オニヤンマ改変(NEO)

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その本に載っていた季語の一部。

春/夏/秋/冬/新年の5つに分けて一つずつ「コレはっ!」と思ったものを紹介していきます。イヤ、本当はもっと紹介したいんだけど、それじゃイカンだろうってことで自粛してるんス。

麝香連理草(じゃこうれんりそう)』って何の名前かわかります?答えは『スイートピー』の別称なんですって。麝香(ムスク)のような香に連理草(という草があるらしい)のような形をしているから『麝香連理草』というのだそうな。昔の某アイドルの歌で『赤いスイートピー』なんて曲がありましたが、これがもし『赤い麝香連理草』だったら…なんだかとんでもない歌詞になってそうですね。

続いてホットな夏の季語からは『金魚玉』。夏のお祭りですくった金魚を家に帰って金魚玉へ入れる…。というと「なんだ、『金魚鉢』の別称なんじゃないの?」といわれそうですが(自分もそう思っていました;;)、『金魚鉢』と『金魚玉』はまた異なった物なのだそうです。『金魚玉』の説明には「金魚を入れる球状のガラス器」と書いてありました。「球状」というのがポイントかもしれませんね。確かに金魚鉢越しに見る世界と金魚玉越しに見る世界とではどこか違うような気がする…かな(笑)。

イムリーな秋の季語『夜這い星』。やーん(キモッ)、なんだかピンクくさい名前だなーと思いきやなんとこれは『流れ星』の別称なのだとか。『夜這い星』という呼び方は、清少納言の『枕草子』でも登場しているらしいですよ!!尾を引いてシュシュッと飛び込んでくるのが夜這いをする人に見えるのだろうか。コドモなアタクシにはよぉわからないですぅ(誰)。

さむーい冬でございます。そんな秋の季語『インバネス』。インパルスはお笑いコンビ(笑)。インバネスというものは男性用のケープ付き袖なし外套。の事で明治にスコットランドから日本へ渡ってきたのだとか。和服用の防寒具として用いられていたそうです。画像を見てきましたが、布の柄を変えたり等してアレンジ次第ではかなり格好良くキマルんじゃないでしょうかね?「和服の〜」と説明しましたが、元々はスコットランドの物ですから、洋服にも合うでしょうし。

http://www.kimono-taizen.com/know/coat.htm

新年

季語の世界では春・夏・秋・冬そして新年の5つで区切られます。「1年の計は元旦にあり」と言いますからやはり、新年には神秘的なパワーが秘められているのでしょうかね。そんなこんなで新年の季語『綱引き』。綱引きというと運動会でやるぐらいだから秋の季語なんじゃないの?と思われそうですが、季語の世界での綱引きは運動会の1プログラムってもんじゃありません。なんと!勝敗によって1年の吉兆が懸かっているのだそうです。こりゃもう商店街なんかで綱引き大会やってごらんなさいよ、エライコッチャですねー。