうすることで、自動的にMIDIチャンネルを設定できます。

・プリセットの呼び出し

Warped Vinyl mkIIは、MIDIプログラムチェンジメッセージを使用し、最大122までのプリセットを呼び出すことができます。プリセット1と2は本体のトグルスイッチからも呼び出せます。

プログラムチェンジナンバー0は、本体のトグルスイッチが中央のポジションとなるライブモード(マニュアルモード)です。トグルスイッチが右ポジションの時はプリセット1、左ポジションの時はプリセット2となります。

・MIDIでのプリセット保存

本体のTap、BypassのフットスイッチをホールドしながらMIDIプログラムチェンジメッセージを送信すると、プリセットの保存が可能です。

例えば両方のフットスイッチを押しながらMIDIプログラムチェンジメッセージ45を送信すると、現在の設定がプリセット45に保存されます。

本体のトグルスイッチで呼び出せるプリセットはプリセット1と2のみですが、Warped Vinyl mkIIには最大122のプリセットスロットがあります。

・MIDIクロック(MIDIビートクロック)

Warped Vinyl mkIIはMIDIクロックメッセージにも対応します。MIDIクロックはクオーターノート(4分音符)を24までに細分化するMIDIメッセージです。

1-2-4(3-6-8)のタップセレクショントグルにより、ヴィブラート1周期に割り当てる音符を設定できます。

1:全音符、2:2分音符、4:4分音符、3:付点8分音符、6:8分音符、8:16分音符です。

・コントロールチェンジメッセージ

Warped Vinyl mkIIはMIDIコントロールチェンジメッセージで各種のパラメータを変更できます。

各ノブの値(各コントロールチェンジメッセージの値が0で反時計回り最小、127で時計回り最大の設定です)

Tone: CC#14

Volume: CC#15

Mix: CC#16

RPM: CC#17

Depth: CC#18

Warp: CC#19

Ramp: CC#20

Midi Note Divisions: CC#21

このパラメータは、値が0の時に全音符、1で2分音符、2で付点8分、3で4分音符、4で8分音符、5で16分音符となります。

Tap Switch: CC#93

何らかの値が送信されると、タップテンポスイッチが押されたと認識します。MIDIを通してタップテンポ設定を行う際に使用します。

Expression: CC#100

値が0ではOFF、127で最大まで踏み込んだ設定となり、その間の数値は全てエクスプレッションペダルの中間的な位置になります。数値はエクスプレッションペダルの踏み込み具合を表します。エクスプレッションペダルでコントロールするパラメータは本体のDIPスイッチで設定できます。

Bypass Switch: CC#102

127でエフェクトON、0でエフェクトOFFとなります。エフェクトON時に127の値を送信すると、全てのランピングをリセットできます。

D

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2016-01-12

ただ詰め込んだだけじゃない!コンパクトで使いやすく、超多機能。それがChase Bliss Audio Gravitas!

コンパクトサイズの中に機能を出来る限り詰め込む。そこには夢やロマンが詰まっている。

機能的、という言葉は、機能の数やノブ、スイッチの数だけを言うものではありません。きちんと使えて、使いやすく操作性が高い。それでこそ本当に機能的なペダルなのです。

Chase Bliss Audio Gravitas。一見、機能の数だけにこだわって詰め込んだだけのペダルに見えるかもしれませんが、実は操作性も高いのです。

ピュア・アナログのスタンダード/ハーモニックトレモロ!

Chase Bliss Audio Gravitasは、フルアナログシグナルパスのトレモロエフェクトです。多彩な音色やシェイプを実現し、数々のヴィンテージトレモロエフェクトを1台で作ることができます。

Gravitasの入力信号は完全にアナログのまま出力されます。しかし、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。

ギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。

デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。

Gravitasが作り出すトレモロエフェクトは、スタンダードでシンプルな“ヴォルリュームモジュレーション”、つまり音量が上下するだけのトレモロだけでなく、ヴィンテージブラウンフェイスアンプからインスパイアを受けたハーモニックトレモロ(Vibrato)、さらにその両方を完全にミックスしたパーフェクトな、ユニークで美しいトレモロサウンドを実現。

エフェクトをONにすると、ギターシグナルはまずゴージャスでトランスペアレントなディスクリートクラスAクリーンブーストを通り、AD823 Op-ampによるバッファーにより明瞭かつ暖かなアナログトーンを作ります。

6つのノブ。側面には凹凸が設けられた構造のノブを使っています。機能性はもちろんですがポットの操作性も硬すぎず柔らかすぎない。扱いやすいコントロールノブです。

ノブの手前には3つのスイッチがあります。この3つのスイッチにも多彩な機能が割り振られていますが、このスイッチは横方向に切り替えるトグルスイッチ。つまり蹴飛ばしてしまってもモードが変わりにくい。その上ノブを守ることもできるという構造にもなっています。スイッチ部も短く、ナット部が長いため、力がかかりにくくなっています。

フットスイッチの間にもトグルスイッチがあり、これでプリセットを選択できます。ここは高さを上手く調整することで、フットスイッチを踏んでもトグルスイッチを踏まないように設定されています。

感覚的な操作のために手前にトグルスイッチを配置し、それをきちんと調整でカバーすることで余計な操作ミスを招かないようにしています。もちろんこのトグルスイッチも横方向に切替えます。


●コントロール

DRIVE(RAMP):簡単に言えば、これは魔法のノブです。DIPスイッチでこのノブに何も割り当てていない場合、このノブはクリーンブーストのブーストレベルを調整します。Gravitasのブーストはクリーンかつトランスペアレントにギターシグナルをブーストします。また、Gravitasを18Vアダプターで駆動させると、さらに高いヘッドルームが得られます。

さらにDIPスイッチを使うことで、他の5つのコントロール(VOLUME、TONE、RATE、DEPTH、SWAY)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。この時、モジュレートやランプ・アンド・ホールドをDIPスイッチで設定することにより、パラメータの値を揺らしたり、パラメータの動く方向などを設定できます。つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。例えば、Rateパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトのレートが上下する、つまり速くなったり遅くなったりするトレモロエフェクトとなります。

VOLUME:音量の設定です。このVOLUMEは、一般的なエフェクトのVolumeコントロールとは少し違っています。DRIVE(RAMP)で設定できるブーストレベルと合わせてコントロールすることで全体の音量を調整するものです。トレモロエフェクトのコントロールをよりやりやすくするためのもので、この音量を設定してからDEPTHを調整すると扱いやすくなります。

TONE:このノブは、音楽的でワイドレンジなトーンコントロールです。12時の位置ではペダルはトランスペアレントで味付けのほとんど無い音色となります。時計回りに回せばブライトな、反時計回りに回せばスムースでメロウ、ダークな音色となります。Gravitasのトーンコントロール回路はハーモニックトレモロをベースとしたもので、ハイパス/ローパスフィルタを組み合わせています。

RPM:フェイジングエフェクトのRate(スピード)をコントロールします。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8) (S-B-H)スイッチ:タタップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、DIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。また、タップテンポをランピングコントロールに設定することもできます。その時は、このスイッチで設定したテンポの半分のテンポとなります。

また、DIPスイッチでModeを設定すれば、このスイッチは(S-B-H)スイッチとしても動作します。Sはスタンダードトレモロ、Hはハーモニックトレモロで、BはBOTH、つまり両方をミックスしたトレモロサウンドとなります。このモードではGravitasならではのトレモロサウンドが得られます。

