Campaign_Otaku RSSフィード

2015-02-03

スーパーボールでうまいことやったTweet

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人材紹介会社"Monster"はSuperBowlスポンサーではないけど、うまいやり方で注目を集めている。Monsterが投稿したこのTweetは"Congratulations Seattle !"となっているけど、勝ったのは勿論、New England。終了間際、ゴール前のインターセプトで勝負が決する劇的な幕切れだっただけに、"勇み足したな!"と思ってクリックすると...

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4,394ReTweet,2,638Favoriteを記録。会話の量は普段のTweetに比べて1,500%アップ。SuperBowlはアンブッシュもそれなりに許されていて、盛り上がるのが凄い。

2014-10-29

Vineクリップ5本を束ねて30秒CMとしてオンエア

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1年前"ショートクリップがシェアされやすい"ことに目をつけたDunkin' DonutsやTridentVineサイズの6秒CMを展開しようとTV局に働きかけた(TVCMは15秒から6秒へ!?)が、最終的にはTV局のフォーマットの関係で、5秒のVine連動型CMに落ち着いたけど、1年間の時を経て、新たな展開が登場した。

HPはコンバーティブルラップトップ"Pavilion x360"を売り込む"#BendTheRules"キャンペーンの為に、ソーシャルメディアクリエーター発掘プラットフォーム"Niche"を使って24人のVineクリエーターに依頼し、30のVineクリップを制作してもらった。結果、95万アクティブエンゲージメント、500万視聴を記録したんだけど、中でもRobby Ayala(290万フォロワー)は2クリップ制作し、241,400revine/13,900commentsと大活躍だった。そして、そのRobby Ayalaの作品を含む5作品をピックアップし、30秒CMとして纏めてオンエアした。それがこれだ。

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上から下へ、下から上へ、かなり気持ち良い作品だ。なるほど6秒という中途半端な数字なので1本単位のオンエアは難しいけど、5本束ねて30秒にするとう手がありましたか。最近ではFiatが"Endless fun"キャンペーンの一環として、The Richards Groupが制作したGIFアニメTumblr展開しつつ、TVCMにも活用するなど、ショートクリップ活用の工夫は随所に行われている。

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ミレニアル世代を取り込む為のマーケターのチャレンジは続く。

2014-09-24

LINEもいいけど、時には珈琲飲みながら会って話すのもいいよ

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“Sometimes the best way to connect is to get together”(メッセンジャーAppで話すよりも、時には会って珈琲飲みながら話すのがいいよ)と語っているのはStarbucks。スマートフォンが世を席捲する中、それを批判的に語るのではなく、肯定しつつも、時にはStarbucksでもどう?...という感じ。

例えばこの"Date"はこの前のデートどうだった?という女性同士の良くある会話。その男が好きとかどうとか、どんな人とか、突っ込んだトークはメッセンジャーAppでやりとりしてたって埒が明かないでしょ...という感じ。

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"Apology"では、"まだ怒ってるの?"から始まって仲直りしていくカップルの様が描かれている。顔見て話すから仲直りできるんだよ...という感じ。

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"Kick"では妻が妊娠中のカップルのやりとり。今赤ちゃんがお腹を蹴った!...みたいな話はやっぱり顔見ながら話したいよね...という感じ。

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Coca-Colaの"Social Media Guard"なんかは"FUN"の延長線上とは言え、かなり風刺の効いた強い調子のアンチソーシャルだったけど、Starbucksはかなり控え目な感じです。このあたりにブランドの個性が出ます。

2014-09-10

広告はリアルタイムへ

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以前は多かった街角での配布。ジュースやお菓子、時にお酒まで何でも配る時代があったけど、最近は少なくなったような気がする。そして、その現代的なやり方がこの"Evian Bottle Service"ではないか。あなたが8月19日〜21日までマンハッタンに居たとして、居場所に#Evianbottleserviceを添えてTweetすれば、5-7分でEvian Bottleを届けてくれる。

