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2015-05-04

あの多機能フェイザーが超多機能フェイザーになりました!Chase Bliss Audio Wombtone MkIIご予約受付中!

驚異的なフェイザーです!


Chase Bliss Audioは、アメリカ、ミネソタ州ミネアポリスにてプロダクトを設計、制作しています。特に、オーディオシグナルが通過する部分はトップグレードのコンポーネンツを用いて作られています。筐体へのスルーホールやアセンブリは全て手作業で行われます。

Chase Bliss Audioの目標は、オリジナルでクリエイティブなアナログデザインとデジタルコントロールを組み合わせ、全く新しい世界を作ることです。Chase Bliss Audioのプロダクトは、少し個性的かもしれません。普通のストンプボックスでは満足できないプレイヤーに、そしてこだわり高きプレイヤーのために作られています。

そのために、あえてコストがかかると分かりながらもUSAにてハンドメイドを貫いています。

また、オーディオシグナルは完全にアナログのままであることを求めながら、同時に幅広く、しかも細かなパラメータ調整を必要とする、ある種クレイジーなプレイヤーのため、Chase Bliss Audioはデジタルコントロールを組み合わせました。

・Chase Bliss Audioの歴史(ショートストーリー)

「これはどうなっているの?」2003年、私は紫色のストラトキャスターをチープなペダルとアンプにつないでかき鳴らしながら、その言葉がずっと頭のなかを回っていました。当時、私は機材の仕組みなどについては何も知りませんでした。

その答えを探すために大学に行き、電気工学を専攻し、特にオーディオアプリケーションについて学びました。

2007年、私の弟のChase Korteが、飲酒による無謀運転のドライバーの犠牲になりました。それを忘れようとするように、私はがむしゃらに働きました。Chaseの人生の哲学はジョセフ・キャンベルの「Follow Your Bliss」という言葉で形作られていました。私は4年間、とある有名なブティックギターエフェクトブランドで働き、エフェクターについて多くのことを学びました。

2013年、私は独立しました。会社の名前は弟のChaseと、彼の人生を忘れないよう、Chase Bliss Audioと名付けることに決めました。

Joel Korte


生まれる前のことを覚えていますか?

このペダル、Chase Bliss Audio Wombtone mkIIは、暖かで重厚な、やさしく快適で、流体に満ちた、まるで子宮(Womb)の中のような音色の、最高峰のアナログフェイザーです。

Wombtone mkIIの入力信号は完全にアナログのまま出力されます。しかし、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。

ギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。

デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。

Wombtone mkIIアナログフェイザーはオールアナログシグナルパスによるスムースなトーンで、70sヴィンテージフェイザーから、様々な個性的でサイケデリックなトーンを作ることができます。

初代Wombtoneから新たに搭載したMixコントロールや2、4、6段のフェイザーステージ切替えなど、様々なアップデートを施しました。これによりフルドライシグナルからフルウェットのピュアフェイズヴィブラートまでを設定でき、より多くのフェイズシフタートーンを得られるようになりました。

●コントロール

FEED(RAMP):簡単に言えば、これは魔法のノブです。DIPスイッチでこのノブに何も割り当てていない場合、このノブはフェイジングエフェクトのフィードバックをコントロールします。エフェクトそのものの厚みや濃淡をコントロールできます。ドライシグナルには効果がなく、エフェクトシグナルにのみ効果があります。時計回り最大に回せば強烈な、反時計回り最大に回せばかすかなエフェクトをかけることができます。Mixコントロールと合わせることで、さらに細かな音色の調整ができます。

さらにDIPスイッチを使うことで、他の5つのコントロール(VOLUME、MIX、RATE、DEPTH、FORM)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。この時、モジュレートやランプ・アンド・ホールドをDIPスイッチで設定することにより、パラメータの値を揺らしたり、パラメータの動く方向などを設定できます。つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。例えば、Volumeパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトを作ることもできます。

VOLUME:エフェクトレベルの設定です。Wombtone mkIIは広大なヘッドルームを持ち、強いブーストが可能です。ブースト回路は内部で昇圧されています。

また、このノブはRAMPコントロール、またはエクスプレッションペダルで操作することができます。エクスプレッションペダルを使用すれば、ヴォリュームペダルのような使い方も可能です。Wombtone mkIIのヴォリュームセクションはハイファイセットアップのオーディオフォングレードの音量調整と同等のものです。

MIX:ドライシグナル(原音)とウェットシグナル(エフェクト音)のミックスを調整します。100%ウェット設定でフェイズヴィブラート、100%ドライ設定で原音がそのまま出力されます。中間の位置で設定することで、様々なクラシックフェイズシフターの音色を表現できます。Mixコントロールはフェイズシフターではほとんど搭載されていませんが、とても効果的なコントロールです。

RATE:フェイジングエフェクトのRate(スピード)をコントロールします。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8) STG:(2-4-6)スイッチ:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、DIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。また、タップテンポをランピングコントロールに設定することもできます。その時は、このスイッチで設定したテンポの半分のテンポとなります。

