バンガロールに来ちゃったの(実録亞細亞とキネマと旅鴉) このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

02-05-2007 (Wed) 奈良旅行第一日(帰省+奈良旅行第四日)

[]広島→奈良 広島→奈良を含むブックマーク 広島→奈良のブックマークコメント

レンタカーと新幹線とJRを乗り継いで、J先生の実家から奈良へ移動。今日から四日間は、久しぶりの息抜きの奈良旅行である。15時すぎに奈良着。

一泊目の宿は豪華に奈良ホテル(上左写真)(公式)。もちろん本館。たしかに趣はあるが、部屋はかなり狭い。特にバスルームの狭さはチサンホテルなみで、ちょっとびっくり。さすがに天井は高く、三辺で一番長いかと思われるほどだ。せっかくなので、ホテルのティーラウンジでお茶を飲んでから出かける。

まず、近くのならまち通り・鶴福商店会で『月は上りぬ』のロケ地探しをし(id:xiaogang:20070502#p2)、それからならまちを散策(上右・下写真)。夕方のならまちは、お店ももう閉まっているし、観光客もほとんどいなくて寂しいが、そのぶん街並みを味わえる。予約しておいた欧風料理・ふりぽんぬでフレンチの晩ごはんを食べて(id:xiaogang:20070502#p3)、ホテルに戻る。

今日の歩数は16908歩。まだ鹿を一匹も見かけていないので、いまひとつ奈良に来たという実感がわかない。

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[]『月は上りぬ』の鶴福商店会 『月は上りぬ』の鶴福商店会を含むブックマーク 『月は上りぬ』の鶴福商店会のブックマークコメント

川本三郎の『日本映画を歩く - ロケ地を訪ねて』[B209](asin:4122047277)には、『月は上りぬ』[C1955-12]のロケ地の紹介がある。出てすぐに読んでいたのだが、そんなことはすっかり忘れていたので、2003年に奈良を訪ねたときは、自力で『月は上りぬ』のロケ地を探した。そのときにチェックしていなくて、この本で紹介されている場所が、北原三枝がすき焼きの肉を買う肉屋。奈良ホテルに近い鶴福商店会の牛長という店だということで、楽しみにして見に行ったら、なんとなくなっていた。跡地と思われる場所には、ちょいと目をひくRC造の現代風町家が建っていた(左写真)。

もう一箇所、正面に興福寺の五重塔が見える通りのショットも、この鶴福商店会だと思われる(右写真)。手元にビデプリ画像はあるが、映像はないので(8ミリヴィデオテープがあるが、デッキがない)、どのシーンだかは定かでない。田中絹代監督の『月は上りぬ』は、脚本が小津安二郎なのに、どうしてDVDが出ないんだろう。少し前にチャンネルNECOにリクエストしておいたが、放映される様子もない。とてもいい映画だし、出演者もそれなりに豪華なので、ぜひぜひDVD化またはスカパー放映していただきたいものである。

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[]欧風料理ふりぽんぬのディナー 欧風料理ふりぽんぬのディナーを含むブックマーク 欧風料理ふりぽんぬのディナーのブックマークコメント

晩ごはんはならまちのふりぽんぬ。前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートの5250円のコース。肉料理だけが選択可能で、J先生は羊のロースト、私は鴨のローストを選ぶ。予約をしたときも席についたときも、嫌いな食べ物はないかと聞かれた。挙げるときりがないので、出てきたものには挑戦しようと思って「ありません」と答える。結局、苦手なものは、スープに載っていたホタテとウニぐらいだった(これも食べた)。

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ここの料理は、ある意味ではふつうのフレンチなのだが、シェフの実家が南大東島だということで、沖縄の素材がいたるところに使われている。もう少しシンプルでワイルドでダイナミックだったらもっといいのだけれど、沖縄の野菜や海草は個性的でかつおいしい。特に、魚料理のイトヨリ(写真)についていた、揚げた海草やヘチマがよかった。

デザートは、10種類くらいあるメニューから「好きなだけお選びください」と言われ、クレームブリュレ、ヨモギのシフォン、ウコンのソルベなど4種類を選ぶ(写真)。たくさん選ぶとひとつの量が少なくなるのだろうと推測したが、そういうわけでもないようで、けっこう豪華だった。

小さな店だが、ちょっとシャイな感じのシェフの接客も感じがよかった。ガイドブックにもよく載っているのに、観光客だと言うと珍しそうな顔をされた。コースではなく、アラカルト中心だったらもっといいのだけれど。