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2014-08-30

Amazonに対抗し、GoogleもDrone配達に参入

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昨年末、AmazonがDroneを使った物流ネットワークを計画・実験中であることを発表したけど、GoogleもDroneによる配達を計画しているようだ。

Amazonが実験しているDroneはクワッドコプターですが、Project Wingと名づけられたこのGoogleのプランはヘリコプターと飛行機のハイブリッド機を使用。ヘリコプターのようにプロペラを使って上空まで上がり、そこから飛行機のように水平飛行する。Amazonが30分を配達時間の目安としている一方で、Googleの計画は今の所2分が目安で短距離となっている。また、最終到達地点での荷物の受け渡しは、Droneを着地させるAmazonに対してGoogleは上空から荷物をワイヤーで降ろす方式を採用しているとのこと。

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"Think 10X"(世の中を10倍良くする)...を掲げるエリート部隊"Google X"がプロジェクトを主導しているようです。FAA(連邦航空局)の規制の問題もありますが、Drone物流もホットな市場になるかも知れません。

2014-08-29

アイルランド生まれのGuinnessがそのルーツはアフリカンカルチャーと主張

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Guinnessのアフリカ大陸向けのフィルム。BGMは"Black Skinhead"(Kanye West)でタグラインは" Made of Black"。フィルムでは"ブラックは色じゃない、俺たちのカルチャーそのものなんだ"と訴えつつ、スタイリッシュなダンスやボディペインティングなどを披露している。

Guinnessの黒ビールという特徴とアフリカンの誇り高きブラックカルチャーやふるまいを結びつけている訳だ。

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これまで、他のどんな市場でもアイリッシュカルチャーと深い関わりを主張してきたGuinnessだけに、欧州人など、その様子を良く知る人がこのフィルムを観ると、相当困惑するかも知れないが、市場が違うので良いのか...。

また、アフリカンダンスはスタイリッシュでもダイナミックでもなく、怠慢で洗練されていないのが本当の所だけど...これを観たアフリカンはどう思うのだろうか。

(via Creative Review)

2014-08-27

下衆の極み過ぎて...絶句。

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不特定多数の人が利用する地下鉄の駅のホームの床は汚さの極致だ。そんな場所で、1人の男がおもむろに床の一部を掃除機でクリーニングし始める。そして、掃除した床に食べ物をぶちまけ、そこがまるでレストランかのように、ナプキンをしてフォークで食べる。更には、床の上を皿に見立ててソースをぶちまけ、そのソースに何かをディップし、食べる。普通で考えれば狂気としか思えない。

これは、北米の掃除器具及びフロアケア市場で20%のシェアを誇る"BISSEL"によるハードフロア用掃除機"Symphony All-in-One"の清掃能力(モップ・洗剤不要。水だけでキレイになる)を主張するスタントであるが...。

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このパフォーマーは"BISSEL"のブランドマネジャーであり、その身体のはりっぷりは凄いとは思うけど、下品さは如何ともしがたく、ホームに居合わせた他の人の何とも言えない表情を見れば、この企画の不快感がわかります。

防水をエンジョイする

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スマートフォンの防水性能というのは雨や水没などの緊急事態に対応するという意味合いが強いけど、このSony Experia Z1Sの発想は"防水機能をエンジョイする"というもので、その為にわざわざAppをリリースしており、以下のような活用法が用意されている。

端末を水槽に入れてスクリーンに映る水中生物を鑑賞

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スマートフォンで撮影し、現像(よくここに目が行ったなぁ)

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端末を傘に(これは斬新!)

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水中で楽しむゲーム"Sink Sunk"

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雨中でカラオケを楽しむ

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防水性能の訴求方法として、その機能自体を楽しむという視点はこれまで無かったように思うし、Appの位置づけも面白いです。

2014-08-25

Netflix × Oculus Rift = Oculix

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映画やテレビの見逃し視聴のストリーミングサービスで飛ぶ鳥を落す勢いのNetflixが社内で未来のインターフェースをテーマにハッカソンを開催。そこで飛び出したアイデアが無限空間を彷徨うように視聴したいコンテンツを探すOculus Riftを使ったインターフェース"Oculix"。

