実録 亞細亞とキネマと旅鴉 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

01-02-2009 (Sun) りんごの味

[]TRATTORIA Fossettaのアラカルト TRATTORIA Fossettaのアラカルトを含むブックマーク TRATTORIA Fossettaのアラカルトのブックマークコメント

今日昼ごはんは、今年初めてのフォセッタ(公式)。

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今日ジンダがなく、しらすも禁漁期。それで、定番は鎌倉野菜ニンニクソース(上右写真)だけ。あとは海老のフリット(上左写真)と、イノシシ肉のショートパスタ(下左写真)と、金目鯛のポワレ・香草バターソース(下右写真)。

[]Rusticanaのりんごのトルタ Rusticanaのりんごのトルタを含むブックマーク Rusticanaのりんごのトルタのブックマークコメント

今日おやつは、これも今年初めてのルスティカーナ(公式)の新作、りんごトルタ(写真)。

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[]『帰郷』(大庭秀雄)[C1950-09] 『帰郷』(大庭秀雄)[C1950-09]を含むブックマーク 『帰郷』(大庭秀雄)[C1950-09]のブックマークコメント

りんごのトルタを食べながら、オリジナルの『帰郷』を観る。

大庭秀雄豊田四郎は、わたしにとって、特徴がよくわからない、ソツはないがいまひとつ魅力に欠ける文芸映画を撮る監督というイメージである。しかし『帰郷』はなかなか見ごたえがあり、けっこう好きだ。原作を読んでいないのがいいのかもしれない。

まず主演が佐分利信木暮実千代なのがいい。言うまでもなく『お茶漬の味』[C1952-06]コンビである。『お茶漬の味』ではちゃぶ台をはさんでお茶漬を食べていたのに、こちらはシンガポールギャンブルである。「マダム、抱いてもいいかね」である。うひょー。シンガポールがらみなところまで『お茶漬の味』と同じだ。ついでに言うと、佐分利信の娘役の津島恵子お茶漬組である。

津島恵子の義父は山村聰山村聰といえば『舞姫[C1951-03]。あの川端的イヤらしい中年男が、彼のイメージを決定づけている。さらに『宗方姉妹』[C1950-07]でも、同じようなイヤな男を演じている。そしてこれ。『帰郷1950年、『宗方姉妹』1950年、『舞姫1951年と年代もほぼ同じ。このころの山村聰は、文芸モノのイヤな中年男専門俳優だったわけだ。

そのほか、徳大寺伸、日守新一、三井弘次も出ていて超豪華。J先生げきよろこび。戦前松竹映画の残り香という感じがする。

もちろんロケはしていないが、上述のように冒頭の舞台シンガポール木暮実千代を紹介するのに、「昭南で飲み屋をやっている」という台詞がある。今これを聞いてすぐにわかる人がどれくらいいるんだろうか。「え?茅ヶ崎?」とか思ってしまう人がけっこういるかも。

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