20050812 Fri
■[生活][web]夏の思い出ばなし
今日はめずらしく午前六時半に起床。仕事に行く家人を見送ってパソコンのスウィッチをいれ、ともあれ小説を書く。なかなか進まないがもうそれは仕方がない。書いては消し書いては消しで二時間ほど。めっきり疲れてオンラインノヴェル渉猟の原稿を書き、いったんパソコンのスウィッチを切ってTVを見ながら食事。もうすでに昼になっていて、早くから起きて活動していたので御飯を食べると眠くなり、ちょっと横になるつもりでぐっすり寝こけてしまい気づいたら二時だった。今日は家人とプデチゲ鍋を食べに行く約束をしてあったのだった。待ち合わせの約束は五時半なので十分に間に合う時間なのだが、ちょっと早めに出て本屋を見て回りたかったのでおやおやと思いつつ、ついまたパソコンを起動させてネットを見てしまう。というかインターネットってのはアレだね、他にやらなければならないことがあるのだが何となく気が進まないときの逃避先としてはものすごい力を発揮するね、とかそういう馬鹿な言い訳はともかく、とあるサイトでこんなニュースを発見した。
mixiの問題人物Kusakabe氏、強制退会に?(mixi非公式ニュースサイト)
http://d.hatena.ne.jp/mixi_love/20050811/p1
おおお懐かしい名前である。kusakabe氏こと日下部陽一氏、またの名をvoid氏、あるいはヘミ猫さんは、リンク先にあるようにネットでは非常に有名な方で、とても個性的な文章を書く人だった(というか、記事を読む限りいまもご健在のようだ)。私が彼を知ったのは1999年のことで、友人にもらった68kのMacを二週間ほど使ってあまりの遅さに当時G4が出たばかりで比較的安価になったG3(B&W)を購入し、友人の薦めでARENAというメールソフトをインストールしてついでに参加したARENAメーリングリストでのことだった。パソコン歴一ヶ月にも満たない初心者が気楽にメールできるようなメーリングリストではなかったが、一連の投稿を読んでいるだけでインターネットの仕組みや慣例、言葉の意味などをじくり学ぶことができ、いまでも初心者のうちに彼らのやりとりを読んでいて良かったと感謝している。いま流行の「モヒカン族(どうも真のモヒカン族と偽モヒカン族というのがいるらしいのだが面倒なので無視)」の「蛮行」ついて私があまり気にならないのは、おそらくこういった経験があるからだろう。私は大鳥さんという必要なことのみを理性的に記す人がそのメーリングリストでは一番印象に残っていて、日下部氏はどちらかというと「礼儀と常識が無くて単に頭がいい人@柄谷行人」という感じだった。確かに日下部氏はしばしばスレッドを炎上させていたのだが、実際にきちんと文章を読んでみると、感情的に炎上しているのは日下部氏の言葉遣いに苛立つ人達のほうであり、当の日下部氏の方は最初から最後までしごく冷静で単にちょっと口が悪い皮肉屋といったふうに見えるけれど、自分に向けられた発言には丹念に応答し続ける人物であることが解ってくる。そして何よりその該博な知識と論理的な思考からは学ぶところが多かった。日下部さんから学んだことは多いが、そのうちの一つはインターネットによるコミュニケーションのルール、とでもいったものだ。sheemerさんという方が次のように言っている。
そこでは「文字で正しくわかり合う」ことが重要であった。したがって論理的推論の領域を越えては行間はあえて読まない、ないしは不用意な憶測をしないことが重要だった。書いてあることが書いてあるだけの、それ以上でもそれ以下でもない意味を示している文章によるコミュニケーションの世界。
sheemerさんは「旧来のインターネット」と書いていられるが、私はいまでも原則的にはこの態度は正しいと思っている。もちろん人はつねに正しくいられるわけではないので、いろいろと感情的な仲違いや予断や推論の間違いはあるだろうと思う。けれども、問題が生じたときに、自分の感情をカッコに入れてリテラルにものを考え直すことは必要だと思う。いや、こういうことを書こうと思ったわけではなかった。単にとても懐かしい名前を見て、その記事がまた「あいかわらずなだなあ」と思わせる微笑ましいものだったので、ちょっと思い出に浸ってみたかったのである。
と、そんな記事を見ていろいろ読んでいるうちにふと気づくと午後三時を過ぎている。しまった!と思ったがもう遅い。慌てて部屋に掃除機だけかけて家を出る。難波に着いたのは午後五時。待ち合わせまで約三十分あるので古本屋に寄り、中村光夫の『秋の断想』(筑摩書房)を300円でゲット。無事に家人とも合流して道頓堀の「もつなべや」で食事。八時過ぎにその店は出て家の近所のカラオケ屋に寄って十一時まで飲む。家人は一軒目でビールと芋焼酎、二軒目でウィスキーをがんがん呷っていたのでべろんべろんになり、通行人に「ばーかばーか」と叫ぶわスーパーの花屋の店先に置いてある切り花の篭をひっくりかえすわ路上でスカートをまくり上げてパンツ丸だしで笑い出すわえらい騒ぎの大騒ぎだったのだが、何とか家に連れて帰り現在はベッドで死んだように眠っている。もちろん私は昼間寝過ぎたので午前三時になっても眠れない。うーむ。
sui_kisaragi
2005/08/14 23:38
相変わらず大変な日常をお過ごしのようでお察しは出来ませんけれども頑張ってくださいと心の中でお祈るしときます青紫様。でも客観的に見ているとふつーに面白(自粛)
wtnbt
2005/08/15 00:26
いやまあ面白いと思ってなきゃ夫婦はやってないわけですが(笑)
