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2010-03-13

衝撃のロングインタビュー Phantom fx X Shun Nokina


実は、この数日、海外に行っておりまして

ブログの公開が少しだけ滞ってしまいました、申し訳ないです。

お詫び、というわけではないですが、

今日のブログはすごいです。

あまりに長すぎるので編集しようかと思いましたが、

どこも削るところが無く、思い切って全部載せてみました。

ちょっと濃すぎるかもしれませんが、

気になっている方は是非読んでみてください。

それではご覧ください、

Phantom fxとShun Nokina氏の対談です。

-----------------------------------------------

ナインボルト(以下9V)

さて!

久しぶりに三人で話しますよね、たぶん

今回は、Phantomの新作、ベルズについて伺いたいのですけれども

まず戸高さんに質問です。

phantom fx 代表戸高氏(以下T):

はい。何なりとどうぞ。

9V:

ベルズって、結構前から計画はありましたよね?

最初に構想が出てきたのはいつ頃でしたか?

T:

去年ですね。shunいつ頃だっけ?

Shun Nokina氏。(以下S):

"ベルズ”としては去年の秋くらいですね。 でも実際にコラボレーション自体の企画はもっと前からありましたね。

9V:

なるほど

この計画って、実は私もわからないのですけど

どちらからの発案なんですか?

T:

これは、何となく秋葉原でパーツ屋巡りをしていて、、

どちらからともなくポツリと。

なんか作りたいねーと話してたのが発端だと思います。

9V:

なるほど、自然発生的だったんですね。

T:

案ていうのは、出ては消え、出ては消え、という感じでしたね。

9V:

なるほど、確かに

いったん音沙汰が無く、頓挫したのかなと思いました。実際はどうだったんですか?

T:

いやー、

 Shunがプラズマの考察とか始めちゃったんで笑 

 完璧に無かった事になりかけてたのは事実かもしれない。。

9V:

あ、そうだったんですか!笑、それは知りませんでした。

戸高さんに聞きたいです、なぜ、ここに来て復活したんですか?

T:

今回自分の完全なエゴを形にしたいっていう製品を考えてて、

同調してくれそうな人間がパッと思い浮かんだので笑

かなり口説いて、協力してもらいました。

9V:

そうだったんですね。

最初の計画から現在まで、かなり時間がたちました。

この間に、コンセプトの変更などはあったのですか?

T:

ありましたね。Dualという形でのリリースという当初のコンセプトは一旦捨てて。

phantomfxからリリースする作品に、

 Shun Nokinaに協力してもらうという形になりました。

9V:

なるほど。

ではサウンドに関して、

Shunさんにお聞きしたいです。

今回の回路設計について、少し説明していただいていいですか?

S:

もちろんです。

9V:

どういったサウンドコンセプトですか?

S:

それについては、戸高さんのほうから明確な指示がありました。

なにを隠そう僕たちはおたがいにSwedenのBJFEというエフェクターブランドが大好きなんですが、

T:

隠してないでしょw

S:

昔、そこのHBODというのを戸高さんの好みのチューン(特にNature部の改良)

にして小さくしてお渡ししたことがあったんです。

それがたしか、去年の秋でしたね。 

僕は戸高さんがそこまでHBODを大好きだということをそれまで知らなくて。。

実際そのあとに渡していろいろ話したりしているうちに、

この人は本当にHBODが大好きなんだなぁ。ということがわかりました。

そして、今回の話へとつながるわけですが、

今回、ベースにしたのはそのときに僕がチューンしたHBODや、

戸高さんが独自に分解した実機のHBODでした。

実際戸高さんの要望というのは、

最初の段階では非常にストレートなもので、

僕がその今いった、秋に個人的に作ったモデル+αのレプリカというニュアンスだったんです。

そのHBOD modは、Nature部を左に回したとき(10時以前)のローエンドの不自然な飽和感を改善し、

使える範囲に絞る。 というものをベースとして、Volを若干挙げたり、

いわばマイナーなModificationを加えたいたってオリジナルのHBODに忠実。といえるものだったんです。

僕自身も、最初はそのときの回路図を思い出し、お渡ししよう。 と思っていたのですが、

やはり、戸高さんと実際に話しているうちに、せっかくだからHBODをベースにしながらもオリジナルなPhantom FX × Shun Nokinaを作ろう。

ということになりまして。

そこで、HBODのいくつかのユニークなボイシングにつながる構造を残したまま

大幅に改造して、今回のBellsを生み出しました。

サウンド要素の中の回路、サーキットという部分に関しては僕が責任を持って設計させていただきました。

T:

大幅どころか、全ての定数、そして心臓部のICまで、僕が渡した回路図のものとは全て変わり果てて帰ってきましたけどねw

9V:

それは、その前のサウンドも興味深いですねw

お二人に聞きたいです

戸高さんにデザイン案を見せてもらいましたが

今回はSND名義ではなく、Shun Nokinaと個人名が掲載されていました。

これには何か意図があるのですか?

