「近代を開いた」を明快に否定 『明治維新という過ち』原田伊織著
http://www.sankei.com/life/news/150207/lif1502070019-n1.html
私は、なぜ、先の戦争に負けたのかをその理由を知りたいと思っています。
そのことを考えると、明治維新まで、そして、幕末までの歴史を知る必要があります。
これまでは、近代史にそれほど興味がなかったのですが、今は、日本の歴史の中でこの分野に大いに興味をもっています。
もちろん、日本古代史において、明治維新(この言葉は、昭和に作成されたものだそうです。)が、自由な議論を封殺した影響が未だに大きな問題であると承知していました。
この書籍は、大阪市の難波にあるジュンク堂でたまたま見つけたものです。
この書籍では、長州藩の吉田松陰らの教条的なテロリストたちが、日本の権力を握ったことが、先の大戦に敗北した原因だとよく理解できるようになりました。
吉田松陰は、ペリーに米国への渡航を申入れするために、米国船に乗り込んだのではなく、ペリーを暗殺するために乗り込んだ可能性があること。
斬首刑に処された理由は、「討幕を表明して老中首座である間部詮勝の暗殺を計画」が幕府に露見したためであること。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E6%9D%BE%E9%99%B0
松陰が有名になった理由は、山縣有朋が創設したものであるとの指摘もあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%B8%A3%E6%9C%89%E6%9C%8B
今、NHKの大河ドラマ「花燃え」が放送されていますが、“テロリスト集団”として、見る必要があるでしょう。
また、水戸光圀が、これまでの「黄門様」とのイメージとはまったく別人であることを知りました。