道具の使い心地

メモをとるのに、ちょっとした
気持ちよさを感じていると昨日書いた。


雑記帳と、キャップレス万年筆
という道具の使い心地のよさによるところが
大きい。


で、ちょっと周りの人を
みてみると、特に若い人は、
メモ帳なんか開いている人は
いない。
開いているのはケータイだ。


若い人にとっては、
出歩いた先での、文書を扱う道具
としては、メモみたいなものでも、
ケータイの方が使い勝手が
いいのかもしれない。


自分には無理だ。
ケータイではとてもとても
「すらすら感」
は持てない。
1本ないし、2本の指で
あの小さいボタンを連打していくのは、
「イライラ感」のみで、
しかも、画面もあれだけ小さいと、
自分の思考に必要な文章の長さを表示できない。
つまり、文章は書く気にならない。


とはいえ、家人との
短い電話、メールには、重宝している。
その他にも、時計の代わりにもなっているし、
音楽端末としても、使ってもいいと
思える。


ただ、今の自分としては、便利さは感じるけど
「使う心地よさ」
を感じるような道具ではない。



そのうち、ケータイも
「道具としての使い心地のよさ」
特に、身体感覚とのフィット感
みたいなところを
追求はじめてくれないかな
と思う。


まあ、メモについては、自分は
手書きから離れられる気はしないのだが。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060809
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427