DEPTH:トレモロの揺れ幅(深さ)を調整します。高く設定するとより深いトレモロとなり、時計回り最大設定では音が出なくなります。

SWAY:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。中央では対称の波形になります。

波形切り替えスイッチ(左側):モジュレーションの1サイクル前半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):モジュレーションの1サイクル後半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

DEPTH、SWAYと2つの波形切り替えスイッチを合わせて、ModuShapeエンジンと言います。モジュレーションシェイプのコントロールに新たな世界を切り拓きます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。バイパス時はトゥルーバイパスとなります。リレースイッチの採用により、スイッチングノイズも抑えられています。

Tapフットスイッチ:フェイザーのスピードをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。DIPスイッチにより、Ramp Timeの設定にタップスイッチを使うこともできます。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。

プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。それはまだ保存されていません。もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。

背面に設置されたDIPスイッチ。これも進化を遂げたものです。かつてのChase Blissは、このスイッチを底面に配置していました。それではペダルボードに設置した際にセッティングを変えられず、また底面にマジックテープを貼ることもできないため、この位置へと移動されています。きちんと操作性を考えていることがわかります。

GravitasにあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとDRIVE(RAMP)ノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。DIPスイッチをトップマウントとしたことでペダルをボードにセットしたまま操作できます。また底面にマジックテープを簡単に貼り付けられます。

DIPスイッチの名称が赤色で記載されているものは、DRIVE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルが接続されている場合はそちらに影響するスイッチです。

プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、DRIVE(RAMP)ノブにはDRIVE以外のパラメータはアサインされません。

Volume・Tone・Rate・Depth・Sway(左側):ON側にすることで、エクスプレッションペダルとDRIVE(RAMP)ノブに各パラメータをアサインできます。

Volume・Tone・Rate・Depth・Sway(右側):これらのスイッチは、DRIVE(RAMP)ノブを右に回した際、パラメータが上がるか下がるかを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがONで、DRIVE(RAMP)ノブが動かない時、またエクスプレッションペダルが接続されていない時に、各パラメータ値を変動(モジュレート)させることができます。

Mode:このDIPスイッチをONにすると、ペダルの1-2-4(3-6-8)スイッチを、(S-B-H)スイッチとして動作させることができます。スタンダードトレモロ、ハーモニックトレモロとその両方を組み合わせたオリジナルなトレモロトーンを設定できます。

MoToByp:モメンタリーバイパスの設定です。ONにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Tap Control:“R”の位置ではRamp、“P”の位置ではフェイザーのスピード(RATE)をタップテンポで設定します。RポジションではDRIVE(RAMP)でのRAMPコントロールのレートを設定します。このスイッチをRポジションに、BounceスイッチをONにすれば、TONE(RAMP)ノブにアサインしたパラメータのモジュレートスピードをタップテンポで設定できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:DRIVE(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“T”にすれば、DRIVE(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大まで、“B”にすれば各パラメータのノブの位置から最小までの範囲で可変させることができます。

※DIPスイッチは多彩な設定ができますが、初めてペダルを使用する際には考えすぎてしまうと良くありません。まずはDIPスイッチのことを考えずにペダルの機能を把握した上で、プレイしたいことに合わせてDIPスイッチを設定してみてください。

※Ramp(パラメータの動き)の設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、各パラメータはDIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

そしてこれだけの機能を搭載しながら、驚きの電池駆動も実現。このサイズにこれが入るというだけでもすごいのに、ただ詰め込むだけでなくエルゴノミックな要素も備えている。それがChase Bliss Audioのペダルなのです。

Chase Bliss Audioは、アメリカ、ミネソタ州ミネアポリスにてプロダクトを設計、制作しています。特に、オーディオシグナルが通過する部分はトップグレードのコンポーネンツを用いて作られています。筐体へのスルーホールやアセンブリは全て手作業で行われます。

Chase Bliss Audioの目標は、オリジナルでクリエイティブなアナログデザインとデジタルコントロールを組み合わせ、全く新しい世界を作ることです。Chase Bliss Audioのプロダクトは、少し個性的かもしれません。普通のストンプボックスでは満足できないプレイヤーに、そしてこだわり高きプレイヤーのために作られています。

そのために、あえてコストがかかると分かりながらもUSAにてハンドメイドを貫いています。

また、オーディオシグナルは完全にアナログのままであることを求めながら、同時に幅広く、しかも細かなパラメータ調整を必要とする、ある種クレイジーなプレイヤーのため、Chase Bliss Audioはデジタルコントロールを組み合わせました。

・Chase Bliss Audioの歴史(ショートストーリー)

「これはどうなっているの?」2003年、私は紫色のストラトキャスターをチープなペダルとアンプにつないでかき鳴らしながら、その言葉がずっと頭のなかを回っていました。当時、私は機材の仕組みなどについては何も知りませんでした。

その答えを探すために大学に行き、電気工学を専攻し、特にオーディオアプリケーションについて学びました。

2007年、私の弟のChase Korteが、飲酒による無謀運転のドライバーの犠牲になりました。それを忘れようとするように、私はがむしゃらに働きました。Chaseの人生の哲学はジョセフ・キャンベルの「Follow Your Bliss」という言葉で形作られていました。私は4年間、とある有名なブティックギターエフェクトブランドで働き、エフェクターについて多くのことを学びました。

2013年、私は独立しました。会社の名前は弟のChaseと、彼の人生を忘れないよう、Chase Bliss Audioと名付けることに決めました。

Joel Korte

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今なら即納可能!

 

2015-05-31

驚愕の機能を持つトレモロ!Chase Bliss Audio Gravitasご予約受付中!

すさまじい機能のトレモロペダルが入荷いたします!

Chase Bliss Audioは、アメリカ、ミネソタ州ミネアポリスにてプロダクトを設計、制作しています。特に、オーディオシグナルが通過する部分はトップグレードのコンポーネンツを用いて作られています。筐体へのスルーホールやアセンブリは全て手作業で行われます。

Chase Bliss Audioの目標は、オリジナルでクリエイティブなアナログデザインとデジタルコントロールを組み合わせ、全く新しい世界を作ることです。Chase Bliss Audioのプロダクトは、少し個性的かもしれません。普通のストンプボックスでは満足できないプレイヤーに、そしてこだわり高きプレイヤーのために作られています。

そのために、あえてコストがかかると分かりながらもUSAにてハンドメイドを貫いています。

また、オーディオシグナルは完全にアナログのままであることを求めながら、同時に幅広く、しかも細かなパラメータ調整を必要とする、ある種クレイジーなプレイヤーのため、Chase Bliss Audioはデジタルコントロールを組み合わせました。

・Chase Bliss Audioの歴史(ショートストーリー)

「これはどうなっているの?」2003年、私は紫色のストラトキャスターをチープなペダルとアンプにつないでかき鳴らしながら、その言葉がずっと頭のなかを回っていました。当時、私は機材の仕組みなどについては何も知りませんでした。

その答えを探すために大学に行き、電気工学を専攻し、特にオーディオアプリケーションについて学びました。

2007年、私の弟のChase Korteが、飲酒による無謀運転のドライバーの犠牲になりました。それを忘れようとするように、私はがむしゃらに働きました。Chaseの人生の哲学はジョセフ・キャンベルの「Follow Your Bliss」という言葉で形作られていました。私は4年間、とある有名なブティックギターエフェクトブランドで働き、エフェクターについて多くのことを学びました。

2013年、私は独立しました。会社の名前は弟のChaseと、彼の人生を忘れないよう、Chase Bliss Audioと名付けることに決めました。

Joel Korte

ピュア・アナログのスタンダード/ハーモニックトレモロ!

