白豚饅頭日記

2010-11-15 最速が最強

[]2010年ワールドチャンピオン決定!

2010年の日本GPにて。彼はここで一皮剥けたように思えます。

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昨日開催されたF12010年最終戦アブダビGPで、今年のF1ワールドチャンピオンが決定しました。史上最年少23歳134日で手にしたワールドチャンピオン、新チャンピオンレッドブルセバスチャン・ベッテルが獲得しました。彼が初めて勝利したのは2008年の雨のイタリアGP。困難なレースの中で安定して走りきり、21歳で獲得した最年少PP、最年少表彰台、そして最年少優勝を果たした若い才能が近い将来ワールドチャンピオンになることは誰もが予想していましたが、まさかこんなに早く頂点に上り詰めるとは・・・いやはや、その速さに脱帽です。

ベッテルは今年最速のマシン、レッドブルRB6を手に入れたとは言え、彼はまだまだ自身の若さゆえの未熟さからくるミス、若いチームゆえのマシントラブルの頻発、老練で経験豊富なチームメイトとの衝突・・・と今年は多事多難な中で戦いでした。でも、その中で自分の「速さ」を信じて、攻め続け駆け抜けたことがタイトルを大きく引き寄せた要因なんでしょう。

「僕は今年5人目の現役チャンピオンになる」

そう今年の初めに語った彼が持つ「自分の速さ」への自信はこれからの彼をどう変えていくのか?ワールドチャンピオンの重みと真価を試されるのは来年2011年ということになるのでしょうか?

最終戦アブダビGPで見せた走りはまさに「圧巻」の一言でした。考えてみると、タイトル争いが最終戦までもつれ込んだ時、どんな条件でも、どんな形でも最後の最後まで「攻めた」ドライバーがチャンピオンを獲得したように思えます。過去を振り返ってもアイルトン・セナ然り、デーモン・ヒル然り、ジャック・ビルヌーブ然り、ミカ・ハッキネン然り、フェルナンド・アロンソ然り、キミ・ライコネン然り、ルイス・ハミルトン然り、ジェイソン・バトン然り・・・え、7度のワールドタイトルを取った人は?あの人は追い詰められると相手にぶつけてタイトルを取る人だったからなぁ。

ともかく、今は若いチャンピオンに祝福を。

きっと彼は周囲にこう笑って言うんでしょうね。

「僕はただ誰よりも速く駆け抜けるだけさ!」

と。彼の未来が輝かしいものでありますように。

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