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こんな感じで検索して、そのままSF映画など鑑賞してしまうと、しばらく現実世界に戻れなくなってしまうのでは...。

小さなOreoの物語

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米国のクッキープランド"Oreo"が僅かクウォーターほどのサイズのミニバージョンを送るサービス"Oreo Mini Deliveries"を実施した(8月22日終了)。マイクロサイトで申し込んで、自宅や友人宅に送ることができるこのサービスは、毎日500人限定(先着)となっている。500人に入ることができなかった人にはOreoの愉快なGIFデータがプレゼントされる。

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加えて、米国内で最も小さな50の町を選び、それらの町に暮らす全ての家庭にこの小さなOreoをささやかなプレゼントとして送った。

以下が小さな町に暮らす人々に届けられるまでのイメージだ。(馬車ってのがいいなぁ)

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"Oreo Mini Deliveries"はOreoが6月にリリースした広告"Mel's Mini Mini Mart"に連動して実施された。

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"Mel's Mini Mini Mart"という小さな店を覗いてみると、そこには小さなOreoがあった...という物語。ポエム風の語りがとても良い感じです。

"Contagious"によると、サンプリングの方法が秀逸で、規模よりも希少性を追求した所が良かったとのこと。また、素敵な写真を撮ってInstagramで共有したくなるようなイメージ写真がパッケージに同梱されていたようです。

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そして、この"Oreo Mini Deliveries"によって通常サイズの少量パック(甘い物を控え目に食べる健康パック)のOreoが随分売れているようです。

Oreoって誰もが知っている、食べたことがあるクッキーだけに「いつでも手に入る感・知っている感→だから今わざわざ買わなくても...」という既知感バリアを乗り越えるのが大きな問題である訳ですが、小さくするだけで急に魅力的に、かわいく見えてしまうというのが面白い。勿論、広告でのストーリーテリングが伏線になっている訳ですが、興味深いです。

2014-08-23

アイスバケツチャレンジを利用した下品なプロモーションが登場

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タイムラインを"Ice Bucket Challenge"で占領され、その映像がゲイツやザッカーバーグなど当初のセレブによるチャレンジから徐々に普通の人々へと移行しつつある今日この頃、不謹慎極まり無い企画が放り込まれた。

Samsung Galaxy5Sがその防水性能を活かして誰からも指名されていないにも関らず、自主的に"Ice Bucket Challenge"を実施。iPhone5S, One M8(HTC), Lumia 930(Nokia)という、いずれも防水性能を持っていない機種にチャレンジするよう指名した。

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ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を知って貰い、寄付を募るための社会的活動を宣伝に利用するとは...。ユーモアのつもりだと思いますが、ユーモアになってないですね。

※追記1: エージェンシーはCheil UK。寄付はしているが金額は非公開。エージェンシー担当者は「意味あることを予想外の方法で成し遂げた。ブランドにとっては絶好の機会だった」と語っている。

※追記2: 氷水をかける前後でバッテリーが64%→56%に急減してることからビデオ自体がフェイクという意見も出ている。

※追記3:コメント欄に批判が飛び交い、関係者総動員で火消しにまわるという展開になっています。

現代人の深刻な悩み「睡眠」問題の解決の決定版!?

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超絶的に忙しい現代人にとって快適な睡眠は喫緊の課題。枕など色んなツールメソッドが販売されているけど、未だ決定打は無い。しかし、このサンフランシスコを拠点とする"Hello"が開発した"Sense"は現代人の深刻な悩みを解決してくれるかも知れない。

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Senseの本体は鳥の巣模様のボールで、照明やノイズ、温度、湿度、アレルギー物質など室内環境をトラッキングする。"Sleep Pill"と呼ばれるクリップ式デバイスは枕に取り付け、いつ眠りに落ち、いつ目を覚ましたかなど、あなたの眠りの状況をトラッキングする(相当小さな動きも検知するらしい)。そして、Appを通じてこれらのデータを管理し、いつ何によって眠りが妨げられたか、あなたの睡眠は100点満点で何点か?...などを把握できる。

また、それらのデータマネジメントによってあなたの睡眠サイクルを把握することができ、あなたが最も快適に起床できるタイミングで静かに起こしてくれる。止めるまで強制的に激しく鳴り続ける目覚まし時計とはおさらばできる訳だ。