Chase Bliss Audio Gravitasは、フルアナログシグナルパスのトレモロエフェクトです。多彩な音色やシェイプを実現し、数々のヴィンテージトレモロエフェクトを1台で作ることができます。

Gravitasの入力信号は完全にアナログのまま出力されます。しかし、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。

ギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。

デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。

Gravitasが作り出すトレモロエフェクトは、スタンダードでシンプルな“ヴォルリュームモジュレーション”、つまり音量が上下するだけのトレモロだけでなく、ヴィンテージブラウンフェイスアンプからインスパイアを受けたハーモニックトレモロ(Vibrato)、さらにその両方を完全にミックスしたパーフェクトな、ユニークで美しいトレモロサウンドを実現。

エフェクトをONにすると、ギターシグナルはまずゴージャスでトランスペアレントなディスクリートクラスAクリーンブーストを通り、AD823 Op-ampによるバッファーにより明瞭かつ暖かなアナログトーンを作ります。

●コントロール

DRIVE(RAMP):簡単に言えば、これは魔法のノブです。DIPスイッチでこのノブに何も割り当てていない場合、このノブはクリーンブーストのブーストレベルを調整します。Gravitasのブーストはクリーンかつトランスペアレントにギターシグナルをブーストします。また、Gravitasを18Vアダプターで駆動させると、さらに高いヘッドルームが得られます。

さらにDIPスイッチを使うことで、他の5つのコントロール(VOLUME、TONE、RATE、DEPTH、SWAY)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。この時、モジュレートやランプ・アンド・ホールドをDIPスイッチで設定することにより、パラメータの値を揺らしたり、パラメータの動く方向などを設定できます。つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。例えば、Rateパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトのレートが上下する、つまり速くなったり遅くなったりするトレモロエフェクトとなります。

VOLUME:音量の設定です。このVOLUMEは、一般的なエフェクトのVolumeコントロールとは少し違っています。DRIVE(RAMP)で設定できるブーストレベルと合わせてコントロールすることで全体の音量を調整するものです。トレモロエフェクトのコントロールをよりやりやすくするためのもので、この音量を設定してからDEPTHを調整すると扱いやすくなります。

TONE:このノブは、音楽的でワイドレンジなトーンコントロールです。12時の位置ではペダルはトランスペアレントで味付けのほとんど無い音色となります。時計回りに回せばブライトな、反時計回りに回せばスムースでメロウ、ダークな音色となります。Gravitasのトーンコントロール回路はハーモニックトレモロをベースとしたもので、ハイパス/ローパスフィルタを組み合わせています。

RPM:フェイジングエフェクトのRate(スピード)をコントロールします。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8) (S-B-H)スイッチ:タタップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、DIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。また、タップテンポをランピングコントロールに設定することもできます。その時は、このスイッチで設定したテンポの半分のテンポとなります。

また、DIPスイッチでModeを設定すれば、このスイッチは(S-B-H)スイッチとしても動作します。Sはスタンダードトレモロ、Hはハーモニックトレモロで、BはBOTH、つまり両方をミックスしたトレモロサウンドとなります。このモードではGravitasならではのトレモロサウンドが得られます。

DEPTH:トレモロの揺れ幅(深さ)を調整します。高く設定するとより深いトレモロとなり、時計回り最大設定では音が出なくなります。

SWAY:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。中央では対称の波形になります。

波形切り替えスイッチ(左側):モジュレーションの1サイクル前半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):モジュレーションの1サイクル後半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

DEPTH、SWAYと2つの波形切り替えスイッチを合わせて、ModuShapeエンジンと言います。モジュレーションシェイプのコントロールに新たな世界を切り拓きます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。バイパス時はトゥルーバイパスとなります。リレースイッチの採用により、スイッチングノイズも抑えられています。

Tapフットスイッチ:フェイザーのスピードをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。DIPスイッチにより、Ramp Timeの設定にタップスイッチを使うこともできます。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。

プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。それはまだ保存されていません。もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。

●入出力端子

IN:インプレットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。

OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。

EXP/CV:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールはDIPスイッチで設定できます。

世界中の多くのエクスプレッションペダルを接続し、使用可能です。Chase Bliss AudioではMission Engineeringのエクスプレッションペダルを主に使用してチェックを行っています。EP-1またはEP-25kを推奨します。

また、Gravitasでは0〜5VのCV(コントロールボルテージ)も接続可能です。この時、Ring側がフローティングとしてください。

TAP/MIDI:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。外部タップテンポの入力、またはGravitasのタップテンポを外部に出力できます。Chase Bliss Audio Modified Empress Midiboxを用いてMIDIクロックとシンクロすることもできます。MIDIについての詳細は後述します。

●電源・その他

GravitasのCurrent Drawは20mAです。駆動にはアルカリ9V電池、またはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9V〜18Vアダプターを使用します。18Vアダプターを使用すると、より高いヘッドルームを実現しあmス。クリアなトーンを求めるなら、18Vでの駆動を推奨します。

インプットインピーダンスは1MΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩ未満です。

GravitasにあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとDRIVE(RAMP)ノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。DIPスイッチをトップマウントとしたことでペダルをボードにセットしたまま操作できます。また底面にマジックテープを簡単に貼り付けられます。

DIPスイッチの名称が赤色で記載されているものは、DRIVE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルが接続されている場合はそちらに影響するスイッチです。

プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、DRIVE(RAMP)ノブにはDRIVE以外のパラメータはアサインされません。

Volume・Tone・Rate・Depth・Sway(左側):ON側にすることで、エクスプレッションペダルとDRIVE(RAMP)ノブに各パラメータをアサインできます。

Volume・Tone・Rate・Depth・Sway(右側):これらのスイッチは、DRIVE(RAMP)ノブを右に回した際、パラメータが上がるか下がるかを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがONで、DRIVE(RAMP)ノブが動かない時、またエクスプレッションペダルが接続されていない時に、各パラメータ値を変動(モジュレート)させることができます。

Mode:このDIPスイッチをONにすると、ペダルの1-2-4(3-6-8)スイッチを、(S-B-H)スイッチとして動作させることができます。スタンダードトレモロ、ハーモニックトレモロとその両方を組み合わせたオリジナルなトレモロトーンを設定できます。

MoToByp:モメンタリーバイパスの設定です。ONにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Tap Control:“R”の位置ではRamp、“P”の位置ではフェイザーのスピード(RATE)をタップテンポで設定します。RポジションではDRIVE(RAMP)でのRAMPコントロールのレートを設定します。このスイッチをRポジションに、BounceスイッチをONにすれば、TONE(RAMP)ノブにアサインしたパラメータのモジュレートスピードをタップテンポで設定できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:DRIVE(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“T”にすれば、DRIVE(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大まで、“B”にすれば各パラメータのノブの位置から最小までの範囲で可変させることができます。

※DIPスイッチは多彩な設定ができますが、初めてペダルを使用する際には考えすぎてしまうと良くありません。まずはDIPスイッチのことを考えずにペダルの機能を把握した上で、プレイしたいことに合わせてDIPスイッチを設定してみてください。

※Ramp(パラメータの動き)の設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、各パラメータはDIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

●エクスプレッション/CVコントロールとDIPスイッチ

Volume・Tone・Rate・Depth・SwayのDIPスイッチは、DRIVE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てることができます。EXP/CV端子にエクスプレッション、またはCVペダルTONE(RAMP)にこのDIPスイッチはDRIVE(RAMP)ノブではなく、エクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てます。

