Uruma で作った RSS リーダ

id:susie_y さんが Uruma で RSS リーダを作ってくださったようです。

へ〜、こんなのが簡単にできちゃうんだ。まぁ、そのための Uruma なのですが、我ながらびっくり。感謝です。

感想や提言をいくつかいただいたので、ここでコメントします。

初期化中にエラーがでると(バインディングで失敗など)するとエラーログが出力されないためブレークポイントデバッグで不具合を特定しないといけない。

すみません、すみません。わたしもいい加減作らなきゃと思いつつ、後回しにしてました。自分でも困るので、0.3.0 に入れました。ただ、充分テストできていないので、Workbench に横取りされて Uruma で拾えていないパターンがあるかも。

ブラウザがUruma部品として提供されていない。
今回は自分でUrumaにブラウザを追加してみた。

ありがとうございます。m(_ _)m 差し支えなければ、ソースをいただけるならこちらで取り込みます。

というか、よろしければコミッタになりませんか? せっかくなので、RSS リーダも Uruma のサンプルにしていただけると、とても嬉しいです。

LogicやDAOのPREFIXのPOJOがDIに登録されない。
⇒UrumaAppAutoRegisterBuilderに追加して暫定回避。

すみません、これも未対応です。将来的には Seasar2.4 の規約に会わせようかとも思ってるのですが。

ユーザ操作により、すでに表示中のViewを異なる未表示のViewに表示を更新できないか。

ちょっとイメージ沸かないのですが、どんなシチュエーションでしょうか?

ユーザ操作により、新規のViewを追加できないか。

動的なビューの追加、というよりかは、あらかじめ定義しておいたビューをあたらしく開く、というイメージでしょうか。それは必要そうですね。

アプリ全体の初期化のため、アプリケーション全体に緋もづくActionがないか。
⇒ AXISやRMI接続の初期化、DB接続の初期化などのため。

これも、実際のアプリケーションを作るために必要ですね。考えてみます。

WorkBentchに緋もづくGUI部品(Perspectiveなど)を直接制御したいため、WorkBentchに緋もづくActionがないか。

SWT まわりは最終的に Widget インジェクションを使えば細かい制御ができるのですが、Workbench まわりも必要ですね。Uruma 側で API を利用するか、Workbench 関連のインターフェースをインジェクションする機能があればいいでしょうか。

EclipseのJOBみたいなバックグランドで処理するためにはどうしたらよいか。

これは他でも要望があったので、

https://www.seasar.org/issues/browse/URUMA-106

で対応予定です。

テーブルのデータをクリックすると、テーブル全体の再描画が走って、ちらつく。
⇒ 自分のバグ? そもそもJFace Tableの仕様か?

すみません、これは Uruma 0.2.0 のバグです。0.3.0 では直っています。

他にも、フィードバックがありましたら、ブログに書いてトラックバックいただくか、Uruma-Dev ML へ投稿してください。

よろしくおねがいします。m(_ _)m