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"Sense"は現在Kickstarterクラウドファンディング実施中であり、目標10万ドルの所、240万ドルの調達に成功している。"睡眠"のテーマの大きさが伺えるレスポンスです。

Airbnbで予約してIKEAで宿泊

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昼間の人混みの中では嫌だけど、夜のひっそりとしたIKEAのモデルルームなら宿泊してみたいと思う人も居るだろう。そんな人は空き部屋シェアの"Airbnb"で予約の上、SydneyのIKEA宿泊できる。(但し〜8月31日)

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部屋のタイプは3種類。"Rustic Charm""Inner City Living""Modern Elegance"で、いずれも11豪州ドル(=1063JPY)。安上がりに旅したい人にはぴったりだ。

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Airbnbを使うとは凄いアイデアだなぁ。

2014-08-19

私の名前はガザ

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パレスチナ人デザイナー"Jihad Abdul Haq"が、戦いが終わらないガザで生活することの恐怖を訴え、助けを求める広告を配信している。

私の名前はガザ。私の現状を見て欲しい。もし、あなたの居場所が同じような事態になったらどうする?

パリ版の他、ロンドン・上海カイロ・ドバイ版が用意されている。

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英米がイスラエルに肩入れしたり、一方でハマスがガザ市民が避難することを妨害したり、状況が複雑過ぎて早期解決の突破口が見えない状況ですが...祈るしかないのか。

黒づくめのレストラン

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真黒な外観のレストラン。前に停まっている車も真黒。そして、店内は真暗で、ガラスも黒い。恐る恐る店内に入るとそれは"ダイアログ・イン・ザ・ダーク"の世界で、ナイトビジョンゴーグルを装着した店員がアテンドしてくれる。この不気味なレストランの名は"Tim Hortons"。カナダの珈琲&ドーナツチェーンで、この真黒い店舗はケベックにある。

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店内に入った客が手探り状態で受け取るのが、ブラックロースト珈琲。そう、この黒づくめはブラックロースト珈琲のプロモーションという訳だ。馬鹿馬鹿しいけど、徹底している。

このビデオが80万視聴を超えるとは...大成功ですね。

2014-08-18

広告賞以外の広告に与えられる賞...エミー賞

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週末に開催されたエミー賞で"Outstanding Commercial"が発表された。Cannes Lions, One Show, CLIO...etc 広告業界には色々と賞レースがあるけど、業界の事情や業界内だけのトレンドが反映された賞でもあり、一般的とは言えないだけに、TVCMに限定されているとはいえ、業界外のこういった賞の受賞こそ、価値が大きいのかも知れない。

この名誉ある賞を受賞したのは...

Misunderstood(Apple)

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昨年のホリデイシーズン前に公開されたこのTVCMは僕も大好きな作品です。家族が続々と集まってきているというのに、いつもスマートフォンばかり触っている少年。家族は少々困った奴だなぁ、という感じ。でも、夜のパーティの時間にその理由がわかる。彼は、家族のクリスマスビデオをつくっていたのだ。まさにMisunderstood=勘違いだった訳だ。

スマートフォン中毒が世に蔓延し、飛交う批判に対するAppleの反撃だったかも知れません。あるいは、Appleはクリエーティブマインドのためにある!ってことかも。カンヌライオンズ2014でこの作品はシルバーだったので、溜飲を下げたことでしょう。

その他、ノミネート4作品です。

Hero's Welcome(Budweiser)

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スーパーボール2014でオンエアされた帰還兵に敬意を表すCM。このテーマはBudの十八番ですが、いつ見てもうるっと来ます。国を守ってくれている人の存在の大きさを感じます。

Puppy Love(Budweiser)

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同じくスーパーボール2014でオンエアされたTVCMで、No.1の呼び声が高かった馬と犬の友情物語を描いた作品。

Childlike Imagination(GE)

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GEで働く母の娘が母の仕事について語る。GEが女性を積極的に雇用する多様性のある企業であることをアピール。

Possibilities(Nike)

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二の足を踏んでいる奴等に"できるんだぜ!""踏み込もうぜ!"と背中を押す。

ノミネートが全部で5つ。内受賞作は1つ。賞の価値を維持する意味でも、カンヌライオンズもこのぐらいのボリュームが良いのではないか?