●エクスプレッション/CVコントロールによる波形のダイレクトコントロール

EXP/CV端子に何らかのプラグが接続されていて、DIPスイッチで何のパラメータも割り当てられていない時、エクスプレッション/CVペダルで波形のダイレクトコントロールが可能です。Gravitasに於いては、アナログのワーミーペダルのようなエフェクトを作ることができます。エフェクトのレンジはDepthノブにより変化します。Depthノブを時計回り最大に設定すると、エフェクトのレンジも最大になります。

●エクスプレッション/CVペダルのレンジ設定

エクスプレッションペダルやCVペダルでコントロールできるパラメータのレンジは、ノブのポジションとSweep DIPスイッチにより設定できます。例えば、エクスプレッションペダルにVOLUMEパラメータを割り当て、無音〜ユニティゲインまでの範囲で調整したい場合、Sweep DIPスイッチをBのポジションとし、VOLUMEノブをユニティゲインに設定します。最大音量がもっと欲しい時にはVOLUMEノブを高く設定します。これでエクスプレッション/CVペダルによるコントロールレンジが広がります。

エクスプレッション/CVペダルには複数のパラメータをまとめて設定できますが、各パラメータのコントロールレンジを調整することで詳細に操作感を修正できます。

●MIDI

・MIDIの設定

Gravitasは、全てのパラメータをMIDIコントロールチェンジメッセージで操作することができます。また、プリセットをプログラムチェンジメッセージで呼び出すことができ、MIDIクロックメッセージでテンポのコントロールが可能です。

MIDIを使用するためには、まず下記のことを行う必要があります。

1:Chase Bliss Audio Modified Empress Midibox(別売)を用意し、Ring ActiveポートとTap/MIDIジャックをステレオケーブルで接続します。

スタンダードなEmpress Midiboxを使用することもできますが、その場合TipとRingを反転させるカスタムケーブル(または別売のMidibox Adapter Cable)を使う必要があります。

2:MIDIチャンネルをシステムに合わせて設定します。Gravitasは、デフォルトでMIDIチャンネル4に設定されていますが、このチャンネルは変更できます。MIDIチャンネルを変更したい場合、2つのフットスイッチを押しながら電源を入れます。その後、設定したいMIDIチャンネルのプログラムチェンジメッセージをGravitasに送信します。そうすることで、自動的にMIDIチャンネルを設定できます。

・プリセットの呼び出し

Gravitasは、MIDIプログラムチェンジメッセージを使用し、最大122までのプリセットを呼び出すことができます。プリセット1と2は本体のトグルスイッチからも呼び出せます。

プログラムチェンジナンバー0は、本体のトグルスイッチが中央のポジションとなるライブモード(マニュアルモード)です。トグルスイッチが右ポジションの時はプリセット1、左ポジションの時はプリセット2となります。

・MIDIでのプリセット保存

本体のTap、BypassのフットスイッチをホールドしながらMIDIプログラムチェンジメッセージを送信すると、プリセットの保存が可能です。

例えば両方のフットスイッチを押しながらMIDIプログラムチェンジメッセージ45を送信すると、現在の設定がプリセット45に保存されます。

本体のトグルスイッチで呼び出せるプリセットはプリセット1と2のみですが、Gravitasには最大122のプリセットスロットがあります。

・MIDIクロック(MIDIビートクロック)

GravitasはMIDIクロックメッセージにも対応します。MIDIクロックはクオーターノート(4分音符)を24までに細分化するMIDIメッセージです。

1-2-4(3-6-8)のタップセレクショントグルにより、ヴィブラート1周期に割り当てる音符を設定できます。

1:全音符、2:2分音符、4:4分音符、3:付点8分音符、6:8分音符、8:16分音符です。

・コントロールチェンジメッセージ

GravitasはMIDIコントロールチェンジメッセージで各種のパラメータを変更できます。

各ノブの値(各コントロールチェンジメッセージの値が0で反時計回り最小、127で時計回り最大の設定です)

Drive: CC#14

Volume: CC#15

Tone: CC#16

Rate: CC#17

Depth: CC#18

Sway: CC#19

Ramp: CC#20

Midi Note Divisions: CC#21

このパラメータは、値が0の時に全音符、1で2分音符、2で付点8分、3で4分音符、4で8分音符、5で16分音符となります。

Tap Switch: CC#93

何らかの値が送信されると、タップテンポスイッチが押されたと認識します。MIDIを通してタップテンポ設定を行う際に使用します。

Expression: CC#100

値が0ではOFF、127で最大まで踏み込んだ設定となり、その間の数値は全てエクスプレッションペダルの中間的な位置になります。数値はエクスプレッションペダルの踏み込み具合を表します。エクスプレッションペダルでコントロールするパラメータは本体のDIPスイッチで設定できます。

Bypass Switch: CC#102

127でエフェクトON、0でエフェクトOFFとなります。エフェクトON時に127の値を送信すると、全てのランピングをリセットできます。

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2015-05-04

あの多機能フェイザーが超多機能フェイザーになりました!Chase Bliss Audio Wombtone MkIIご予約受付中!

驚異的なフェイザーです!


Chase Bliss Audioは、アメリカ、ミネソタ州ミネアポリスにてプロダクトを設計、制作しています。特に、オーディオシグナルが通過する部分はトップグレードのコンポーネンツを用いて作られています。筐体へのスルーホールやアセンブリは全て手作業で行われます。

Chase Bliss Audioの目標は、オリジナルでクリエイティブなアナログデザインとデジタルコントロールを組み合わせ、全く新しい世界を作ることです。Chase Bliss Audioのプロダクトは、少し個性的かもしれません。普通のストンプボックスでは満足できないプレイヤーに、そしてこだわり高きプレイヤーのために作られています。

そのために、あえてコストがかかると分かりながらもUSAにてハンドメイドを貫いています。

また、オーディオシグナルは完全にアナログのままであることを求めながら、同時に幅広く、しかも細かなパラメータ調整を必要とする、ある種クレイジーなプレイヤーのため、Chase Bliss Audioはデジタルコントロールを組み合わせました。

・Chase Bliss Audioの歴史(ショートストーリー)

「これはどうなっているの?」2003年、私は紫色のストラトキャスターをチープなペダルとアンプにつないでかき鳴らしながら、その言葉がずっと頭のなかを回っていました。当時、私は機材の仕組みなどについては何も知りませんでした。

その答えを探すために大学に行き、電気工学を専攻し、特にオーディオアプリケーションについて学びました。

2007年、私の弟のChase Korteが、飲酒による無謀運転のドライバーの犠牲になりました。それを忘れようとするように、私はがむしゃらに働きました。Chaseの人生の哲学はジョセフ・キャンベルの「Follow Your Bliss」という言葉で形作られていました。私は4年間、とある有名なブティックギターエフェクトブランドで働き、エフェクターについて多くのことを学びました。

2013年、私は独立しました。会社の名前は弟のChaseと、彼の人生を忘れないよう、Chase Bliss Audioと名付けることに決めました。

Joel Korte


生まれる前のことを覚えていますか?