T:

そうですね。今回はSNDではなく、Shun Nokinaという人間にお願いした、という感じはします。

彼はSNDというブランドの中で、常に高いハードルを保って仕事をしています。

今回は、もっとフランクに、普通に同じ趣味趣向を持つビルダーの友人として協力してもらいたかった、っていうのもありますね。

Shunはどう思ってるのかはわかりませんw

9V:

ww

ではShunさんにも同じ質問です。

S:

僕の認識では、ブランド同士でコラボレーションするというのは良くも悪くも、お互いの”ブランド”の香りがするもので。

僕としては、そういうイメージではなかったんですよね。

だから、戸高さんに最初デザインに、どんな名前をいれるか?といわれたときにSNDではなくてShun Nokinaを希望しました。

もっとストレートに言えば、

僕と戸高さんはお互いにビルダーであるのはもちろんですけど、かけがえのない友人なんです。

趣味趣向が合う、というのもありますが、なにかこう深いところのシンパシーを常に感じまして。

だからこそ、SNDなんていう硬い形式ではなく、個人としてもっと遥かに深い領域で参加した。というメッセージですね。

T:

僕は彼のペダルのファンだし、嬉しいことですね。

9V:

Shunさんに聞きたいです。う〜ん、結構今までわかりやすい言葉で書いてもらいましたけど、

私がわからなくてもいいので、今回こだわった箇所ってありますか?

 S:

なるほど、、、

そうですね...

まず、はっきりさせておくとすれば、僕はサーキットと、コンポーネンツ選択に関して、このプロジェクトに関係しています。

なので、必然的に僕の拘りはそういうところにでてくるのですが、

まずコンポーネントに関しては、僕も戸高さんもマニアなんです。

T:

相当筋金入りです。はっきり言いますけどw

S:

今まで自分たちのブランドでお互いに情報交換しながら、

どうしようもないくらい秋葉原に通ってみたりして、あらゆるものを搭載してきました。

そんな中で、今回は僕のアイデアを元に戸高さんと一個づつ話し合いながらお互いの意見があったものだけを選択しました。

といっても、かなりスムーズに決まったんですけどね。。

これは他の人が相手ではこういかなかったと本当に思います。

T:

でも日本、USと、かなり倉庫駆け回ったよね。。

S:

そうですね。。 秋葉原や日本のメインストリームなWeb Shop、倉庫はもちろんのこと僕のほうでUSAの倉庫を3つ使って確保しました。

最終的に相当エキセントリックなものが3つ含まれています。

それ以外にも標準的なパーツのクオリティは折り紙つきのものを古いものかモダンなものまで、適材適所に使用しました。

適材適所。と書くとあまりにもありがちですが、

これは経験から得られたもので、かけがえのない僕たちの個性、味。というものだと思うんですよ。

T:

それがxicon社の比較的安価なカーボン抵抗と比べてどうか?

とかいわれてもどうでも良いんですよね僕ら。好きで使うし、サウンドの個性は確実にありますからね。

S:

いちおうここに今回使用されたパーツのリストを一部書いてみると、主にRに関しては、CCとMFを選りすぐりましたね。

MFに関しては、PRPがメインですね。

T:

キャンディみたいで最高なんだよな。

S:

CCに関しては僕のストックしていたNOSの5本線のAB抵抗と、OhmiteのLittle Demonを。 通称小悪魔ってやつですね。

あとは少しエキセントリックなやつを含んでいますよ。

T:

LDは俺のごり押し感が否めないけど。

S:

LDに関しては結構チャレンジングなところがありますが、僕個人的にはすごいいいと思います。

あとはCのほうに関しては

まずはメインにこちらは僕のゴリ押しで、Eroの1826をメインとして、古めのWima MKS2やEroの1808ファミリーの古いもの、1817、OS-Con、などなど

ヨーロピアンな古い香りのするものをメインとして、全体的に非常にハイクオリティです。

T:

総じて澄んでいる感じがするよねコンポーネンツに関しては。

S:

その通りですね。 凛とした雰囲気ですね。

T:

敢えてAVXのBFシリーズとWimaのMKSの中間的なサウンドの1826をチョイスしたところはもう、コレしか無いだろっていう感じで。

S:

1826は僕のシグネチャーCapといっても過言ではなく、必ず1個は毎回、過去のSNDペダルに含まれているんですよ(例外もありますが)。

後続の1817にはない魅力があるんですよね。中域のスピード感と、高域のざらつき具合に差がありますね。 それはリード線の差異に起因するといわれているのですが....(以下略)

それを戸高さんにも理解してもらった!という感じですww

1826の魅力については昔から戸高さんに押し付けていたんですww

遥か昔からww

T:

30時間くらいこの話してたかなー。

S:だから今では二人とも、マスクメロンみたいな色だし、とても愛しているんですよ。。

ですよね?戸高さん?ww

T:

そうだね。もうおれphantom fxのcustom lineの名前1826になりましたからねw洗脳に近い。。

S:

嬉しすぎる限りです。。www

さてあとはICですが、

ここについてはさっきも書いたとおり、HBODのユニークなボイシングに必要な構造を残した。ということで

2つの心臓部が必要でしたが、

両方とも違うものに変更しました。

うち、片方については僕の記憶ではエフェクター史の中で使われていた覚えがありません。。 かなりエキセントリックなものです。

もう片方はいたってノーマルですが、オリジナルHBODよりもVolをあげるという目的の一因として必要不可欠でしたね。

その他の、いくつかのサーキット上のPassive Componentsに関しても、間違いのないものを二人で選択したつもりです。

あとは、回路外の部品ですが、

僕はひとつだけ、電池スナップに発言をさせていただきました。

ここはKeystone社の最高級のもの以外考えられませんでした。 非常に信頼性が高く、これを使えたことはとても嬉しいです。

その他のものは全体的に戸高さんにゆだねていますが、

間違いないものが搭載されるでしょう。

T:

まあ、言わなくても、こうなるよな、っていう形に落ち着いた感じでしょう。

Shunは相当厳しいですからねw

S:

いや、そんなことはないですwww 言わずとも、良質なものをお互いに通じ合って選んでいるのですよ。

コンポーネンツに関してはそんなところですかね。

9V:

あつい解説、ありがとうございましたw

S:

次に、回路に関してですが、ちょっと僕ばかりしゃべっているので、あとでまたそれについてしゃべらせてもらいますww

9V:

わかりましたw

9V:

ちょっと回路についての話があったので

今度はガラッと話を変えて、少し観念的な質問を。。。

新しいペダルを作るとき、一番大事なところってなんだと思います?

T:

はい。

9V:

非常にアバウトですが、答えられたらお願いします

T:

周りを見渡して、それがおもしろいかどうか、じゃないですかね。

ちゃんと個性的で有るか、っていう部分はやはり常に考えてます。

それと、自分の中で必ず二つの挑戦をする様にしています。

一つは回路構成やコンポーネンツについて、自分の趣味から少し外れてみる。

これは常に新鮮な気持で音と向き合う為の重要なポイントです。

もう一つは、外観ですかね。

より自分の理想に近いデザイン、ユーザーの五感を刺激する少しのユーモアを。

トータルでバランスの取れた、手に取ってみたくなる様なペダルを作りたいと思っていますね。

9V:

なるほど、明確にわかりました。

これも戸高さんに聞きたいです

今まで、完璧だと思ったペダルを作ったことがありますか?もしくは、完璧と思えるペダルをさわったことがありますか?

T:

完璧だと思ったペダル。。。何だろう。無いから作ってるんですかね。。

あ、でもペダルのジャンルが偏っても良いならあります、

BJFEのPale Green Compですね。自分の中で世界一理想のコンプレッサーでした。

Shun何かある ?

S:

僕は、そうですねぇ、完璧ですか... むづかしいなぁ。。

むづかしいなぁ。。

BJFEのDRD

があと2歩で完璧だったので

そのあれからRedemptionistを作ったという経緯はありますが、

完璧ではないと思いますし.... う〜ん。。 かんぺきかぁ。。。 難しいですね。。

T:

そうだよね。だからREDは完璧なんじゃないの?w

S:

そんなことないですwww だからV3を作ろうとしているんです!www

個人的に完璧だと思うのはやはりPale Green Compですかね。

あれは完璧といっていいと思います。 戸高さんに賛成です。

T:

おお同調した!

