Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

大御所ミュージシャンの見せ方



BBC Radio 2の“Electric Proms”なるライブプログラムのTVCM。出演するエルトン・ジョンロバート・プラント、ニール・ダイアモンドの特徴をうまく捉えた作品に仕上がっている。
ライブのプロモーションって、アーティストの映像を使うものが多いけど、これは斬新。ただ、この3人はかなり高齢なので、若かりし頃の姿を知るも者にとっては、その「老い」をリアルに見せつけられ、がっかりするケースがあるので、実写よりこっちの方がレジェンドとしての存在感をキープできるという理由もあるかもしれない。

起死回生を狙うMySpace


Facebookの隆盛により凋落の一途を辿っているMySpaceが起死回生を狙って大幅なリニューアルを敢行した。新しいMySpaceは、これまでの“A Place For Friends”(仲間とつながる場)というコンセプトから、“The leading entertainment destination that is socially powered by the passions of fans and curators”(ソーシャルエンタテイメントのデスティネーション)という新コンセプトにシフトし、ジェネレーションY(18-35)にフォーカスするようだ。
ビデオを見ても解るように、かなりクールなインターフェースになっている。今や老若男女に愛されるFacebookとは異なるポジショニングで勝負しようということだけど、これで、休眠中のユーザーが再び使うようになったり、新しいユーザーが増えたりすることに繋がるか? 「遅すぎる」という意見もかなり多いようだ。個人的には試しに使ってみたい気がしています。

ワイアレスの世界には変化が必要だ


“We noticed the wireless world need a change. Consider this its wake-up call.”(ワイアレスネットワークの世界には変化が必要であることを私たちは気づいていた。「これ」がその起爆剤になると思う)
アメリカの携帯キャリア“US Cellular”のTVCM“Fireworks”が指す「これ」とは、The Belief Projectであり、“US Cellular”が提供する新しいポイントプログラムや料金、新サービスのことである。
「何、それ? →詳しくはWebで」の典型的なパターンのTVCMで、この2フレーズの為に手の込んだレトロ感たっぷりの仕掛けをなさっているわけですけど、“US Cellular”って、過去にも素敵な心温まる世界観のTVCMをリリースしていて結構好きな作品があります。
“Fish”−ソニーサイバーショット」のTVCMがインスパイアされた作品(たぶん)

"Shadow Puppets"