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2015-01-28

ロンドンに迷い込んだシロクマ

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ロンドン中心部の地下鉄やテムズ川周辺を体長2.5mのシロクマが闊歩し、道行く人たちに驚きと安らぎを提供した。しかし、このシロクマは北極圏から漂流した訳ではない。ハリウッドの職人たちが6週間の月日と8.4平米の毛皮を含む30種類のマテリアルを駆使して造ったレプリカであり、Sky Atlanticの北極圏での犯罪ドラマ"Fortitude"のプロモーション用として制作された。

狭い地下鉄の車輌内にまで入ってくる。

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エレベータにも乗れば、テムズ川の橋の上も彷徨する。

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こんだけかわいいと、こうなるのは否めないです。

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これはロボットではなく、Tom WiltonとDerek Arnoldの2人がゆるキャラのように中に入っている。本物のシロクマを観察し、5日間みっちり歩行練習をしたそうだ。

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そろそろ"ゆるキャラ"に飽きた今日この頃、このくらいリアルな方が良いですね。

2014-11-11

デザインで都会の人たちをストレスから守る

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大望を抱いてNYCで暮らし始めたものの、大都会故の強力なストレスに耐えきれない...ということがよくあるそうだ。"School of Visual Arts"に通うためにPhiladelphiaからNYCへ移り住んだSamantha Mooreもストレスに押し潰されそうになった1人。そして、彼女はその解決策をデザインに見出そうとした。以下は彼女の卒業制作だ。

A SNOWBOARD DECAL FOR SHAKY RIDES

揺れる地下鉄車内でスノーボードの気分を味わえば、ストレスは軽減されるのでは...という発想。面白いアイデアだなぁ。

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COMIC STRIP THAT CONNECTS YOU TO THE WORLD ABOVE

NYCで最も臭く不快と名高い地下鉄C路線で、車窓から景色を眺めるように地上の景色を想像してもらおうという企画。C路線上にある地上の建物を巻物にして車内で提示した。

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SCREAM AND CALL ME IN THE MORNING

泣きたい時に泣き、叫びたい時に叫び、笑いたい時に笑う。感情をコントロールするJAR。

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泣きたい時のJARには新鮮な玉葱が入っている。

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叫びたい時のJARにはたくさんのクリップ。身体のあちらこちらを抓れ!...という意味だ。

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笑いたい時のJARには笑える映像満載のUSBが入っている。

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サービス業にデザインのチカラが必要だなぁ。

2014-10-29

地下鉄の9つの駅を結んだオーケストラ

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日本の大都市圏では地下鉄での4Gネットワークは既に導入されているけど、NYCの地下鉄ではこの度やっとVerizonがWiFiを導入したようだ。そして、そのプロモーションとして行われたのが"SIGNAL STRENGTH"。普段から地下鉄で活動するストリートミュージシャンを9つの駅に配置し、BRYANT PARKにいる指揮者とWiFiで結んで、遠隔オーケストラ演奏を完成させるという仕掛けだ。

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スマートフォンとヘッドフォンという普段持ち歩いているような日常的なツールでオーケストラを実現しているというのが良い。ただ、こういうのって通信によるタイムラグは無いのだろうか?

2014-10-02

広告はダメでアートは良い

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平日平均で550万人を運ぶNYCの地下鉄は世界7位にして北米最大の規模の地下鉄。そして、そこで囚われの身となる人たちは格好の広告ターゲットとなる。これまで、それを拒否しようと数々のアーティストがゲリラ活動を試みたが、依然として広告に囲まれる状況に変わりは無い。

そんな中、アンチ広告活動の決定版としてリリースされたApp"NO AD"。AR技術を駆使し、NYC地下鉄の広告枠をスキャンするとアート作品が広告フレームに合わせて現れ、タップすると別のアートに変わる。この"NO AD"の共同ファウンダーであるJordan Seiler(元ストリートアーティスト)が100名のアーティストに呼びかけ、広告に代わって現れるアートを供給している。現在"NO AD"はNYC地下鉄内の100カ所の広告スペースに対応しているようだ。

NYC地下鉄に許可をとっていることは無いと思いますので、マーカー無しで読み取る技術が使われているのだと思います。今後は他の地下鉄網への適用を検討しているようです。

この手のプロジェクトで広告の代変えとなるのは常にアート。この夏行われた"Art Everywhere US"では全米500カ所の屋外広告スペースが著名なアート作品に置き換えられた(こちらは"NO AD"のようなゲリラ的プロジェクトではないですが)。

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広告は嫌われ、アートは好かれています。好かれる広告、喜んで見てもらえる広告を考えなければなりません。

2014-08-27

下衆の極み過ぎて...絶句。

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不特定多数の人が利用する地下鉄の駅のホームの床は汚さの極致だ。そんな場所で、1人の男がおもむろに床の一部を掃除機でクリーニングし始める。そして、掃除した床に食べ物をぶちまけ、そこがまるでレストランかのように、ナプキンをしてフォークで食べる。更には、床の上を皿に見立ててソースをぶちまけ、そのソースに何かをディップし、食べる。普通で考えれば狂気としか思えない。

これは、北米の掃除器具及びフロアケア市場で20%のシェアを誇る"BISSEL"によるハードフロア用掃除機"Symphony All-in-One"の清掃能力(モップ・洗剤不要。水だけでキレイになる)を主張するスタントであるが...。

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このパフォーマーは"BISSEL"のブランドマネジャーであり、その身体のはりっぷりは凄いとは思うけど、下品さは如何ともしがたく、ホームに居合わせた他の人の何とも言えない表情を見れば、この企画の不快感がわかります。