予告無しに現れては消えるNike FuelBox

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数年前、Coca-Colaが実施して以来、夥しい数の自販機プロモーションが企画されてきたけど、この"Nike FuelBox"はかなり良い感じ。NYCを皮切りに世界中の街に予告なく現れるこの自販機。売っているのはNikeの帽子やソックス、Tシャツで、それぞれ金額ではなく、500ポイントとか1000ポイントとかポイントで表示されている。つまり、Nike FuelBandの消費エネルギーポイントで交換するシステムで、そのポイントも24時間以内に限定されており、FuelBandの利用促進企画になっている訳だ。

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そして、自販機は予告なく現れる為、FacebookTwitterInstagramなどの投稿の位置情報を頼りに探す他ないという...本来的なソーシャルメディアの活用を前提としている。企画や商品が良ければ、ブランドにチカラがあれば、過度なインセンティブや告知など必要ないよ...という。

春先にFuelBandの新規開発が中止になったというニュースがあっただけに、FuelBandユーザーをがっかりさせない為にやったのではないか。それで、ニュースによって渇望感を感じていたユーザーが飛びついて盛り上がる訳だ。インサイトが素晴らしいな。

ロンドンの地下トンネルを改造したHouse of Vansが良い感じ!

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2009年ロンドン地下鉄のトンネルを改造してオープンしたパフォーマンスアートスペース"Old Vic Theatre"をスニーカーブランドの"Vans"が大規模に改造して引き継いだ"House of Vans"は今やロンドンのトレンドスポットとなろうとしている。

Vansのステートメントによると、2780平米のこの広い地下空間は新しいクリエーティビティを育てるスペースとして位置づけられている。まず目につくのはインドアスケートパーク。ここなら口うるさい大人に文句を言われることなく、スケーティングを極めることができる。

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他にも850人収容のミュージックホール、シネマ、ギャラリー&ラボ、2つのバーなどがある。

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PVも良い感じ。

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トンネルアンダーグラウンドな風味全開でかなりイケてる。トンネルに限らず廃墟は潰さずに再利用するような感じがコスト面でもカルチャー面でも良いのではないか。日本にもこういった場所、きっとあるハズだ。

子供の頃に食べるフレンチフライが肥満の原因

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肥満を原因とした心臓など内臓疾患の手術直前から幼少期までの生活を遡っていく映像。ファーストフードやお菓子を食べ、炭酸飲料を飲み、運動はしないという典型的な生活が続き、一番遡っていくと、親がフレンチフライを幼子に差し出している。この映像をリリースしたChildren’s Healthcare of Atlanta(非営利団体)は子供を不幸にするもしないも全ては親次第だと断罪している訳だ。

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昔、米国人の肥満の原因と食生活についてリサーチしていたことがあって、その時の調査結果とほとんど同じ。当時、米国では幼少期の子供が最も食べる野菜がじゃがいもであり、フレンチフライという形でそれを摂取していた。そして、フレンチフライを食べる際、米国人は多量の塩またはケチャップをそれにつけて食べる。私個人の推論ではこれが最悪で、味の強いケチャップや塩で舌の機能が麻痺し、濃い味しか感じられなくなる。米国のアイスクリームやチョコレートが極端に甘いのは恐らくこれが原因で、濃い味=多量の糖分・塩分により、肥満が加速する。彼らにとって薄味の京料理など何も食べていないのと同じであろう。米国が肥満の呪いから解き放たれることを願う。

Nike 40年に渡るシューズの歴史

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アニメーションスタジオの"Golden Wolf"が制作したNikeのトレーニング&フットボールシューズの歴史"Nike Genealogy of Innovation"。1971年創世記から現在までをGenesis (1971-94); Reformation (1995-8), Golden Years (1999-2002), Enlightenment (2003-6), Renaissance (2007-10), Transformation (2011-13), Revolution (2014)の7つのチャプターに分けて紹介している。

