北海道旅行@2012冬 その三

クリスマスイブの朝。この日も朝食は朝市へ。
また丼でもよかったんだけど、ちょっと芸がないかと思い、『函太郎』という、評判のよいらしい回転寿司屋の回転していない店舗に入った。
握りのセットを注文。

昨日の丼に比べると、特筆すべき点は特にない感じ。1890円はちょっと高いかも。


駅二市場で実家に送るカニを買い、朝市を後に。
トラピスチヌス修道院へ向かう。
ガイドブックに何も記載がなかったので、観光スポットではないのか?と疑問に思っていたが、着いてみると派手ではないもののしっかり観光対応されていた。


静謐な雰囲気が漂っている。
修道院としての役割を厳格に果たすため、あまりガイドブックなどに載せないようにしているのだろうか。
売店ではトラピストクッキーなどが販売されていた。トラピストの意味がようやく飲み込めた。


修道院を後にし、湯の川温泉に向かう。
立ち寄り湯に浸かるためだが、その前に湯の川にあるラーメン屋『一文字屋』を経由することに。

ここでは味噌ラーメンを注文。北海道らしい味噌ラーメンだ。
塩、醤油、味噌と一通り食べてみたが、今回の一番は『あじさい』の塩。


立ち寄り温泉はホテルなどではなく、公衆浴場、つまり銭湯に行ってみた。
当たり前だけど、いたって普通の銭湯である。
お湯は柔らかくてとても気持ちよかった。
湯の川は空港からも近く、市街地までも20分程度で出られるので、宿泊はここがよいかもしれない。


程よく体も火照ったところで、最後の食事として回転寿司『函太郎』を目指す。
銭湯などで聞き込みをした結果、いちばん評判がよかった回転寿司だ。
少しアクセスが悪く、銭湯から市電と徒歩で1時間くらいかかってしまった。

評判どおり、寿司のクオリティは高い。価格はそれなりにするんだけど。
朝の函太郎より美味しいと思った。同じ店のはずなのに。
ラーメンを食べたばかりであまり腹が減っていなかったのと、飛行機の時間が迫っていたので、ほどほどで店を出た。まるかつ水産も中途半端だったんだけど、もっと力いっぱい寿司頬張りたかったのが、今回の旅行で一番の心残りだ。