Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

地下鉄に引っ張られて「水上スキー」ならぬ「線路上スノーボード」


スノーボードを履いた1人の男。しかし、ここは雪山では無く都会だ。地下鉄の階段をボードで滑って降りていく。そして次の瞬間、地下鉄の最後部に取り付けられたロープを手に取り、水上スキーのように地下鉄に引っ張られてレールの上をスノーボードで滑っていく。画質も素人っぽさ全開で何とも破天荒なビデオだ。

これは、最終カットのコピーで “Don’t Dew this at home”と韻を踏んでいることでもわかるようにシトラス炭酸系No.1の“Mountain Dew”のTVCMで、英国でオンエアを目論んだものの、敢えなく放送禁止処分をくらった作品。
Youtubeのページを見てもわかるようにこの映像がアップされたのは実は2009年1月。3年間以上の潜伏期間を経て、テレビデビューを決意した訳だたけど、映像を作ってから3年間Youtubeだけで視聴可能状態にしておいて、機を見て放送するという考え方が面白い。ネットで話題になって、一端収まった後に今度はテレビでオンエアして再びネットでリバイバルヒットを狙う。本当ならよくできたストーリーだ。放送禁止もきっと織り込み済みで、禁止になっても逆に話題になると踏んでいたのでは無いかと思う。

ウェアラブルでシェアラブルでプログラマブルなTシャツ


ファッションとデジタル技術の融合を目指すCuteCircuitがウィスキーブランドのBallantineと組んで世界初のwearable, sharable, programmable t-shirt“tshirtOS”というのを作った。今までもゲームや楽器になっているTシャツはあったけど、この“tshirtOS”の最大の特徴はLEDディスプレイ、マイク、カメラが備わっており、iPhone appsを通じて操作するところ。
できることはTシャツで写真撮影し、ディスプレイに表示したり、 Instagram にアップすることもできる。自分のアカウントを登録しておくと、最新Tweetを胸に表示することもできるし、スマートフォンで視聴している曲のタイトルジャケットを表示や動画の表示も可能だ。
現在販売の予定はないですが、BallantineのFacebookページで欲しいかどうか尋ねていることから、限定でプレミアムにするなどあるかも知れません。

着ている人がTシャツを見ることは難しいので人へのアピール用になると思いますが、クリーニングするにしてもかなりの技術が必要になりそうです。

カンヌで一体何が起こったのか?


「今さら」という感じですが、カンヌの凄いインフォグラフィクスです。「カンヌで一体何が起こったのか?」...参加者のデモグラフィックデータ、何が勝利し、何がそうでなかったか、最もクリエーティブな国、プレゼントピックス、バズ...など、かなりのデータ量が美しくまとまっている。しかし、縦に長いです。