作品425 Lockheed F-104DJ Starfighter


Lockheed F-104DJ Starfighter
航空自衛隊   ハセガワ   1/72
F-104が開発された当時、究極の有人戦闘機と称されてれいた機種で航空自衛隊では初の超音速機。
F-104DJは機種転換用複座型練習機。



第2096話 F-104DJ完成  
セガワ製「F-104J/F-104DJ STARFIGHTER‘207SQ COMBO’」キットの内、1機目が完成しました。
完成したのは複座型の‘Lockheed F-104DJ Sterfighter’ になります。


完成した機体は那覇基地に配備されていた航空自衛隊 第83航空隊 第207飛行隊所属の‘F-104J’ が1983年に開催された戦技競技会に参加するにあたり、戦技競技会で行動を共にする‘Mcdonnell Douglas RF-4E Phantom II’ を想定して同じ迷彩塗装を複座型 ‘F-104DJ’ に施したものになります。
‘Mcdonnell Douglas RF-4E Phantom II’


航空自衛隊の‘Lockheed F-104J / F-104DJ Sterfigter’ は、戦後米国から供与された最初のジェット戦闘機‘North American F-86F Saber’ と‘North American F-86D Sabredog’ の後継機として日本が独自に機種選考して導入した機種になります。
‘North American F-86F Saber’


‘North American F-86D Sabredog’


‘F-104’ は1954年に初飛行したマッハ2級の戦闘機で、鉛筆の様な細い機体から「最後の有人戦闘機」と呼ばれ、米国を含め西側15カ国で採用されていました。
航空自衛隊では領空侵犯する航空機に対する迎撃戦闘機として単座型の‘F-104J’ が1964年から実戦配備され、1986年に全機退役するまで210機導入され、一部は三菱重工で生産されました。
‘F-104DJ’ は複座型の練習機になり、導入した20機すべてが米国から輸入されました。


セガワの‘F-104’ キットは25年ほど前に発売を開始した古いものですが、機体の成型は良好で、今でもベストキットだと思います。
デカールの発色についてはあまり良くなく、下地の塗装によって影響を受けるため、日の丸や部隊マークの位置は同じ形状にホワイトを塗ってからデカールを貼っています。











同じキットの単座型‘F-104J’ の製作は、これから機体塗装に入ります。