また、このリアルタイムの仕掛けは郵便番号を使ってより広域でも実施している。(郵便番号毎に時間を限定してTweetを受けつけ)

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Evianによると、この施策で日毎のメンションが3.5倍に増え、Twitterで280万インプレッション、75,000エンゲージメントを記録したとのこと。

ソーシャルでのブランドに関わる会話にリアルタイムで対応していくと語ったCoca-Cola。TVCMを中心としたキャンペーンをカルチャーのスピード(企画〜オンエアまで数日)でやってしまうBeats。オンライン広告もAI使ってリアルタイムになっていくという話を聴いたことがあります。広告はリアルタイムの方向へ動いているということでしょうか。

2014-05-17

ステーキソースとステーキの恋物語、そして、ポークやサーモン、ポテトとの浮気の果てに...

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"A.1. Steak Sauce"(ステーキソース)のネーミングが"A.1. Original Sauce"に変わる。というのも、"A.1. Steak Sauce"はステーキソースとして誕生したけど、その後、ポークやロブスター、ポテトや野菜まであらゆる料理に使われるようになり、ネーミングから"Steak"をとろう...という、たったそれだけのことなんだけど、その物語がFacebookのTimelineを使ってとんでもなくドラマチックに描かれている。

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"In Relationship with Steak"...まず、ステーキと恋仲になった"A.1. Steak Sauce"。"Celebration Dinner with Steak Tonight"といったコメントを添えて、ステーキとの仲睦まじい写真(...といってもただのステーキとソースの写真)もポストされた。"僕たちの仲は永遠だ"といったステーキからの愛のあるコメントも書き込まれた。

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所が、そんなステーキと恋仲にある"A.1. Steak Sauce"にポークから友達申請が届き、"A.1. Steak Sauce"は躊躇しつつもOKする。そして、食事の誘いが...。"A.1. Steak Sauce"はその誘いを承諾してしまう。

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その後、サーモンやタコス、ミートボールからも続々と誘いが届き、"A.1. Steak Sauce"は次々とOKし、それらとディナーを共にし、写真が次々とポストされていった。

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そんな時、ステーキから誘いが来るが、他との約束を優先し、断ってしまう。その際、ステイタスを"In Relationship with"から"It's complicated"(混乱)に変更してしまう。悲しみにくれるステーキはSpotifyで"Alone Forever"(永遠の孤独)と題したプレイリストを立ち上げる。そして、"I miss you"とタイプしかけて、思いとどまる...。失恋したステーキ。

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そして、ある日、"A.1. Steak Sauce"はFacebookでイベント"Potluck"を立ち上げる。Potluckとはありあわせ料理。つまり、ポークもロブスターもポテトもみんな集まってパーティしよう!みたいなイベントを企画したわけだけど、失意のステーキだけは出席を拒否。

そこで"A.1. Steak Sauce"はステーキにチャットで「あなたは今でも私にとって大切な人。みんなと一緒に楽しもうよ」。ステーキは「君がいなくて寂しい」と言いつつも、パーティへの参加を検討する含みを伝えた。

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当日、パーティにステーキも参加することになる。楽しい写真(といってもメニュー写真だけど)のアルバムが作られた。そして、"A.1. Steak Sauce"による「ステーキとの相性が抜群だった」とのステーキにとって嬉しいコメントが"A.1. Steak Sauce"によってポストされる。

このパーティがきっかけになり、ステーキとの関係も良好になり、フィナーレでは、Facebookページの名前を"A.1. Steak Sauce"から"A.1. Original Sauce"へ変更。すると、ステーキを含むみんなから"似合ってるね!"などの好意的なコメントが寄せられる。

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"A.1. Steak Sauce"とステーキの恋の関係は、ポテトやロブスター、サーモンなどみんなを含めた友達関係へと発展。ちょっとステーキが可哀想な気がしますが...。

ほんとに素晴らしいクリエーティブです。このアイデア、個人的に凄く気に入ってます。