このペダル、Chase Bliss Audio Wombtone mkIIは、暖かで重厚な、やさしく快適で、流体に満ちた、まるで子宮(Womb)の中のような音色の、最高峰のアナログフェイザーです。

Wombtone mkIIの入力信号は完全にアナログのまま出力されます。しかし、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。

ギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。

デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。

Wombtone mkIIアナログフェイザーはオールアナログシグナルパスによるスムースなトーンで、70sヴィンテージフェイザーから、様々な個性的でサイケデリックなトーンを作ることができます。

初代Wombtoneから新たに搭載したMixコントロールや2、4、6段のフェイザーステージ切替えなど、様々なアップデートを施しました。これによりフルドライシグナルからフルウェットのピュアフェイズヴィブラートまでを設定でき、より多くのフェイズシフタートーンを得られるようになりました。

●コントロール

FEED(RAMP):簡単に言えば、これは魔法のノブです。DIPスイッチでこのノブに何も割り当てていない場合、このノブはフェイジングエフェクトのフィードバックをコントロールします。エフェクトそのものの厚みや濃淡をコントロールできます。ドライシグナルには効果がなく、エフェクトシグナルにのみ効果があります。時計回り最大に回せば強烈な、反時計回り最大に回せばかすかなエフェクトをかけることができます。Mixコントロールと合わせることで、さらに細かな音色の調整ができます。

さらにDIPスイッチを使うことで、他の5つのコントロール(VOLUME、MIX、RATE、DEPTH、FORM)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。この時、モジュレートやランプ・アンド・ホールドをDIPスイッチで設定することにより、パラメータの値を揺らしたり、パラメータの動く方向などを設定できます。つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。例えば、Volumeパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトを作ることもできます。

VOLUME:エフェクトレベルの設定です。Wombtone mkIIは広大なヘッドルームを持ち、強いブーストが可能です。ブースト回路は内部で昇圧されています。

また、このノブはRAMPコントロール、またはエクスプレッションペダルで操作することができます。エクスプレッションペダルを使用すれば、ヴォリュームペダルのような使い方も可能です。Wombtone mkIIのヴォリュームセクションはハイファイセットアップのオーディオフォングレードの音量調整と同等のものです。

MIX:ドライシグナル(原音)とウェットシグナル(エフェクト音)のミックスを調整します。100%ウェット設定でフェイズヴィブラート、100%ドライ設定で原音がそのまま出力されます。中間の位置で設定することで、様々なクラシックフェイズシフターの音色を表現できます。Mixコントロールはフェイズシフターではほとんど搭載されていませんが、とても効果的なコントロールです。

RATE:フェイジングエフェクトのRate(スピード)をコントロールします。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8) STG:(2-4-6)スイッチ:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、DIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。また、タップテンポをランピングコントロールに設定することもできます。その時は、このスイッチで設定したテンポの半分のテンポとなります。

また、DIPスイッチでStagesを設定すれば、このスイッチはSTG:(2-4-6)スイッチとしても動作します。2段、4段、6段のフェイズシフターステージを設定できます。基本的に段数が増えると、スムースなフェイズシフターとなります。

DEPTH:フェイザーの揺れ幅(深さ)を調整します。11時あたりに設定するとヴォーカルのようなトーンが得られます。さらに時計回りに回せばよりワイドレンジなフェイズシフターとなります。

FORM:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。中央では対称の波形になります。

波形切り替えスイッチ(左側):モジュレーションの1サイクル前半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):モジュレーションの1サイクル後半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

DEPTH、FORMと2つの波形切り替えスイッチを合わせて、ModuShapeエンジンと言います。モジュレーションシェイプのコントロールに新たな世界を切り拓きます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。バイパス時はトゥルーバイパスとなります。リレースイッチの採用により、スイッチングノイズも抑えられています。

Tapフットスイッチ:フェイザーのスピードをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。DIPスイッチにより、Ramp Timeの設定にタップスイッチを使うこともできます。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。

プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。それはまだ保存されていません。もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。

●入出力端子

IN:インプットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。

OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。

EXP/CV:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールはDIPスイッチで設定できます。

世界中の多くのエクスプレッションペダルを接続し、使用可能です。Chase Bliss AudioではMission Engineeringのエクスプレッションペダルを主に使用してチェックを行っています。EP-1またはEP-25kを推奨します。

また、Wombtone mkIIでは0〜5VのCV(コントロールボルテージ)も接続可能です。この時、Ring側がフローティングとしてください。

TAP/MIDI:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。外部タップテンポの入力、またはWombtone mkIIのタップテンポを外部に出力できます。Chase Bliss Audio Modified Empress Midiboxを用いてMIDIクロックとシンクロすることもできます。MIDIについての詳細は後述します。

●電源・その他

Wombtone mkIIのCurrent Drawは50mAです。駆動にはアルカリ9V電池、またはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。

インプットインピーダンスは500kΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩ未満です。

●DIPスイッチ

Wombtone mkIIにあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとFEED(RAMP)ノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。初代Wombtoneではペダル底面にあったDIPスイッチですが、mkIIではトップマウントとしたことでペダルをボードにセットしたまま操作できるようになりました。また底面にマジックテープを簡単に貼り付けられます。

DIPスイッチの名称がオレンジ色で記載されているものは、FEED(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルが接続されている場合はそちらに影響するスイッチです。

プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、FEED(RAMP)ノブにはFEED以外のパラメータはアサインされません。

Volume・Mix・Rate・Depth・Form(左側):ON側にすることで、エクスプレッションペダルとFEED(RAMP)ノブに各パラメータをアサインできます。

Volume・Mix・Rate・Depth・Form(右側):これらのスイッチは、FEED(RAMP)ノブを右に回した際、パラメータが上がるか下がるかを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがONで、FEED(RAMP)ノブが動かない時、またエクスプレッションペダルが接続されていない時に、各パラメータ値を変動(モジュレート)させることができます。

Stages:このDIPスイッチをONにすると、ペダルの1-2-4(3-6-8)スイッチを、STG:(2-4-6)スイッチとして動作させることができます。2段、4段、6段のフェイズシフター段数を設定できます。2ステージフェイズシフターはmkIIからの新たなモードです。

MoToByp:モメンタリーバイパスの設定です。ONにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Tap Control:“R”の位置ではRamp、“P”の位置ではフェイザーのスピード(RATE)をタップテンポで設定します。RポジションではFEED(RAMP)でのRAMPコントロールのレートを設定します。このスイッチをRポジションに、BounceスイッチをONにすれば、TONE(RAMP)ノブにアサインしたパラメータのモジュレートスピードをタップテンポで設定できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:FEED(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“T”にすれば、FEED(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大まで、“B”にすれば各パラメータのノブの位置から最小までの範囲で可変させることができます。

※DIPスイッチは多彩な設定ができますが、初めてペダルを使用する際には考えすぎてしまうと良くありません。まずはDIPスイッチのことを考えずにペダルの機能を把握した上で、プレイしたいことに合わせてDIPスイッチを設定してみてください。

※Ramp(パラメータの動き)の設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、各パラメータはDIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

●エクスプレッション/CVコントロールとDIPスイッチ

Volume・Mix・Rate・Depth・FormのDIPスイッチは、TONE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てることができます。EXP/CV端子にエクスプレッション、またはCVペダルTONE(RAMP)にこのDIPスイッチはTONE(RAMP)ノブではなく、エクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てます。

●エクスプレッション/CVコントロールによる波形のダイレクトコントロール

EXP/CV端子に何らかのプラグが接続されていて、DIPスイッチで何のパラメータも割り当てられていない時、エクスプレッション/CVペダルで波形のダイレクトコントロールが可能です。Wombtone mkIIに於いては、フェイズの変わるのワウペダルのようなエフェクトを作ることができます。エフェクトのレンジはDepthノブにより変化します。Depthノブを時計回り最大に設定すると、エフェクトのレンジも最大になります。

●エクスプレッション/CVペダルのレンジ設定

エクスプレッションペダルやCVペダルでコントロールできるパラメータのレンジは、ノブのポジションとSweep DIPスイッチにより設定できます。例えば、エクスプレッションペダルにVOLUMEパラメータを割り当て、無音〜ユニティゲインまでの範囲で調整したい場合、Sweep DIPスイッチをBのポジションとし、VOLUMEノブをユニティゲインに設定します。最大音量がもっと欲しい時にはVOLUMEノブを高く設定します。これでエクスプレッション/CVペダルによるコントロールレンジが広がります。