各チャプターを異なる世界観で表現しながら1つのビデオとして纏める所が難所だったとクリエーターは語っております。全40年の内、最初の"GENESIS"が23年で後は3-4年刻みになっているあたり、ここ15-20年のイノベーションの著しい加速が感じられます。

Webサイトには複雑な系統図が描かれていて、こちらも見ごたえあります。安易に縦横の矢印ボタンクをリックして見ていると、迷子になります。

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ロンドンには"Nike Genealogy of Innovation"のディスプレイもあるようでWebサイトで描かれている複雑な系統図が具現化されているようです。

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2014-08-13

その街を走れば、自動的にその街のプレイリストと共にドライブを楽しめる

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プラハは音楽にゆかりのある街だけど、どちらかといえばクラッシック。しかし、このToyota Yaris Hybrid"The Musical City"のテーマはポップスソングであり、街をYarisでドライブしながらカーステレオから流れるポップスソングに合わせて歌うTVCM出演オーディションを実施するという趣向だ。但し、個人的にはオーディションよりも曲の提供方法が興味深い。

プラハの街の各所のストリートプレートを曲名に書き換え、各々にGPSを仕込むことで、ストリートが変わる毎にYarisのカーステレオがGPSを検知し、そのプレートの曲がかかる。つまり、その街の走りにピッタリのDrive Play Listを楽しむことができるという訳だ。

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最近はストリートで電気自動車自転車を貸し出ししている都市も増えてきており、そんな乗り物と連携したシティプロモーションなんかに応用できるかも知れない。

2014-08-12

フルLEDバスケットボールコート、上海に登場

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上海でフルLEDのバスケットボールコートが登場した。これは"Nike Rise"キャンペーンの一環で、中国各都市から選抜された30名の若手選手がKobe Bryantによる直接指導を受ける場となっている。最終的に絞られた3名に、9月のバルセロナで開催される"Nike World Basketball Festival"への出場権が与えられる。

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キャンペーンのストーリーを紹介するビデオも公開されている。

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LEDならではのエンタテインメント的要素が魅力。更に、選手のトラッキングデータを活用した練習メニュー開発なども実施したとのこと。

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企画はAKQA。床一面がLEDとは発想がぶっ飛んでる。バスケットボールは元々人気スポーツだけど、例えば、ハンドボールだってこの上でやれば、見応えのある競技になりそう。

2014-08-11

Levi’sの広告が偉大だった頃を覚えているかい?

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"Creative Review"がLevi'sの新作広告をかなり強く批判している。日本でLevi'sのようなビッグブランドを、こんなに強く批判するメディアなどないなぁ...と思い、少し訳してみた。

(以下適当和訳)

Levi’sが新しい広告をリリースした。それはワクワクするようなポップチューンで幕を開け、まるで、"Laundrette"や"Dangerous Liaisons"といった過去のLevi’sの名作を旅するような感じだ。しかし、それは過去の偉大な作品を超えているわけではない。過去の名作を反映しながらも、その輝かしいオーラを感じず、寂しい思いすらさせる。

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この"Just Don't Bore Them"は5年間にわたるW+Kとの付き合いに別れを告げ、今年初めにLevi’sのアカウントを奪取したDraft FCBの初作品である。ちなみにFCBはこれまでにもBBH(Levi'sの過去の名作の大部分を担当したエージェンシー)と共に広範囲にわたってLevi’sの作業をした経験があり、ブランド固有のトーン、音楽とストリートスタイルのコンビネーションを理解している。例えば、1984年のこの”501 Blues”もその1つだ。

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新作は好奇心が感じられるし、全体的には悪くないが、それは、かつてのLevi’sのスタイルを様々なジーンズブランドがコピーすることで巷に溢れているありふれたイメージのコンビネーションに過ぎず、そしてLevi’sがかつて獲得した嵐のような注目も得ることができていない。

そのように他社が真似する中でも、かつてのLevi’sの作品は際だって風変わりだった。いくつかのベストワークはジーンズの製品的特徴やスタイルをきっちりと捉えている。例えばSta-Prestのプロモーションキャラクターとして開発されたFlat Eric(パペット)などがそうだ。

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この”Twist”は、風変わりでありつつ、商品の特徴をよく捉えている。