また、DIPスイッチでStagesを設定すれば、このスイッチはSTG:(2-4-6)スイッチとしても動作します。2段、4段、6段のフェイズシフターステージを設定できます。基本的に段数が増えると、スムースなフェイズシフターとなります。

DEPTH:フェイザーの揺れ幅(深さ)を調整します。11時あたりに設定するとヴォーカルのようなトーンが得られます。さらに時計回りに回せばよりワイドレンジなフェイズシフターとなります。

FORM:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。中央では対称の波形になります。

波形切り替えスイッチ(左側):モジュレーションの1サイクル前半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):モジュレーションの1サイクル後半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

DEPTH、FORMと2つの波形切り替えスイッチを合わせて、ModuShapeエンジンと言います。モジュレーションシェイプのコントロールに新たな世界を切り拓きます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。バイパス時はトゥルーバイパスとなります。リレースイッチの採用により、スイッチングノイズも抑えられています。

Tapフットスイッチ:フェイザーのスピードをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。DIPスイッチにより、Ramp Timeの設定にタップスイッチを使うこともできます。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。

プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。それはまだ保存されていません。もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。

●入出力端子

IN:インプットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。

OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。

EXP/CV:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールはDIPスイッチで設定できます。

世界中の多くのエクスプレッションペダルを接続し、使用可能です。Chase Bliss AudioではMission Engineeringのエクスプレッションペダルを主に使用してチェックを行っています。EP-1またはEP-25kを推奨します。

また、Wombtone mkIIでは0〜5VのCV(コントロールボルテージ)も接続可能です。この時、Ring側がフローティングとしてください。

TAP/MIDI:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。外部タップテンポの入力、またはWombtone mkIIのタップテンポを外部に出力できます。Chase Bliss Audio Modified Empress Midiboxを用いてMIDIクロックとシンクロすることもできます。MIDIについての詳細は後述します。

●電源・その他

Wombtone mkIIのCurrent Drawは50mAです。駆動にはアルカリ9V電池、またはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。

インプットインピーダンスは500kΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩ未満です。

●DIPスイッチ

Wombtone mkIIにあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとFEED(RAMP)ノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。初代Wombtoneではペダル底面にあったDIPスイッチですが、mkIIではトップマウントとしたことでペダルをボードにセットしたまま操作できるようになりました。また底面にマジックテープを簡単に貼り付けられます。

DIPスイッチの名称がオレンジ色で記載されているものは、FEED(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルが接続されている場合はそちらに影響するスイッチです。

プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、FEED(RAMP)ノブにはFEED以外のパラメータはアサインされません。

Volume・Mix・Rate・Depth・Form(左側):ON側にすることで、エクスプレッションペダルとFEED(RAMP)ノブに各パラメータをアサインできます。

Volume・Mix・Rate・Depth・Form(右側):これらのスイッチは、FEED(RAMP)ノブを右に回した際、パラメータが上がるか下がるかを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがONで、FEED(RAMP)ノブが動かない時、またエクスプレッションペダルが接続されていない時に、各パラメータ値を変動(モジュレート)させることができます。

Stages:このDIPスイッチをONにすると、ペダルの1-2-4(3-6-8)スイッチを、STG:(2-4-6)スイッチとして動作させることができます。2段、4段、6段のフェイズシフター段数を設定できます。2ステージフェイズシフターはmkIIからの新たなモードです。

MoToByp:モメンタリーバイパスの設定です。ONにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Tap Control:“R”の位置ではRamp、“P”の位置ではフェイザーのスピード(RATE)をタップテンポで設定します。RポジションではFEED(RAMP)でのRAMPコントロールのレートを設定します。このスイッチをRポジションに、BounceスイッチをONにすれば、TONE(RAMP)ノブにアサインしたパラメータのモジュレートスピードをタップテンポで設定できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:FEED(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“T”にすれば、FEED(RAMP)ノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大まで、“B”にすれば各パラメータのノブの位置から最小までの範囲で可変させることができます。

※DIPスイッチは多彩な設定ができますが、初めてペダルを使用する際には考えすぎてしまうと良くありません。まずはDIPスイッチのことを考えずにペダルの機能を把握した上で、プレイしたいことに合わせてDIPスイッチを設定してみてください。

※Ramp(パラメータの動き)の設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、各パラメータはDIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

●エクスプレッション/CVコントロールとDIPスイッチ

Volume・Mix・Rate・Depth・FormのDIPスイッチは、TONE(RAMP)ノブ、またはエクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てることができます。EXP/CV端子にエクスプレッション、またはCVペダルTONE(RAMP)にこのDIPスイッチはTONE(RAMP)ノブではなく、エクスプレッション/CVペダルにパラメータを割り当てます。

