Windows Live OneCare

昨年の11月後半に購入した VAIO type R master (Windows XP)に Windows Live OneCare を入れて様子を見てたんですけど、一言でいうとイマイチですね。最初は、大手のアンチウィルスソフトのように劇重ってこともないし、まぁまぁかなぁと思っていたのですが、パターンファイルを更新できなかった時にタスクトレイ上のアイコンが即警告表示になるし、どのように設定してもモジュールを更新する為にユーザの断り無く勝手に再起動するし(一応、数時間の猶予があって、「後ほげ時間後に再起動しますよ」って形の確認はあるんだけど、時間になればユーザの許可がないまま勝手に再起動する。俺が Windows Live OneCare をインストールしているマシンってデュアルブートにしてあって再起動したらデフォルトで立ち上がるのは Vista RC1 で、Windows XP 側で登録してある録画予約やその他のタスクが実行できなくなるので致命的。 )、そしてなによりスパイウェアの侵入を許したことは大きなマイナス。一応、PC全体のスキャンにて検知はしてくれたんだけど、常駐監視をスリ抜けた時点で落第。さらにその検知の結果をみても PC Acme とかいうスパイウェアを見つけましたってだけの情報しかなく具体的にそれがどのファイルで(削除したにしても削除前のファイルパスぐらいは表示するべき)どのタイミングで作成されたファイル(ステルス性の高いスパイウェアだったみたいだから必ずしもあてにはならんけど、参考程度にはなる可能性はある)かなどといった情報が一切なく、Windows Live OneCare はいろいろとログファイルを吐くんでそっちを探してみたりしたものの見あたらず。誤検知やただのFUDの可能性もあるわけだけど、これが本当にスパイウェアならどういったルートで感染したのかを知る術がないんだったら対策のとりようがないし、元々常駐監視をスリ抜けた上での感染ということでまた再び感染するということであり、Windows Live OneCare のやったことは全くの焼け石に水で役立たずであることを意味する。まぁ、別の可能性として過去のパターンファイルでは検知できなかったものがパターンファイルの更新によって検知できるようになったことも考えられるけど。真相はなんなんだろう、気持ち悪い。
それにしてもマイクロソフトには期待してたんだけどなぁ、やっぱりこのマシンのアンチウィルスソフトも NOD32 にしとくかな。