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Facebook Connectリストバンドでイベントの価値が上がる


昨年夏の“Coca-Cola Village”(イスラエル)や今年の夏の“Ushuaia Ibiza Beach Hotel”(スペイン)でも活用されたFacebook Connectリストバンドが登場。“Roxy Pro”なるサーフイベントでスポンサーのOrange(携帯キャリア)が導入したんだけど、会場へのチェックインやカメラマンが撮影した写真のシェア等、“Coca-Cola Village”と同じような機能が提供された。
結果、リストバンドはオーディエンスの全員が装着、1人平均4回以上コネクトし、Facebookで120,000View以上を記録、10%のポストでコメントや“Like!”がついたようだ。

「楽しさの極地」にある時にわざわざスマートフォンを持ち出して操作するより、手軽にリストバンドでコネクトできた方がシェアする情報量が増えるのは当然だと思う。日本ではイベントで効果を発揮するユーザーボリュームに到達していないのでまだまだ「スマートフォン任せ」になってしまうけど、ユーザー数の多い海外はオフラインとオンラインをダイレクトに繋ぐ工夫がどんどん進んでいますね。

屋外広告買い占めて広告から広告へまたがったダイナミックなAR




「1カ所の屋外広告にARマーカーを仕込んで...」という展開はこれまでもあったけど、屋外広告を買い占めて、いくつかの広告にまたがった形でかなりダイナミックに映像が展開されるというのはかなり珍しい感じだ。21st Century Beetleがカナダで仕掛けた“Juiced Up”(わくわく)なる企画なんだけど、新車の登場感演出には持って来いですね。
最近ではARというだけでは驚かないので工夫が必要なんだけど、ここまで大がかりだとエキサイトできそうです。