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プリントについても、Knick Knight(カメラマン)が撮影を担当した"老人"をテーマにした写真はとてもクールだった。

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Richard Avedonによって撮影された写真なんかも良かった。

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これはBBHが初めて手掛けたポスターでブラックジーンズのプロモーションだ。後にこの羊はBBHのブランドロゴになった。

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近年、そういった混乱するマーケットの中でLevi’sは自社をどう定義すべきか、もがいていた。W+Kによって制作された”Go Forth”は、そのアメリカンルーツに寄り添うと共に、苦境下にあるアメリカに希望のメッセージを投げかける力強いキャンペーンであるが、音楽をベースにセクシーさをウリにした過去とは異なり、静かで悲観的なトーンだ。そして、加えてWranglerのクリエーティブに似ているというのも物足りなかった。

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ブランドが新しいエージェンシーに託す希望は、最初の仕事でこれから進むべき道を規定し、強いポジションを築くことだ。この新作を見る限り、Levi’sはあまりおもしろみの無い方向に行くだろう。過去の偉大な作品をヒントにすることは良いが、それだけでは偉大な作品にはならず、もっとリスクを取る必要があるし、広告によって人々につまらない思いをさせないように、Levi’sは心配するべきだ。

(和訳以上)

これまでの広告があまりに素晴らしく、広告業界の代表的作品を多く排出してきたからこその期待なんでしょうが、厳しい。こういう記事に影響されてLevi's & FCBは軌道修正とかするんでしょうか? 次の一手に注目したいです。

(via Creative Review)

Appleを辞めた社員がAppleが如何に素晴らしい会社かを行動で表す

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彼の名は"サムスン"(Sam Sung)。アップルストアでこの前まで働いていた青年だ。"アップルでサムスンが働く"という何と皮肉な偶然だろうか。その彼がアップルストアのスタッフシャツ、ネームタグ、そしてその希少価値の高い名刺をセットにしてeBayチャリティ販売している。

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サムスンは"私はアップルで素晴らしい経験をしましたし、みんなにアップルで働くことを薦めたいと思っています。私はそのユーモア社会問題を解決するという意識と共に私の古い名刺がアップルの熱狂的ファンに渡ることを願っている"と、語っている。

火曜日にeBayで競りに出されたサムスンの名刺、シャツ、ネームタグは現在80,200ドルに達しており、締め切りは8月15日となっている。売上は全額"The Children’s Wish Foundation"に寄付される。

一儲けすることも簡単だけど、それを敢えてせずに辞めた後もアップルの精神を継承して行動する。社員が辞めた会社の素晴らしさを表すという素敵な例です。広告による自画自賛も必要かも知れませんが、こういうのがリアルで響きます。

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先月、アップルの社員がサンフランシスコのPride Paradeに参加して、多様性尊重を訴えていた光景も非常に好感持てました。アップルの場合、ビジネスでの力強さやクリエイティビティは世に広く知れ渡っていますが、こういったユーモアと優しさの証明は、広告では簡単でなく、よりブランドを強くするように思います。

2014-08-10

リアルタイムで勝利するCoca-Cola!〜Diet Cokeを使って妊娠発表するカップルのビデオが大ブレーク

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カンヌライオンズのCoca-ColaのセミナーでCoca-Colaのコンテンツの80-85%はCoca-Colaの外でユーザーによってつくられている。だからCoca-Colaはそれらを見逃さずチャンスに変えてい(Winning in Realtime)...というようなことを語っていたけど、これもその1つだろう。

Take PatrickとWhitney McGillicuddyのカップルはDiet Cokeを使ったこんなユニークなビデオで妊娠を発表。#ShareaCokeを添えて、Twitterにアップした。

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#ShareaCokeが添えられてポストされたこともあり、Coca-Colaがタイミング良く発見。即座にReTweetし、現在347万視聴を突破している。

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面白いネタを発見して拡げたり、かぶせたり...みんなに弄んでもらえるブランドならば、サイレンスというオプションは無いですね。

