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陝西歴史博物館唐代壁画館が間もなくオープン(転載)

陝西歴史博物館唐代壁画館が間もなくオープン







(中国通信=東京)西安13日発新華社電によると、唐代の壁画をテーマとする中国で初めての陳列館、陝西歴史博物館唐代壁画珍品館が20日、正式オープンし、唐代の墓で見つかった97点の壁画が陳列される。
 陝西省には唐代の王侯貴族の陵墓が集中しており、陝西歴史博物館は20基あまりの墓から出土した600点近い壁画を所蔵している。壁画面積の合計は1000平方メートルを超えており、18点の国宝級文物と82点の国家1級文物も含まれている。章懐太子墓から出土した馬球図、狩猟出行図、客使図などは、唐代の壁画を代表する最高傑作といわれている。
 新たに建設された唐代壁画珍品館は地下の展示館で、建築面積は4200平方メートル、展示ホールの面積は3400平方メートル。観覧ルートは約800メートルで、唐代の墓で見つかった97点の壁画と18組の文化財が展示されている。これだけの壁画が一度に展示されるのは初めて。
 陝西歴史博物館の成建正館長は次のように述べた。西安文化財保護修復センターに続く、唐代壁画珍品館の完成は、中国とイタリアが文化協力事業で収めた大きな成果である。協力プロジェクトの投資総額は7300万元あまりにのぼる。イタリア政府が403万ユーロの低金利借款を提供し、陝西省政府が1800万元の補助金を支出した。展示ケースはすべてイタリアから購入し、最先端の技術が使われている。壁画と見学者は完全に隔てられており、さまざまな有害気体、粉塵、人為的行為による壁画の損傷を防いでいる。
 陝西歴史博物館は1991年に完成し、一般公開を始めた、中国初の近代的大型博物館で、1500平方メートルを超える唐代壁画倉庫がある。壁画は墓室の壁の1センチ前後の泥土や石灰質に描かれており、安定性がなく、出土後に風化や損傷を受けやすい。そのため、はぎ取って、固め、倉庫に収められたあとは、長い間、人数を限って入室参観を許可しており、ほとんどの人は目にすることができなかった。

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