宮崎県総合博物館
リニューアル後、多分2回目の訪問。しかし、前に訪れたのはだいぶ前だし、学芸員として見るとまた観点が違ってくるので、新鮮であった。
入り口にメガロドンの化石がドドーンと置かれていた。噂によると運搬に150万くらいかかったとか。
常設展の入り口を入ると、いきなり照葉樹林が再現されている。で、子どもが覗いているのはフィールドスコープなのだけど、あらぬ方向を向いていた。茨城県博でも同様のスコープを覗く展示があったが、そこでも照準がずれていた。子どもはフィールドスコープがあると覗きたがる習性があるので、興味を引きつけるにはよいのだが、きちんと固定するのが難しいらしい。
小さな虫をCCDか何かで撮影して、ディスプレーに表示するという展示。見たいやつのボタンを押すと、カメラがウィーンと移動する。気合い入ってるなぁ。
生き物を絶滅に追い込む原因は何でしょう、覗いてみましょうというやつ。ネタバレになるが、鏡が入っている。面白いんだけど、子どもに伝わってるかなぁ?あと、同じようなのは沖縄の「やんばる学びの森」にもあったな……
昔は閑古鳥が鳴いていたらしいが、今はそれなりにお客さんが入っていた。付近には図書館や美術館ができており、文化ゾーンとなっている。町づくりとして成功しているということが言えるかもしれない。