ダビデ王、ダビンチ...偉人が生誕し、没した場所から文化移動の歴史を探る

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Googleは"Freebase"というデータベースを無料公開しているけど、その中でイスラエルのダビデ王やダビンチなど、歴史上の偉人がどこで生まれ、どこで亡くなったか...というデータを抽出し、"人類2500年以上の文化移動の歴史"みたいなテーマで可視化した"Charting culture"。(青色が生まれた場所で赤色が亡くなった場所)

17世紀鎖国中の日本。ほぼ移動が無いです。

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19世紀オーストラリア。英国からの移民と共に偉人が続々とやってくる。

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5世紀ローマ帝国の最盛期。移動半径の大きさが領土の大きさを物語っている。そして、人の流れはイタリアへ。

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18世紀になると大西洋の往来がさかんになる。

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19世紀。西部開拓時代。人は西へ西へ。

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20世紀に入ると自動車が発展し、米国東西の往来が激しくなる。

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20世紀中盤にもなると、国際線が発展して、大陸を超えた移動が活発になる。

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21世紀。フロリダリタイア後のパラダイスになる。

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5分間の比較的長尺ビデオ。でも、見応え十分です。

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5万年前にタンザニアで誕生した人類の種がどうやって世界各地を旅していったか...みたいなテーマがとても好きなので、こういうのは萌えます。

メッシがバルセロナの街中をドリブル!

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フットサルに興じるプレーヤーの背後に現れたプロジェクションのメッシ。そのメッシがそのままバルセロナの街中をドリブルする。メッシモデルのスパイク"adizero f50"のプロモーションメッシバルセロナ帰還のセレブレーションとして実施されたようだ。

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ドリブルするメッシの姿もいいんだけど、プロジェクターを搭載したクルマが走行しながらプロジェクションする姿がまた萌えますね。

2014-08-04

クラウドピアノ

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David Bowenによってクリエーションされた"Cloud Piano"。"クラウド"とつくからといって世界中のインターネットユーザーみんなで演奏して...みたいな話ではない(そんな企画も数年前にあったけど)。ここで言うクラウドは雲であり、ビアノを設置しているビル屋上の機器が捉える雲のカタチと動きに合わせてリアルタイムで演奏される。

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結果、雲のようにふんわりと流れていく、かつてない音の組み合わせになっているとのこと。

これが音楽として成立しているかどうかは人によるだろうと思います。自然に任せて音を奏でる...みたいな発想は"木から落ちるチェスナットの実が、木の下に張り巡らせたテントに当たり、音を奏でる"Tree Concert"に似ている。

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2014-08-02

Airbnb 弄ばれたリブランディングの切り返し

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去年、STARBUCKSやGAPなど、せっかく公開した新しいロゴタイプがファンの不評を買ったりして、ソーシャルメディアが普及した今、ReBrandingってかなり難しいなぁという感じですが、最近ではシェアリングエコノミーで話題のAirbnbも同じ憂き目にあいました。

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色んなパロディロゴがインターネット上に出回りましたが、女性器バージョンは特に酷く、Airbnbの経営陣の心中察するに余りある次第ですが、その対策としてAirbnbはSTARBUCKSなどのように新バージョンを素早くリリースするのではなく、別の方法で乗り切ろうとしている。

"同じ思いを抱える仲間と一緒につくりあげたこのムーブメントをひとつのロゴにしたい"とは思ったものの、よく考えてみたらAirbnbの体験はあまりにも人それぞれで、とてもひとつのロゴ、カタチで収まるものではないんですよね。

そこでここはみなさんにバトンタッチです。Airbnbを毎日つくって盛り上げてくださっている旅人とホストのみなさんに自由に作ってもらうことにしました。

ということで、オリジナルロゴを作ることが出来る"Create Airbnb"をオープンした。

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そして、1人1人ロゴがあるだけでなく1人1人の物語もシェアとましょう...ということで、Airbnbでホスト/ホステスをやっている人の物語ビデオが公開されている。今後、投稿された物語を吸い上げ、次々にビデオ化していくようです。

韓国ホステス"Yaeri"の物語。彼女は客人に韓国料理を振る舞ったり、様子を見てパスタなんかもつくってあげる。米国での生活も長く英語も完璧。いや、こういうホステスなら泊まりに行ってみたい。若い頃にAirbnbがあったら利用しまくっていただろうな。

