映画の特別鑑賞券「女王陛下の007」「ジョニーは戦場へ行った」「ラムの大通り」

 発掘された映画の特別鑑賞券をアットランダムに。まず、こちら...

 ご存知、ジェームズ・ボンド、007シリーズの第6作「女王陛下の007」。ボンド役は、ショーン・コネリーから初めての交代で、ジョージ・レーゼンビー。でも、この2代目、この1作だけで消えてしまった。1969年(昭和44年)の公開。
 で、お次は、1971年(昭和46年)公開の、この映画...

 ドルトン・トランボ監督の「ジョニーは戦場へ行った」。ベトナム戦争が泥沼化し、米国で反戦運動が盛り上がっていた時代の空気を伝える反戦映画。トランボも赤狩りでハリウッドを追放されながら、実力で復帰を果たした硬骨の人。
 で、もうひとつはフランス映画。

 リノ・ヴァンチュラ主演、ロベール・アンリコ監督の「ラムの大通り」。1971年製作で、日本公開は1972年(昭和47年)。「冒険者たち」と同じコンビの作品。「冒険者たち」と同じように、夢を追う男とミューズ(女神)の物語で、今回のミューズは、ブリジット・バルドー。音楽も「冒険者たち」と同じフランソワ・ド・ルーベでした。

 ということで、スパイ、反戦、夢追い人(ドロップアウト)という1970年代前後の空気を反映するような映画のチケット3連発でした。

 で、このあたりの映画のDVD化状況を見ますと、007は寅さんと同様、定番シリーズ物なので、「女王陛下の007」も、DVDでしっかりあります。

 「ジョニーは戦場へ行った」も反戦映画の古典です。

ジョニーは戦場へ行った [DVD]

ジョニーは戦場へ行った [DVD]

 ロベール・アンリコの映画は日本でも人気があるけど、これはどうかな、と思ったら、「ラムの大通り」もDVDで出たことはあるようです。

ラムの大通り [DVD]

ラムの大通り [DVD]