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2015-01-09

廃線から未来の鉄道の可能性を考える

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より多くの人や物を高速で移動させることで産業の成長を加速させることを目的に発展してきた鉄道。その目的が十分に達成されている今、都市の鉄道の未来の在り方・可能性を考えるプロジェクトがパリの今は廃線となった路線を使って行われた。

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このプロジェクトを企画したのはデザインスタジオ"HeHe"。積載人数僅か2,3人で、ソーラーパワーを使ってゆったり走る列車"Metronome"で都市の時間や景観を混雑無く楽しんでもらおうという趣向。これが乗り物本来が持つ味わいという訳だ。

これはまだイベントに過ぎないが、今後世界最大の観光都市パリで正式導入されれば、人気になるに違いない。僕の実家の近所(大阪市南部)にも廃線になったJR貨物の線路があるけど、そういうインフラを有効活用すれば、味わい深い大阪の下町を巡る旅のコースができそうだ。前世代の遺産は壊す前に活用法を考えると、意外と良いアイデアが生まれるかもです。

2015-01-01

ホームレスピープルをクリスマスツリーにすれば見て見ぬふりはできない

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ホームレスの人々にとって今の季節は辛く、凍死することさえある。しかし、クリスマスに浮かれる人々の目にはホームレスピープルの姿など入らない。いや、見て見ぬふりをする。ならば、無理矢理にでも目に入れてしまえ! というのがロンドンの支援団体"ADOT.COM"の企画"Lights"。"ADOT.COM"によると、この冬のクリスマス、93,000人の人が路上で過ごすことになるようだ。

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ホームレスピープル自身にクリスマスツリーにすべく、ツリー装飾用の電球をつけてしまうという凄いアイデア。実際にロンドンの街中で電球つけているホームレスピープルは数少ないとは思うけど、見て見ぬふりをしていることを強烈に突きつけることで良心に働きかけ、寄付につなげる効果はあるのではないか。

2014-12-20

シークレットサンタ

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たとえ違法行為をしていなくても保安官に止められると"ドキッ"とするし"ウザい"とも思う。しかし、カンザスシティ・ジャクソン郡の保安官たちはそれを最高の喜びに変える。彼等はクリスマスだと言うのに幸せな気分になれない貧しい人々に"Secret Santa"と記された100ドル札を配っている。保安官に呼び止められた瞬間、嫌そうな顔をしていた人々も、最後はハグをし、喜びの涙を流す。

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この地域では毎年、赤い帽子を被った謎のリッチマンが"Secret Santa"と称して貧しい人々に数千枚の100ドル札を配っているんだけど、今年に限ってはその役割を保安官に依頼した。なぜなら、今米国では警官による相次ぐ市民への暴行で、市民と警察の間に大きな溝がある。それは一部の警官の行動の結果であり、大部分の警官は市民のことを第一に考えているにも関わらず、全ての警官が敵視されていることを何とかしたいとの気持ちからだ。

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足長おじさんは存在する。良い話だ。

イエスキリストがロンドンに降臨?

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世界一売れている書籍は"聖書"なので世界一の有名人はイエスキリストと言えるだろう。そしてその2,000年以上に亡くなったはずのイエスキリストがヒースロー空港に降り立ち、ロンドンの街を歩いた。Nikeのスニーカーを履いて...。

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彼を見つけた人はハグを求めたり、Selfieを求めたり。結構な人気だ。

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"Mother London"によるホリデイシーズンのセルフプロモーション"#ifoundjesusinlondon"なんだけど...こういうのは神の冒涜とか言われて炎上しないのだろうか。

2014-12-09

赤が無い世界

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上段3つの写真は故障したテレビで観ている番組ではない。ルーマニアの放送局"Antena1"の人気ニュース番組のオフィシャルな映像であり、1週間に渡ってこの色調で放送された。壊れたテレビで観ている訳でも無いのに何故、こんな色調なのか?

これはルーマニアで輸血用の血が不足していることを伝えるために三原色"RGB"から"R=RED=赤"を意図的に取り除いた映像。"テレビは故障していない。あなたが生きているのは赤=血液の無い世界"というメッセージだ。

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結果、キャンペーン開始から6週間で献血に参加する人が80%増加。更に政府が来年の献血活動予算を前年比で300%増加するという決定を下した。

"赤が無い世界"とはうまい。

2014-12-01

人種融和を目指す壮大なプロジェクトだが...。

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1994年にアパルトヘイトが撤廃されて以来20年が経過するが、南アフリカは依然としてもがき苦しんでいる。精神的支柱であり、開放当初から人種・民族間融和を訴えていたマンデラ元大統領が亡くなり、再び国家分裂の心配が表面化している。

そんな問題を何とか良い方向に向けようとFCB South Africaが考案したのが"Giant Flag"。ケープタウンの東に位置するCamdebooの砂漠に人種・民族融和の象徴である南アフリカ国旗を描こうというプロジェクトなんだけど、その大きさがサッカーグラウンド66面分と超巨大で"宇宙から見える"...という触れ込みだ。

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国旗の緑と赤と青の部分が植物で描かれ、白は通路、黒は4MWのソーラーパネル。ソーラーゾーンの1/3はゲスト用ロッジやカンファレンスセンターが建設され、ソーラー発電の収益は地域に還元される。これほど壮大な国旗だけにその費用も2,000万ドルと巨額であり、大部分をクラウドファンディングで調達しようと目論んでいる。寄付するとGPS座標が送信され、金額に応じて割り当てられた区画をトラッキングできる。また、Googleなどの企業からの寄付も期待しているようだ。当初の目標は全体費用の1割にあたる200万ドルで、到達次第、来年から部分的に造り始められ、2017年の完成を見込んでいる。また、このプロジェクトは700名の恒久的な職の創出も目論んでおり、Camdebooの高い失業率改善に役立つことも期待されている。

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とても壮大なプロジェクトだと思うけど、宇宙から見える巨大な国旗で人種や民族という複雑な問題を改善できるのかどうかは疑問です。