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米国のホステス"Kepa"の物語。こんな素敵な庭のある家に泊まれるなんて。ホテルより全然良い。Kepaもとても人の良さそうな感じ。

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クロアチアのホステス"Rada"の物語。自前のボートで周辺の島を案内してくれるなんて。とても田舎な場所というのも良い。

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勿論、全てのホスト/ホステスがこんな調子ではないと思うけど、こういう素晴らしい物語見せられたら、ロゴのことなんてどうでもよくなるのでは? と思います。

Smartなジョーク

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小回りで忙しい都市を自由に駆け抜ける、燃費の良さ...1998年導入された"Smart"(FORD)はビッグアイデアだった。そして、新しいSmartは大きく考えるだけでなく、大きく行動する。"RealityへのAdjust"から"RealityのIgnore(無視)へ"。

都市に最適なのは大きい車。どこに駐車しても、どこからでも発見できるこの大きさ。

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夏の暑い季節、熱い空気は上部にたまり、ドライバーや同乗者は快適な温度で過ごせる。とてもエコだというのが主張だ。

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人間の身長はどんどん伸び、2030年には2.55mに到達する。だからこの大きなサイズが求められるんだ。

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ユーターン程ドライバーをイライラさせることはない。新型Smartは後ろ向きに走行できるという...驚きの機能。

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風の強い日、後続車は風の影響無しで走行できる。つまり、他の車の燃費効率は飛躍的に向上する。これを"Eco Empathy"と呼んでいる。

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このアイデアをSmartの開発陣に開陳するが...。

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確かにこれが何の布石にもなってなかったら寒いかも知れない。ティザーでやるとはまるんですね。その後、発売CMが公開されたけど、ティザーとは何の関連性もなかった。

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自動運転カー時代にはより信頼できる保険会社が必要になる

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自動運転カーは今ホットなトピックスの1つだ。カリフォルニア州とネバダ州では既に公道実験が許可されている。そんな中、英国が自動運転カーでのイニシアティブを取るべく2015年1月から国内3都市での公道実験許可を発表、その為に道路交通法の見直しを2014年末までに実施するそうだ。対応が早い。

興味深いのは規制見直しの考え方で、"運転技術のある人が自動・手動切り替え可能な自動運転カーに乗る場合に適用されるべきルール"に加えて"運転技術が無い人しか乗車していない自動運転カーに適用されるべきルール"も加わっている。これは、5月にGoogleが発表したハンドルとペダルが無い自動運転カーに対応する考え方だ。

Googleはドライバーを完全に排除した方がより安全になると判断している。

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因みに昨年、スウェーデン政府はボルボの協力を得て、2017年から一部都市で100台の自動運転カーを一般車両に混じってテスト導入することを発表しましたが、英国はそれよりも2年早い公道実験導入となる。

この英国政府の発表を知ってか知らずかタイミング良く、オランダの保険会社"Centraal Beheer Achmea"によるTVCMがリリースされている。

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自動運転カーが巻き起こす様々なトラブル。これまさにみんなが心配していることだ。"Centraal Beheer Achmea"が主張しているのは、自動運転カー時代は予期せぬトラブルも増えるだろうけど、私たちに任せて下さい...とのこと。このトラブルを起こすクルマが何故かVolkswagenというのが気の毒です。

2014-08-01

映画つきビール

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映画鑑賞しながらビールを飲むというのは珍しいことでは無いし、近頃はストリーミングも充実しているので面倒なことでも無い。そんな比較的環境が整備されている状況の中を割って入るように登場した新サービスが"Movie Unlocker"だ。

"Movie Unlocker"とは特別なBluetooth Beaconのことであり、これをビアボトルの栓部分に仕込み、テレビやPC、タブレットなど、Bluetoothを認識できる端末にそのユニークコードを認識させることで特定の映画を観ることが出来る。ビデオを観る感じでは端末と乾杯する感じでコードを認識させる粋な演出が可能なようだ。

但し、まだサービスはスタートしていないとのこと。仮にコンテンツ業界との話もついてサービスがローンチされるとしても、ビールに上乗せされるコンテンツ価格のことなど考えると、プレミアム的な使い方が限界では無かろうかとも思う。