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2015-01-28

ライバルブランドのCMを視聴しなければ、Volvo新車がもらえるかも

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Super Bowlが近づくと450万ドル(30秒)という狂気的な高額スポットを購入したブランドの動きと共に、世界一の高額メディアに手が出ないブランドによるアンブッシュが活発になる。そんなアンブッシュブランドの1つがVolvoBMW, Kia, Lexus, Nissan, Mercedes-Benz, Audi...自動車ブランドは昨年は11ブランドが高額スポットを購入しているが、Volvoのアンブッシュ施策はかなり露骨で、それらのCMを視聴せず、そのオンエア時間帯に"誰をVolvo XC60に乗せたいか?"を"#VolvoContest"と共にTweetしてくれ、という企画だ。

Tweet後、Volvoからいくつかのユーザーにリプライがあり、その理由を問われる。そして、その理由をTweetするとVolvo XC60を勝ち取れるかも知れない(5名)。

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Volvoって高級車なので、こんな露骨な企画で品位が落ちないか心配だけど、"The Greatest Interception Ever" (史上最大の邪魔)というタグラインからも、そんなこと微塵も心配していないようだ。お祭りだから良いのだろうか。

因みに、この企画のCDはTor Myhren(Grey)という人物で、昔、Oprah Winfreyが自身の番組19周年を記念してファンに300台のPontiac(GM)をプレゼントするという大盤振る舞いをした時にプロモートした人物だそうだ(あれはOprahからのガチのプレゼントだと思っていたけど、仕込みでしたか)。自動車プレゼントは裏切らないという絶対の自信があるのでしょう。

2015-01-22

ベストセラー作家の最新作は時限爆弾装置付き

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かつて広告代理店で働いていた"James Patterson"は、今や世界で最も稼ぐベストセラー作家として有名。その最新作"Private Vegas"のプレオーダーが1月26日に開始するけど、それまで待てない気の早い熱狂的ファンの為に、2つの方法で作品を公開している。いずれも相当の速読能力が必要であり、加えて、1つの方法はかなりの財力も要求される。

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"The Self-Destructing Book"はその名の通り自爆本。書籍に24時間の時限爆弾装置がついているという想像を絶する本だ。しかも、その自爆本は1名に限り、294,038ドルで販売されている。この高額自爆本を購入すると以下の特典がある。

  • 非公開の場所へファーストクラスのフライトで移動。
  • ラグジュアリーホテルで2泊。
  • 豪華なリーディングスペースで24時間の読書と高級シャンパンを楽しむ。
  • 優秀な爆発物処理班を傍らに配置。
  • 金と皮製の双眼鏡で爆発の瞬間を見学(双眼鏡には作者のイニシャル刻印)。
  • James Pattersonとのディナー。
  • James Patterson"Alex Cross"シリーズ全作品のサイン本

因みにこの294,038ドルという不自然な金額は広告代理店の制作費だそうだ。

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そして、もう1つの方法はJamesPatterson.comでランダムに配布されるコードを手に入れた1,000人限定であり、専用のiOS Appを手に入れて読むことになるが、こちらも24時間の時限装置付き。読み始めてから24時間後、画面は自動消滅する。例えば殺人のシーンなら画面上に地が飛び散るといった演出も用意されているそうだ。

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24時間で読めそうにないので、続きが知りたくて書籍をオーダーするという作戦も面白いし、24時間で画面が消えるという映画っぽい演出も引き込まれそうです。James Pattersonはスリラー小説作家なので、作品にもフィットしています。

294,038ドルの高額本は1,000人を対象とした企画に目を向けさせる位置づけだと思うので、そういう意味では実際に売れなくても良いと考えてしまいますが...本当に広告代理店のギャラがかかっているなら、そういう訳には行かず、こちらも別の意味でスリリングです。

2015-01-08

DJのアナログ盤でデジタルなDJプレイ

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ここ数年、アナログ盤を使ったお洒落企画が時々見られるけど、これもその一種。"DJ QBert"のアルバムジャケットにはDJ気分を手軽に味わえる粋な仕掛けがある。DJ App"djay2"を起動させた状態でターンテーブルが描かれたジャケットをDJになりきって操作すると"djay2"がBluetooth通信で遠隔操作できる。

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アナログ盤なんて売れない商品でよくぞここまでやったな...と思ったら、DJ QBertがKickstarterで資金を調達し、Printed MIDI技術を持つNovaliaに協力依頼することで実現した模様。プロモーションでも工夫すれば資金調達が可能という素晴らしいケース。

2015-01-05

Uberみたいな配車Appで試乗

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タクシーの広告的な使い道は車体にステッカーを掲出するか、車内で何かを配る...ぐらいしかなかったけど、これからは試乗的な使い方もできるかも知れない。"99 Taxis"なる配車Appを使用すると"Renault"の車輌が配車される。普通のタクシーと違うのは希望すれば運転できることと、"Renault"の説明を聞かなければならないこと、そして(きっと)無料。

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日本でも"Uber"が東京でサービスを開始しいますが、試乗企画に使える可能性があるかも知れません。

2014-12-20

Johnnie Walkerを靴裏に隠し持つ

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今は1920年代(禁酒法時代)ではない。よって、酒を隠し持つ必要はないんだけど、英国紳士向けのシューズブランド"Oliver Sweeney"がソール部分に"Johnnie Walker"のミニボトルが隠れる"Oxford Style Johnnie Walker Brogues"をつくった。アキレス腱の部分にはJWの手縫いロゴも入っているという芸の細かさだ。

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"UNCREATE"で実際に販売されており、価格は489ドル。高いか安いかはわからない。

"Johnnie Walker"の渋い世界観がうまく表現されているように思う。禁酒法時代なんかに紳士たちが靴裏にボトルを隠し持つような習慣ってあったのだろうか。もし、過去の習慣からヒントを得たので無ければ、凄いアイデアだな。