エクスプレッション/CVペダルには複数のパラメータをまとめて設定できますが、各パラメータのコントロールレンジを調整することで詳細に操作感を修正できます。

●MIDI

・MIDIの設定

Wombtone mkIIは、全てのパラメータをMIDIコントロールチェンジメッセージで操作することができます。また、プリセットをプログラムチェンジメッセージで呼び出すことができ、MIDIクロックメッセージでテンポのコントロールが可能です。

MIDIを使用するためには、まず下記のことを行う必要があります。

1:Chase Bliss Audio Modified Empress Midibox(別売)を用意し、Ring ActiveポートとTap/MIDIジャックをステレオケーブルで接続します。

スタンダードなEmpress Midiboxを使用することもできますが、その場合TipとRingを反転させるカスタムケーブル(または別売のMidibox Adapter Cable)を使う必要があります。

2:MIDIチャンネルをシステムに合わせて設定します。Wombtone mkIIは、デフォルトでMIDIチャンネル6に設定されていますが、このチャンネルは変更できます。MIDIチャンネルを変更したい場合、2つのフットスイッチを押しながら電源を入れます。その後、設定したいMIDIチャンネルのプログラムチェンジメッセージをWombtone mkIIに送信します。そうすることで、自動的にMIDIチャンネルを設定できます。

・プリセットの呼び出し

Wombtone mkIIは、MIDIプログラムチェンジメッセージを使用し、最大122までのプリセットを呼び出すことができます。プリセット1と2は本体のトグルスイッチからも呼び出せます。

プログラムチェンジナンバー0は、本体のトグルスイッチが中央のポジションとなるライブモード(マニュアルモード)です。トグルスイッチが右ポジションの時はプリセット1、左ポジションの時はプリセット2となります。

・MIDIでのプリセット保存

本体のTap、BypassのフットスイッチをホールドしながらMIDIプログラムチェンジメッセージを送信すると、プリセットの保存が可能です。

例えば両方のフットスイッチを押しながらMIDIプログラムチェンジメッセージ45を送信すると、現在の設定がプリセット45に保存されます。

本体のトグルスイッチで呼び出せるプリセットはプリセット1と2のみですが、Wombtone mkIIには最大122のプリセットスロットがあります。

・MIDIクロック(MIDIビートクロック)

Wombtone mkIIはMIDIクロックメッセージにも対応します。MIDIクロックはクオーターノート(4分音符)を24までに細分化するMIDIメッセージです。

1-2-4(3-6-8)のタップセレクショントグルにより、ヴィブラート1周期に割り当てる音符を設定できます。

1:全音符、2:2分音符、4:4分音符、3:付点8分音符、6:8分音符、8:16分音符です。

・コントロールチェンジメッセージ

Wombtone mkIIはMIDIコントロールチェンジメッセージで各種のパラメータを変更できます。

各ノブの値(各コントロールチェンジメッセージの値が0で反時計回り最小、127で時計回り最大の設定です)

Feed: CC#14

Volume: CC#15

Mix: CC#16

Rate: CC#17

Depth: CC#18

Form: CC#19

Ramp: CC#20

Midi Note Divisions: CC#21

このパラメータは、値が0の時に全音符、1で2分音符、2で付点8分、3で4分音符、4で8分音符、5で16分音符となります。

Tap Switch: CC#93

何らかの値が送信されると、タップテンポスイッチが押されたと認識します。MIDIを通してタップテンポ設定を行う際に使用します。

Expression: CC#100

値が0ではOFF、127で最大まで踏み込んだ設定となり、その間の数値は全てエクスプレッションペダルの中間的な位置になります。数値はエクスプレッションペダルの踏み込み具合を表します。エクスプレッションペダルでコントロールするパラメータは本体のDIPスイッチで設定できます。

Bypass Switch: CC#102

127でエフェクトON、0でエフェクトOFFとなります。エフェクトON時に127の値を送信すると、全てのランピングをリセットできます。

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2015-05-03

コーラス/ヴィブラートを極め尽くせ!Chase Bliss Audio Warped Vinyl MkIIご予約受付中!

フルアナログのコーラスやヴィブラートをデジタルでコントロールする!それを極めるとこうなります!

 

Chase Bliss Audioは、アメリカ、ミネソタ州ミネアポリスにてプロダクトを設計、制作しています。特に、オーディオシグナルが通過する部分はトップグレードのコンポーネンツを用いて作られています。筐体へのスルーホールやアセンブリは全て手作業で行われます。

Chase Bliss Audioの目標は、オリジナルでクリエイティブなアナログデザインとデジタルコントロールを組み合わせ、全く新しい世界を作ることです。Chase Bliss Audioのプロダクトは、少し個性的かもしれません。普通のストンプボックスでは満足できないプレイヤーに、そしてこだわり高きプレイヤーのために作られています。

そのために、あえてコストがかかると分かりながらもUSAにてハンドメイドを貫いています。

また、オーディオシグナルは完全にアナログのままであることを求めながら、同時に幅広く、しかも細かなパラメータ調整を必要とする、ある種クレイジーなプレイヤーのため、Chase Bliss Audioはデジタルコントロールを組み合わせました。

・Chase Bliss Audioの歴史(ショートストーリー)

「これはどうなっているの?」2003年、私は紫色のストラトキャスターをチープなペダルとアンプにつないでかき鳴らしながら、その言葉がずっと頭のなかを回っていました。当時、私は機材の仕組みなどについては何も知りませんでした。

その答えを探すために大学に行き、電気工学を専攻し、特にオーディオアプリケーションについて学びました。

2007年、私の弟のChase Korteが、飲酒による無謀運転のドライバーの犠牲になりました。それを忘れようとするように、私はがむしゃらに働きました。Chaseの人生の哲学はジョセフ・キャンベルの「Follow Your Bliss」という言葉で形作られていました。私は4年間、とある有名なブティックギターエフェクトブランドで働き、エフェクターについて多くのことを学びました。

2013年、私は独立しました。会社の名前は弟のChaseと、彼の人生を忘れないよう、Chase Bliss Audioと名付けることに決めました。

Joel Korte

 

Chase Bliss Audio Warped Vinyl mkIIの、どろりと濃厚なアナログサウンド。その音色はまるで、Warped Vinyl mkIIの由来にもなった、ぐにゃぐにゃに歪んだアナログレコードのようです。

もともと、歪んだアナログレコードの独特な揺れを作ることが、この驚異的なペダルの始まりでした。

アナログレコードの場合は、針がレコードの表面を擦り、その振動がアナログのまま音に変わります。Chase Bliss Audio Warped Vinyl mkIIも、入力信号は完全にアナログのまま出力されます。しかし、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。

ギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。

デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。

この“トゥルーピッチ”アナログヴィブラート/コーラスペダルのオールアナログシグナルパスとデジタルコントロールの融合は、無限大のコーラス、ヴィブラートサウンドを作ります。

Warped Vinyl mkIIは、初代Warped Vinylと比べ、トーンノブ、トランスペアレントヴィブラート/コーラスやノイズ、操作性などを見直し、多彩なDPスイッチの配置を含め、随所が進化しました。

