通院

本日は雨だったので、全く感じなかったのですが
花粉症がひどく、土日寝込んで居たので
病院に行って来ました。
薬二週間分処方。


最近、薬を貰うときに薬剤師さんに
「この薬はお茶で飲んでもいいですか?」
と聞くことにしています。


今までは、わざわざ薬のために
クリスタルガイザー(これが安い)などを買い
飲んでいましたが、多くの薬はお茶で飲んでも良いと聞いたもので・・・。


花粉症のお薬も、基本的にはお茶で飲んでも良いとのこと。
助かります(^^)。

パン食べ放題

本日は駅ナカにある神戸屋キッチンでパン食べ放題ランチ。

何種類あったか分かりませんが、
結構多くのパンが並んでます。
甘めのパンやクロワッサンなどの油こいパンが多いのですが
たまにサーモンが載ったパンや、カツサンドなどがあるのがニクイ。



パン食べ放題と飲み物、スープ(ミネストローネ)が付いて
840円也〜。

読了『はじめての宗教論・左巻/ナショナリズムと神学』

はじめての宗教論 左巻 ナショナリズムと神学 (NHK出版新書)

はじめての宗教論 左巻 ナショナリズムと神学 (NHK出版新書)

右巻に続く第二巻です。
佐藤優という人は徹底したリアリストという印象でしたが
カトリック教徒というのが人物の基礎にあるんですね。
リアリストはアンチ宗教家というのが、日本では多い気がしますが
欧米ではリアリストと宗教家が並立するというのは
よくあることのような気がします(イメージですが)。


本書は、シュライエルマッハー、バルトなどの神学の入門書で
著者なりに分かりやすく噛み砕いてくれていると思います。
ですが、正直ワタシには複雑過ぎて理解及ばず。


ところどころ心に残るものもあり。
169ページ

「真実の歴史の探求」などとよく言われますが、
これは唯一の最高の小説が存在するという発想と同じです。
「真実の歴史」という発想自体が歴史の本質と反する。
歴史は物語です。
物語は並存します。

相対性があって優劣はないというご意見は、首肯しやすいです。


また弁神論は面白かったですね。
神が作った世界なのに、悪がはびこるのはなぜか?に対する答え。
元々はユダヤ教カバラという思想のようなのですが、
次のような話です。


216ページ。

もともと神は世界に満ち満ちていた。
ところが神が自発的に収縮して、別の世界に行ってしまった。
言ってみれば、隣の部屋に行ってしまったわけです。
われわれがいる部屋と収縮した神がいる部屋を隔てる壁は超えることができません。
ただ一ヶ所だけ穴が開いている。
それがイエス・キリストなのです。
キリストという小さな穴を通じて、隣の部屋にいる神の声を聞くことができる。
(中略)
この部屋には悪が充満します。
終末の時が訪れると、壁がぶち壊れて最後の審判が下される。
そして、世界は本来あるべき姿に回復されるわけです。

非常に例えが分かりやすい。
エスを通じて神を知るというのがイマイチよく分からなかったのですが
あ〜、こういう風な捉え方もあるのか〜と思いました。
思いましたが、
決してキリスト教徒にはならないんですよねぇ、ワタシ。


これほどの理論・理屈を駆使して
神の存在をまだ議論する・・・というのは
どうも神は不在であるとの蓋然性を感じるのです。
証明は不可能です。不在の証明ほど難しいものはありません。
不可能ではありますが、ワタシはそう感じるのです。