食品なのか、ごみなのか

「仏、大手スーパーに食品廃棄を禁止 寄付か転用義務付ける」

http://www.afpbb.com/articles/-/3049510

「フランス人1人当たりの1年間の食品廃棄量は20〜30キロで、そのコストは最大で年額200億ユーロ(2兆7000億円)にも上る。仏政府は2025年までに食品廃棄量の半減を目指している」

これって多いのか?少ないのか?いまいちピンとこないですねえ。


農水省のサイトから引用ですが

日本では、年間約1,700万トンの食品廃棄物が排出。このうち、本来食べられるのに廃棄されているもの、いわゆる「食品ロス」は、年間約500〜800万トン含まれると推計(H22年)

http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/pdf/0902shokurosu.pdf

ってことはざっくり一億人、一人当たり170kg?いわゆる食品ロスで50〜80Kg ?
生ごみ中心でしょうから、水分も高そうだし。ごみ処理場で重油ぶっかけて燃やしていることを、どれだけの方がご存知なんでしょうか。


昔は製造年月日+消費期限でしたっけ?昭和のころは、そうだったような記憶が。
んで、輸入モンがどうしても不利になるので、外圧に負けて賞味期限一本にしたとかしないとか。生鮮品にしても、わざわざ後ろからとる日本人ですしねえ。


以前、アメリカのスーパー視察いった人たちから聞いたんですが。
面白いなあ、とおもったのが野菜の並べ方。夜間に並べて、昼間は極力補充しない。23時くらいから、とか専門のスタッフ(パート?)がもくもくと陳列していくそう。んで、お客さんも上から順にとっていく、と。
日本だったらぐちゃぐちゃになりそうなもんだけどなあ。いや、向こうもなってんのかもしれんけどw



魚柄仁之助 さんの本、面白いですよ。一人暮らしはじめたばっかの人なんか、お勧め。