●コントロール

TONE(RAMP):簡単に言えば、これは魔法のノブです。DIPスイッチでこのノブに何も割り当てていない場合、このノブはピッチベンディングヴィブラートに作用するこのノブはToneノブとして動作します。ドライシグナルには効果がなく、エフェクトシグナルにのみ効果があります。Mixコントロールと合わせることで、Toneの効きの強さも変わります。時計回り最大ではきらびやかでトランスペアレントな音色が得られます。反時計回り最小設定ではダークで濁ったサウンドとなります。

さらにDIPスイッチを使うことで、他の5つのコントロール(VOLUME、MIX、RPM、DEPTH、WARP)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。この時、モジュレートやランプ・アンド・ホールドをDIPスイッチで設定することにより、パラメータの値を揺らしたり、パラメータの動く方向などを設定できます。つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。例えば、Volumeパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトを作ることもできます。

VOLUME:エフェクトレベルの設定です。Warped Vinyl mkIIは広大なヘッドルームを持ち、強いブーストが可能です。JFETブースト回路は内部で18Vに昇圧されています。この回路に他のブーストペダルなどを組み合わせれば、アンプライクな歪みを加えることもできます。

また、このノブはTONE(RAMP)コントロール、またはエクスプレッションペダルで操作することができます。エクスプレッションペダルを使用すれば、ヴォリュームペダルのような使い方も可能です。Warped Vinyl mkIIのヴォリュームセクションはハイファイセットアップのオーディオフォングレードの音量調整と同等のものです。

MIX:完全なウェットから完全なドライまで設定できる、ウェットとドライのバランス調整ノブです。中央付近ではスムーズなコーラスサウンドに、右に回せばヴィブラートへと近づきます。フルスペクトルのドライシグナルと、TONEノブで音色を調整できるヴィブラートシグナルを組み合わせ、コーラスのトーンをコントロールするような使い方もできます。

RPM:コーラス/ヴィブラートのスピードを調整します。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8)スイッチ:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、DIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。また、タップテンポをランピングコントロールに設定することもできます。その時は、このスイッチで設定したテンポの半分のテンポとなります。

DEPTH:ヴィブラートの揺れ幅を調整します。高く設定すれば強烈なピッチヴィブラートになります。初代Warped Vinylよりもさらに強力でクレイジーなモジュレーションに設定できます。

WARP:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。中央では対称の波形になります。

波形切り替えスイッチ(左側):ランプアップ時の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):ランプダウン時の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

DEPTH、WARPと2つの波形切り替えスイッチを合わせて、ModuShapeエンジンと言います。モジュレーションシェイプのコントロールに新たな世界を切り拓きます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。

Warped Vinyl mkIIはリレー回路を用いたトゥルーバイパススイッチングです。

Tapフットスイッチ:ヴィブラートのスピードやランプタイムをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。

プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。それはまだ保存されていません。もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。

●入出力端子

IN:インプットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。

OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。

EXP/CV:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールはDIPスイッチで設定できます。

世界中の多くのエクスプレッションペダルを接続し、使用可能です。Chase Bliss AudioではMission Engineeringのエクスプレッションペダルを主に使用してチェックを行っています。EP-1またはEP-25kを推奨します。

また、Warped Vinyl mkIIでは0〜5VのCV(コントロールボルテージ)も接続可能です。この時、Ring側がフローティングとしてください。

TAP/MIDI:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。外部タップテンポの入力、またはWarped Vinyl mkIIのタップテンポを外部に出力できます。Chase Bliss Audio Modified Empress Midiboxを用いてMIDIクロックとシンクロすることもできます。MIDIについての詳細は後述します。

●電源・その他

Warped Vinyl mkIIのCurrent Drawは25mAです。駆動にはアルカリ9V電池、またはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。

インプットインピーダンスは1MΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩ未満です。

●DIPスイッチ

Warped Vinyl mkIIにあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとTONE(RAMP)ノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。初代Warped Vinylではペダル底面にあったDIPスイッチですが、mkIIではトップマウントとしたことでペダルをボードにセットしたまま操作できるようになりました。また底面にマジックテープを簡単に貼り付けられます。

DIPスイッチの名称が赤字で記載されているものは、TONE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルが接続されている場合はそちらに影響するスイッチです。

プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、TONE(RAMP)ノブにはTONE以外のパラメータはアサインされません。

Volume・Mix・RPM・Depth・Warp(左側):ON側にすることで、エクスプレッションペダルとTONE(RAMP)ノブに各パラメータをアサインできます。

Volume・Mix・RPM・Depth・Warp(右側):これらのスイッチは、TONE(RAMP)ノブを右に回した際、パラメータが上がるか下がるかを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがONで、またエクスプレッションペダルが接続されていない時、各パラメータ値をモジュレート(変動)させることができます。

Lo-Fi:ONにすると、ヴィブラートサウンドがローファイとなります。

MoToByp:モメンタリーバイパスの設定です。ONにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Tap Control:“R”の位置ではRamp、“P”の位置ではヴィブラートのスピード(RPMパラメータ)をタップテンポで設定します。RポジションではTONE(RAMP)でのRAMPコントロールのレートを設定します。このスイッチをRポジションに、BounceスイッチをONにすれば、TONE(RAMP)ノブにアサインしたパラメータのモジュレートスピードをタップテンポで設定できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:TONE(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“T”にすれば、TONE(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大(トップ9まで、“B”にすれば各パラメータのノブの位置から最小(ボトム)までの範囲で可変させることができます。

※DIPスイッチは多彩な設定ができますが、初めてペダルを使用する際には考えすぎてしまうと良くありません。まずはDIPスイッチのことを考えずにペダルの機能を把握した上で、プレイしたいことに合わせてDIPスイッチを設定してみてください。

※Ramp(パラメータの動き)の設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、各パラメータはDIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

●エクスプレッション/CVコントロールとDIPスイッチ

Volume・Mix・RPM・Depth・WarpのDIPスイッチは、TONE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てることができます。EXP/CV端子にエクスプレッション、またはCVペダルTONE(RAMP)にこのDIPスイッチはTONE(RAMP)ノブではなく、エクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てます。

●エクスプレッション/CVコントロールによる波形のダイレクトコントロール

EXP/CV端子に何らかのプラグが接続されていて、DIPスイッチで何のパラメータも割り当てられていない時、エクスプレッション/CVペダルで波形のダイレクトコントロールが可能です。Warped Vinyl mkIIに於いては、アナログのワーミーペダルのようなエフェクトを作ることができます。エフェクトのレンジはDepthノブにより変化します。Depthノブを時計回り最大に設定すると、エフェクトのレンジも最大になります。

●エクスプレッション/CVペダルのレンジ設定

エクスプレッションペダルやCVペダルでコントロールできるパラメータのレンジは、ノブのポジションとSweep DIPスイッチにより設定できます。例えば、エクスプレッションペダルにVOLUMEパラメータを割り当て、無音〜ユニティゲインまでの範囲で調整したい場合、Sweep DIPスイッチをBのポジションとし、VOLUMEノブをユニティゲインに設定します。最大音量がもっと欲しい時にはVOLUMEノブを高く設定します。これでエクスプレッション/CVペダルによるコントロールレンジが広がります。

エクスプレッション/CVペダルには複数のパラメータをまとめて設定できますが、各パラメータのコントロールレンジを調整することで詳細に操作感を修正できます。

●MIDI

・MIDIの設定

Warped Vinyl mkIIは、全てのパラメータをMIDIコントロールチェンジメッセージで操作することができます。また、プリセットをプログラムチェンジメッセージで呼び出すことができ、MIDIクロックメッセージでテンポのコントロールが可能です。

MIDIを使用するためには、まず下記のことを行う必要があります。

1:Chase Bliss Audio Modified Empress Midibox(別売)を用意し、Ring ActiveポートとTap/MIDIジャックをステレオケーブルで接続します。