●エクスプレッション/CVコントロールによる波形のダイレクトコントロール

EXP/CV端子に何らかのプラグが接続されていて、DIPスイッチで何のパラメータも割り当てられていない時、エクスプレッション/CVペダルで波形のダイレクトコントロールが可能です。Wombtone mkIIに於いては、フェイズの変わるのワウペダルのようなエフェクトを作ることができます。エフェクトのレンジはDepthノブにより変化します。Depthノブを時計回り最大に設定すると、エフェクトのレンジも最大になります。

●エクスプレッション/CVペダルのレンジ設定

エクスプレッションペダルやCVペダルでコントロールできるパラメータのレンジは、ノブのポジションとSweep DIPスイッチにより設定できます。例えば、エクスプレッションペダルにVOLUMEパラメータを割り当て、無音〜ユニティゲインまでの範囲で調整したい場合、Sweep DIPスイッチをBのポジションとし、VOLUMEノブをユニティゲインに設定します。最大音量がもっと欲しい時にはVOLUMEノブを高く設定します。これでエクスプレッション/CVペダルによるコントロールレンジが広がります。

エクスプレッション/CVペダルには複数のパラメータをまとめて設定できますが、各パラメータのコントロールレンジを調整することで詳細に操作感を修正できます。

●MIDI

・MIDIの設定

Wombtone mkIIは、全てのパラメータをMIDIコントロールチェンジメッセージで操作することができます。また、プリセットをプログラムチェンジメッセージで呼び出すことができ、MIDIクロックメッセージでテンポのコントロールが可能です。

MIDIを使用するためには、まず下記のことを行う必要があります。

1:Chase Bliss Audio Modified Empress Midibox(別売)を用意し、Ring ActiveポートとTap/MIDIジャックをステレオケーブルで接続します。

スタンダードなEmpress Midiboxを使用することもできますが、その場合TipとRingを反転させるカスタムケーブル(または別売のMidibox Adapter Cable)を使う必要があります。

2:MIDIチャンネルをシステムに合わせて設定します。Wombtone mkIIは、デフォルトでMIDIチャンネル6に設定されていますが、このチャンネルは変更できます。MIDIチャンネルを変更したい場合、2つのフットスイッチを押しながら電源を入れます。その後、設定したいMIDIチャンネルのプログラムチェンジメッセージをWombtone mkIIに送信します。そうすることで、自動的にMIDIチャンネルを設定できます。

・プリセットの呼び出し

Wombtone mkIIは、MIDIプログラムチェンジメッセージを使用し、最大122までのプリセットを呼び出すことができます。プリセット1と2は本体のトグルスイッチからも呼び出せます。

プログラムチェンジナンバー0は、本体のトグルスイッチが中央のポジションとなるライブモード(マニュアルモード)です。トグルスイッチが右ポジションの時はプリセット1、左ポジションの時はプリセット2となります。

・MIDIでのプリセット保存

本体のTap、BypassのフットスイッチをホールドしながらMIDIプログラムチェンジメッセージを送信すると、プリセットの保存が可能です。

例えば両方のフットスイッチを押しながらMIDIプログラムチェンジメッセージ45を送信すると、現在の設定がプリセット45に保存されます。

本体のトグルスイッチで呼び出せるプリセットはプリセット1と2のみですが、Wombtone mkIIには最大122のプリセットスロットがあります。

・MIDIクロック(MIDIビートクロック)

Wombtone mkIIはMIDIクロックメッセージにも対応します。MIDIクロックはクオーターノート(4分音符)を24までに細分化するMIDIメッセージです。

1-2-4(3-6-8)のタップセレクショントグルにより、ヴィブラート1周期に割り当てる音符を設定できます。

1:全音符、2:2分音符、4:4分音符、3:付点8分音符、6:8分音符、8:16分音符です。

・コントロールチェンジメッセージ

Wombtone mkIIはMIDIコントロールチェンジメッセージで各種のパラメータを変更できます。

各ノブの値(各コントロールチェンジメッセージの値が0で反時計回り最小、127で時計回り最大の設定です)

Feed: CC#14

Volume: CC#15

Mix: CC#16

Rate: CC#17

Depth: CC#18

Form: CC#19

Ramp: CC#20

Midi Note Divisions: CC#21

このパラメータは、値が0の時に全音符、1で2分音符、2で付点8分、3で4分音符、4で8分音符、5で16分音符となります。

Tap Switch: CC#93

何らかの値が送信されると、タップテンポスイッチが押されたと認識します。MIDIを通してタップテンポ設定を行う際に使用します。

Expression: CC#100

値が0ではOFF、127で最大まで踏み込んだ設定となり、その間の数値は全てエクスプレッションペダルの中間的な位置になります。数値はエクスプレッションペダルの踏み込み具合を表します。エクスプレッションペダルでコントロールするパラメータは本体のDIPスイッチで設定できます。

Bypass Switch: CC#102

127でエフェクトON、0でエフェクトOFFとなります。エフェクトON時に127の値を送信すると、全てのランピングをリセットできます。

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