しかもマニアックな、コンプてw

S:

あれは完璧でしょう! ローノイズ具合、歪み感の薄さ、ちゃんとしたコンプ感、独特の味付け。

どこをとっても遥かに、異次元ですね。

総じてBJFEのCompressorは本当にいいと思います。 現行のPine Green Compressorも非常にいいですし。

T:

BJFEしか誉めてないというのは非常に問題だと思うなww

9V:

それでは、サウンドに関して

Shunさんにお聞きしたいです。

難しいかもしれませんが、回路設計の部分から、サウンドの説明を言葉でお願いできますか?

S:

なるほど、もちろんです!

まずは回路設計についてですが、さっきもお話したように、HBODが持つ独特のボイシングへとつながる構造を残しながら改良しました。

具体的にどこを残したかというと、HBODというのは、ローと、ハイミッドに癖(ピーク)があり、

その間の特にローミッドと呼ばれるあたりを中心としてNatureコントロールによってEquilibrium(天秤)

にかけるような、相対的な可変方法をとっていますが、

その”天秤構造”を残しながら、その重心位置がちょとロー側に寄りすぎたので、

それを適正な位置まで補正し、その上で、もう1つのコントロールを同時に追加しました。

もともとその”天秤構造”は主に3つのファクターを同時に可変するものでしたが、

それに加えてまったく別のフィルターを同じコントロールで可変させることにより、

理解するのは難解ながらも、いたってわかりやすくユーザーにフレンドリーな"Bell"というコントロールに昇華することに成功しました。

作品の題名でもある、"Bell"の名前が指し示しているように、僕はどこかに、Bellのようなハイエンドをうまく追加する必要がありました。

"ベル"といえば僕は生粋のSuhr V60LPの愛用者でありますが、あの説明にも再三用いられていて、僕にもなじみのふかい言葉だったんです。

実設計に関しては、オーストラリアの(たしか)パース付近にある、

大きな塔の中にある、中型の鐘をイメージしました。

そのイマジネーションを豊富に活用しながら、ハイエンドを"Bell"コントロールを右に回したときに、グワン!

とでるようにしたかったのです。

机上の計算では非常に些細な変化。というものに近いものでしたが、実際には

このBell部の右側はLovepedalのEternityのような質感を若干含んでいるように僕は思いますね。

T:

Treble boost的なニュアンスね。

S:

左側(12時より手前)や、その付近に関しては、非常に繊細な"天秤”を感じてもらうことができると思いますね。

そのとおりです!

これが回路設計上の最大のキーポイントでしたね。

次に、

もうひとつHBODの独特なボイシングにつながる、2つのRC Filterがありますが、

こちらについては4つの定数をすべて変えました。

ここをバランスを崩さないようにちがうペアを導き出すのは非常に難しいものですが、

過去に、同じような構造について研究したことがあるので、数パターンイメージがわき、

それらのなかから選び、最終的にはサウンドを聞いて決めました。

最終的な結果として、さっき書いた“天秤”の中心より若干いわゆるハイミッド付近の持ち上がり方が、

HBODよりもほんの少し増えています。

そして、ハイエンドの癖のつけ方を変更することで、"Bell"コントロールとあわせて、

ピッキングに対するTouch-Sensivitinessの聴覚上の絶対値を増強してあります。

これに関しては、大きな武器ですが、HBODの独特な構造のもつスムースなDecayのおかげで、

あくまで自然にプレイすることが可能だと思います。

また、RC Filterの変更により、同時にもうひとつの僕の希望であった、gainのレイズを行いました。

HBODに対して、Gainが"12”まで上がるようになっています。

これは"痒いところに手が届く” というよりは、"せっかくだからここまで行ったらいいのにな” という感じを具現化したものです。

そしてそれ以外には、微妙なModificationを加えることにより、周波数のバランスを少しづつ定数変更することにより整えたり、Volを15%増しにしたり、という感じですね。

もちろん、先ほどお伝えした、Componentsの選別によるサウンドの変化も、相当大きい。といって間違いないと思います。

9V:

詳細な説明、ありがとうございます。

それでは、戸高さんに聞きたいです

以前は、このベルズ、限定にしたいと言っていたと思うのですが、やはりこの商品は限定になりますか?