スタンダードなEmpress Midiboxを使用することもできますが、その場合TipとRingを反転させるカスタムケーブル(または別売のMidibox Adapter Cable)を使う必要があります。

2:MIDIチャンネルをシステムに合わせて設定します。Warped Vinyl mkIIは、デフォルトでMIDIチャンネル5に設定されていますが、このチャンネルは変更できます。MIDIチャンネルを変更したい場合、2つのフットスイッチを押しながら電源を入れます。その後、設定したいMIDIチャンネルのプログラムチェンジメッセージをWarped Vinyl mkIIに送信します。そうすることで、自動的にMIDIチャンネルを設定できます。

・プリセットの呼び出し

Warped Vinyl mkIIは、MIDIプログラムチェンジメッセージを使用し、最大122までのプリセットを呼び出すことができます。プリセット1と2は本体のトグルスイッチからも呼び出せます。

プログラムチェンジナンバー0は、本体のトグルスイッチが中央のポジションとなるライブモード(マニュアルモード)です。トグルスイッチが右ポジションの時はプリセット1、左ポジションの時はプリセット2となります。

・MIDIでのプリセット保存

本体のTap、BypassのフットスイッチをホールドしながらMIDIプログラムチェンジメッセージを送信すると、プリセットの保存が可能です。

例えば両方のフットスイッチを押しながらMIDIプログラムチェンジメッセージ45を送信すると、現在の設定がプリセット45に保存されます。

本体のトグルスイッチで呼び出せるプリセットはプリセット1と2のみですが、Warped Vinyl mkIIには最大122のプリセットスロットがあります。

・MIDIクロック(MIDIビートクロック)

Warped Vinyl mkIIはMIDIクロックメッセージにも対応します。MIDIクロックはクオーターノート(4分音符)を24までに細分化するMIDIメッセージです。

1-2-4(3-6-8)のタップセレクショントグルにより、ヴィブラート1周期に割り当てる音符を設定できます。

1:全音符、2:2分音符、4:4分音符、3:付点8分音符、6:8分音符、8:16分音符です。

・コントロールチェンジメッセージ

Warped Vinyl mkIIはMIDIコントロールチェンジメッセージで各種のパラメータを変更できます。

各ノブの値(各コントロールチェンジメッセージの値が0で反時計回り最小、127で時計回り最大の設定です)

Tone: CC#14

Volume: CC#15

Mix: CC#16

RPM: CC#17

Depth: CC#18

Warp: CC#19

Ramp: CC#20

Midi Note Divisions: CC#21

このパラメータは、値が0の時に全音符、1で2分音符、2で付点8分、3で4分音符、4で8分音符、5で16分音符となります。

Tap Switch: CC#93

何らかの値が送信されると、タップテンポスイッチが押されたと認識します。MIDIを通してタップテンポ設定を行う際に使用します。

Expression: CC#100

値が0ではOFF、127で最大まで踏み込んだ設定となり、その間の数値は全てエクスプレッションペダルの中間的な位置になります。数値はエクスプレッションペダルの踏み込み具合を表します。エクスプレッションペダルでコントロールするパラメータは本体のDIPスイッチで設定できます。

Bypass Switch: CC#102

127でエフェクトON、0でエフェクトOFFとなります。エフェクトON時に127の値を送信すると、全てのランピングをリセットできます。

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2015-04-29

驚異の機能性!Chase Bliss Audioのフェイザー、Wombtoneが生産完了大特価!

とてもコンパクトサイズのエフェクターとは思えない機能を持つフェイザー、Chase Bliss Audio Wombtoneが生産完了につき大特価!


生まれる前のことを覚えていますか?

このペダル、Chase Bliss Audio Wombtoneは、暖かで重厚な、やさしく快適で、流体に満ちた、まるで子宮(Womb)の中のような音色の、最高峰のアナログフェイザーです。

Wombtoneの入力信号は完全にアナログのまま出力されます。しかし、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。

ギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。

デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。


●コントロール

RAMP:簡単に言えば、これは魔法のノブです。このノブは、他の5つのコントロール(VOLUME、FEED、RATE、DEPTH、FORM)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。アサインは、背面のDIPスイッチを使って設定します。

つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。また、Volumeパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトを作ることもできます。

VOLUME:エフェクトレベルの設定です。Wombtoneは広大なヘッドルームを持ち、強いブーストが可能です。ブースト回路は内部で18Vに昇圧されています。

また、このノブはRAMPコントロール、またはエクスプレッションペダルで操作することができます。エクスプレッションペダルを使用すれば、ヴォリュームペダルのような使い方も可能です。Wombtoneのヴォリュームセクションはハイファイセットアップのオーディオフォングレードの音量調整と同等のものです。

FEED:このノブは、フェイジングエフェクトのフィードバック量を調整します。時計回り最大に回せば強烈な、反時計回り最大に回せばかすかなエフェクトをかけることができます。

RATE:フェイジングエフェクトのRate(スピード)をコントロールします。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8)スイッチ:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、背面のDIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。

DEPTH:フェイザーの揺れ幅(深さ)を調整します。11時あたりに設定するとヴォーカルのようなトーンが得られます。

FORM:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。中央では対称の波形になります。

波形切り替えスイッチ(左側):モジュレーションの1サイクル前半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):モジュレーションの1サイクル後半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。背面のDIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。バイパス時はトゥルーとなります。リレースイッチの採用により、スイッチングノイズも抑えられています。

Tapフットスイッチ:フェイザーのスピードをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。背面のDIPスイッチにより、Ramp Timeの設定にタップスイッチを使うこともできます。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。

プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、背面DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

●入出力端子

IN:インプレットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。

OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。

EXP:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールは背面のDIPスイッチで設定できます。エクスプレッションペダルに加え、CVコントロールも使用可能です。(0-5Vをtip、Ringはフローティングに設定)

TAP:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。外部タップテンポの入力、またはWombtoneのタップテンポを外部に出力できます。MIDIアダプターTRSケーブルを使えば、Empress EffectsのMidiboxを用いてMIDIクロックとシンクロさせたり、プリセットの呼び出しやエフェクトのON/OFF、Rampリセットが可能です。WombtoneはMIDIチャンネル6を受信できます。


Wombtone背面にあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとRampノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。

16のDIPスイッチの左半分は画像の上段、右半分は下段にあたります。プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、RampノブにはRamp Time以外のパラメータはアサインされません。

Volume・Feed・Rate・Depth・Form(左側):ON側にすることで、エクスプレッションペダルとRampノブに各パラメータをアサインできます。

Volume・Feed・Rate・Depth・Form右側):これらのスイッチは、Rampノブを右に回した際、パラメータが上がるか下がるかを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがONで、Rampノブが動かない時、またエクスプレッションペダルが接続されていない時に、各パラメータ値を変動(モジュレート)させることができます。

Stages:フェイザーの段数を4段と6段で切替えます。

MoByp:モメンタリーバイパスの設定です。ONにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Top Control:“r”の位置ではRamp Time、“p”の位置ではフェイザーのスピードをタップテンポで設定します。また、BounceスイッチがONの時のモジュレーションスピードの設定にも使用できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:Rampノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“t”にすれば、Rampノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大まで、“b”にすれば各パラメータのノブの位置から最小までの範囲で可変させることができます。

※Ramp Timeの設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、Ramp Timeの間、DIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

●電源・その他

WombtoneのCurrent Drawは50mAです。駆動にはアルカリ9V電池、またはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。

インプットインピーダンスは500kΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩです。

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