新雪の田代山・帝釈山

日時 2017.10.31(火)
場所 田代山(1971m)・帝釈山(2059.9m)
天気 曇り・小雪


 台風から変わった低気圧がオホーツク海で発達し強い冬型に変わったせいで、前日は裏日本の山ではかなりの降雪に見舞われたようだ。そして帝釈山の積雪は想定以上であり、西から緩むとみられていた寒気も、ここ会津ではその恩恵を受けられず天気は曇りで雪も降り続いた。
 積雪は5〜10センチ、吹きだまりで30センチといったところか。
 時おり思わせぶりな青空が顔を出すこともあったが、下山するまで小雪の舞う状況は変わらなかった。
 狭義の田代山は、弘法沼の北側だったり弘法大師堂の裏手を指すようだが、山上湿原の平らな山なので全体を山頂と考えたほうが無理がないと思う。
 筆者が住む埼玉県北西部からのアプローチは長い。そんなせいでなかなか行く機会を得なかった山域でもあるが、道は走りやすくスピードも出せるので、費用対効果を考えれば高速を利用してもしなくても大差はないと思う(かなり飛ばしたが)。田代山林道はダート(福島県側・水引〜猿倉間[一部舗装])だが腹をするようなことはないので決して悪路ではないが、車体を労る向きにはおすすめできない。


本庄〜大間々〜道の駅日光〜川治〜山王トンネル〜中山トンネル〜湯ノ花温泉〜(9:30)猿倉南登登山口(9:50)・・・水場(10:05)・・・(11:10)小田代(11:20)・・・田代山湿原東端(11:45)・・・(12:05)弘法大師堂・田代山避難小屋(12:20)・・・田代・帝釈最低コルの水場(12:45)・・・帝釈山(13:40)・・・(15:05)弘法大師堂・田代山避難小屋(15:15)・・・田代山湿原南周回路・・・湿原東端(15:35)・・・小田代(15:55)・・・(16:45)猿倉南登登山口(17:00)〜湯ノ花温泉〜中山トンネル〜山王トンネル〜(18:40)川治[夕食・きのこラーメン](19:00)〜道の駅日光〜大間々〜本庄(21:40)

歩行時間  登り 3時間20分 下り 2時間50分  計 6時間10分
獲得高度差 930m




沢に架かった木橋を対岸に渡り登山道が始まる。 9:50




水場のある沢。 10:05




小田代湿原から樹林越しに田代山の東端を望む。 11:10




田代山湿原の東端から弘法沼へと向かう木道。 11:45




湿原内で一番大きい弘法沼。表面はもう凍りかけている。 11:50




田代山避難小屋を兼ねた弘法大師堂とその内部。 12:05〜12:20




田代・帝釈間の最低鞍部にある水場。 12:15




山頂へは灌木と岩が交じった緩やかだが歩きにくい道。 13:25




13:40




寒々しさを増した田代山湿原の南周回路。 15:30




やっと寒気が抜けてきたようだ。見る見る雲があがって行く。望む機会のめったにない北から奥日光連山。 15:50