T:

それに関しては、断言することは現時点ではできないのですが、限定にする予定は今のところありません。

というのも、沢山の方々からbellsに関するリアクションを頂くんですよ。

できる事なら、興味を持って頂いた方全ての手に行き渡る様にしたいなとは思っています。

作品としても、凄く素晴らしいペダルだなと自負してますし、

単純に、バーサタイルなものっていうものが今ありふれすぎていると思っていて。

僕らは多分、本質的にはマイノリティで居たいと思っているのかもしれないですが

結果としてできてしまったこの作品は、デッドポイントの無いものでした。

それはバーサタイルのある解釈として、非常に興味深いものだと思うのです。

何か、面白い事が起きてしまったなぁ。。と、当事者ながらワクワクしているところです。

9V:

なるほど、ワクワクが伝わってきますw

それではお二人に、質問を

今回の商品は、自信作になりましたか?

S:

僕は自分の関わったペダルについて、もちろんそれはSNDであることが多いのですが、自信があると言ったりするのはあまり好きじゃないんです。

なので、今回についても自信があるか? といわれればそれはわかりません。

ただ、戸高さんのエゴを下に自分の味をふんだんに盛り込んだと言い切れる自信はあるか? といわれれば

答えは、 Absolutelyです。

最高級に二人で追い求めました。 もうこれ以上は無理。というほどです。

そして、それが実際ユーザーに受け入れられる自信があるか?

というこについてですが

このペダルの違う解釈として

The Real Sweet Honey Overdrive

という解釈を僕はしています。

BJFEがすきだからこそこういう書き方をするのですが、

良くも悪くも、Mad ProfessorはBJFEではありません。

SHODは、Mad Professor全体に通づる非常にモダンなサウンドのするものでした。

僕はどうしてもHBODと一緒に弾いてみたときに、HBODのイナタさ、ダメな子ほど好きになれる。 

というところを忘れることができなくて。。

SHODが仮にも、HBODの進化版であるとするならば、そういうところを残して欲しかったんです。

Bellsはその点、そういう部分を大切にしているといえますよ。

T:

弾き比べてみるのもまた面白いのかもしれないね。

S:

その上で、Nature部をRefineした"Bell"の動作自体は”真実のFocus”を生み出した。 といってもいいかもしれないですね。

"Bell"自体は、Focusするようなサウンド変化ではないですが、(先ほどいったような可変です)

HBODの進化。 として考えるならば、

これだ! といえると思います。

長くなってしまいましたが、弾いて絶対に損のないペダルだと思いますよ。

特に、ODに関してはHi-Fiな流れが非常に強く、Audioライクな物が増え、そういったものばかりがもてはやされるのはおかしいことだと思うんです。

その辺の、メッセージ性について認識をしていただき、個人の価値観に新しい観点を付け加えることができれば本当に嬉しいですね。

9V:

なるほど、

戸高さんにも同じ質問をお伺いしたいです

T:

case by caseですが、Audioライクなコンポーネンツを使い、僕らのフィルターを通して製作すればLo-Fiなイナタさをスムーズに再現する事が出来ます。

今回、Gainコントロール部に1776という数値を置いたんですが

僕が昔ペンシルベニアの合唱団と国際交流をしたときに、ホームステイしていた子に貰ったキーホルダーに書かれていた数字でした。

20年近く経ち、このペダルのデザインをしている時にふとこの数字を思い出し、

調べてみると、Liberty Bellというキーワードとともに、古い写真が出てきました。

そこには1776にペンシルベニアが自由を求めた証として、大きな鐘が写っていました。

物事は時折、わけのわからない角度からリンクするものです。

1776年からの時間の歪みを感じながら僕はgainノブに1776という数字を付けました。

思いは沢山詰め込んであります。利便性過多の社会への警鐘だとも思いますし

もちろんこの業界への警告だとも思っています。

すごくピュアでセンシティブなサウンドが、この時代にどう鳴り響くのか、楽しみなところです。

僕は自信をもって、自分の信じた鐘の音を鳴らしたいし、皆にもそうしてほしいなという思いも詰まっています。

上手くまとまってますかwwShunこれ大丈夫だよな?

 という感じで、僕的にはLow Gain Wonderという感じで。マジック起きました。自信作です。

9V:

名前にこんな想いを込めていたのは初耳でした!

それでは、お二人に質問というか

待ちに待ち望んでいたユーザーさんになにか一言ありましたら!

おねがいします。

S:

では僕から一言、

今まで、長くつらつらと語らせていただきましたが、最後はこれです。

接しやすい! 結婚したい!!

以上です。wwwww

T:

wwwwwwwwwwええーー

T:

崩壊しましたね、Shun君w

9V:

びっくりしましたw大丈夫でしょうか?w

それでは、戸高さん、お願いします。

T:

そうですね、かゆい所に手が届くペダル程、言葉にすると難しいんです。

重々感じて頂けたと思いますが笑

この奇人との作業は、非常に有意義で、楽しいものでした。

皆さんの手元に届くまでもう少しかかりそうですが、責任を持って彼の世界観と僕の世界観を繋げます。

これは良いぞ。こんな2人が作るんだから間違いないでしょう!ねぇ9Vさん。

9V:

まったくそのとおりで、実は一番楽しみなのは私かもしれません(笑

T:

変な2人を雇って苦労しますね。笑

9V:

いえいえw

S:

お察しします。。

T:

南無。

S:

阿見。

T:

よし、シュン、夜中だけど秋葉行こう。サラダ食おう。

S:

いいすね!!! いきましょう!

9V:

それではお二人とも、長い間つきあっていただきありがとうございました!

行ってらっしゃい!(ただいま午前二時

2009-09-09

Shun with Toddy コラボプロジェクト、Bellsが動き出す!

Shun氏のMIXI日記から原文そのままです。

ついに動き出した待望の新プロジェクト。

実はこの商品には発売せざるを得なかった

必然的な理由があります。

次回はこの商品を発売せざるを得なかった

理由をToddy氏に直撃してみたいと思います。

−−−以下Shun氏より−−−−

はい...




極悪(?)計画のお話です。w



たぶんこの発表が一番早いかと。。。



2 in a box pedalです。。。



サイズはTwinものとしてはいたって普通な使いやすいサイズ。



内容は、


Bells 1 として、



Toddy氏の設計したFluidに僕が意見を加えて再調整されて生まれ変わったNew Fluid。


BJFEの影響を受けている僕ららしく、本家FluidよりもToneの利き方がおかしなことになっており、面白いものになっていると思います。


僕はProtoを触っただけなので、まだ完成品のサウンドがわかりませんが、コイツは一個ずつ核となる部分が単に”パーツの誤差”というだけでなくToddy氏本人の耳によって調整される予定なのでさらに個性のでた、いわゆる"作品”となるはずです!



そしてまたマニアックなことに、Low-Endのプリセット値にかなりこだわってます。w


結果的に、”横字”にこだわった(?w)マニアックな部品を使うことになりそうです。。



また、Bells 2 との直列仕様も視野に入れて、Low Gainのときのサウンドを変化させてあります。




そしてもう一サイド、Bells 2としては



僕のRED "Noir"の内部に仕込まれた超マニアックなトリマー郡を表面に使いやすい形としてだされた


Redemptionist "Special"


詳細を述べると、



REDと比べて、同じのはLow-CutとVolです。



Trebleは、"音楽的”であることを重視しながらも、ほんの少しだけTrebleの強調範囲をひろげてあります。



ただそれだけではつまらないので、12時を対称軸として、Compressionが弱まるように設計されています。


これは、まわしても極端にサウンドが変化しないことを逆手に、1KnobでもVersatilityを!と考え抜いた結果で、これから先僕の使う常套手段になるかもしれないオリジナル回路です。



そして、Gainは



本家の時点でも、かなり高いGain設定が出来たのですが、


Over the TOPということで、



Extreme Metal系にも対応できるように、最大時のGainを少しあげてあります。




そんなこんなのBellsですが、




主に、外部デザインや作品のイメージ、Bells 1サイドは



Phantom FXのToddy氏によって、



内部配線、Bells 2 サイドは



僕によって、


完成されます。







でも何よりも、一番オイシイのは、この二つが中心のスイッチにより前・後段の変更可能なオプションつきで直列に接続できるということです!



これにより、サウンドのバリエーションは無限大....





二人の作品が交わるとどのようなサウンドになるのか、僕にも想像がつきません!w





ちなみに順調に行けば来月の頭ころには発表できそうです!




そして最大の関心事お値段ですが、、、







二つのペダルの値段を合わせて少しプラスアルファしたくらい。


になるようにがんばってます!!





台数は極小になる予定です。






BJFE流派の僕たちのマニアックなハイブリッドコラボレーション企画。



ぜひ、お楽しみに!