Hatena::ブログ(Diary)

やぶしらず雑録 YabuDK Note このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2018/04/13 (Fri)

「親切なクムジャさん」

 このところ、アジア映画にはまっていて、その流れで見た1本。ブラック・コメディ風でもある復讐物語。映像が個性的で、テイストが「オールド・ボーイ」に似ていると思ったら、監督がパク・チャヌク。同じ人だったことを見終わってから知る。悪いやつを演じたチェ・ミンシクも「オールド・ボーイ」に出ていた。「オールド・ボーイ」のような残酷な描写があるのではないかと恐れていたら、あれほど激しくはなかった。物語自体は苛烈だが、表現は(比較的)抑制的。クムジャさんを演じた主演のイ・ヨンエは「宮廷女官チャングムの誓い」で有名な女優さんらしい。「チャングム」はタイトルは知っていたが、未見。パク・チャヌクは近作の「お嬢さん」など、韓国の映画作家の中でも国際的に評価の高い人だが、確かに自分の映像世界を持っていて、作家性が強い。

2018/04/12 (Thu)

「台北の朝、僕は恋をする」

台北の朝、僕は恋をする [DVD]

台北の朝、僕は恋をする [DVD]

 ヴィム・ベンダース製作の台湾映画。現代は、中国語で「一頁台北」、横文字タイトルで「Au Revoir Taipei」。アマゾンのストーリー紹介で見ると、こんな感じ。

台北に住むカイ(ジャック・ヤオ)の大好きな恋人がパリに留学してしまう。彼は、昼間は両親が営む中華麺店を手伝い、夜になると地元の本屋に通いフランス語の本を読み、パリの恋人を想いながら寂しい日々を過ごしている。本屋で働く可愛く、でもどこか孤独な面影を持つ少女スージーは毎日やってくるカイが気になって仕方ない。そんなある日、カイは突然恋人からの別れの電話を受ける。彼女を失いたくなくて、どうしてもパリに行きたいカイは、地元のボスからお金を借りることにし、その代わりにと与えられた謎の小包を運ぶという怪しげな仕事を受けることにする。それは、カイと偶然巻き込まれたスージーのスリリングでコミカルでロマンティックな一夜の始まりだった。

Amazon | 台北の朝、僕は恋をする [DVD

 途中からは「ビフォア・サンライズ」、朝、旅立つまでのふたりというロマンティック・コメデイ。なのだが、出てくる男子たちはみんなフツー。ヒロインのアンバー・クオはかわいいが、主人公を含めて、イケてる男子が一人も出てこないところが新鮮で、かえって面白い。アーヴィン・チェン監督が描く台北の夜の風景も美しい。ヴィム・ベンダースが製作したのもわかる。

 このフツー感は出せそうで出せないのだなあ。登場人物のなかでは、コンビニで働くカイの友人がまさにデクノボウで、いい味を出している。こうした映画、舞台を東京に変えてもつくれそうな感じがするが、今の日本の映画はこうしたフツーのものよりも制服姿の女子高生なり、男子高校生がタイムスリップするか、不死の病にかかってしまうドラマにしてしまうのだろうか。

 ともあれ、フツーでほのぼのしました。台北には行ったことがあるけど、夜の公園でおばさんたちの集団がダンスの練習をしているところは、台北よりもホーチミンシティの夜の風景を思い出してしまった。

2018/04/11 (Wed)

超遅ればせながら「トンイ」を見る

 韓国ドラマって、そんなに面白いの? 韓国ドラマって、宮廷モノが多いけど、日本の時代劇ならば、まだしも、韓国の歴史モノのどこが面白いんだろう。「トンイ」って、NHKで放映され、評判になったのは知っているけど、全60回。誰がそんなに長いものを見るんだろう...。と、思っていたのだが、たまたま見始めたら...。全部見てしまった。

 ともあれ、シナリオがよくできている。毎回、起承転結がはっきりしていて、しかも、各回は「転」か「起」か終わり、次につながる仕組みになっている。だから、どうなる?どうなる?と、次々と見てしまうのだなあ。伏線の張り方、回収の仕方もうまくできている。

 俳優陣も、主演のトンイ役のハン・ヒジュ、悪役のオクチョン役のイ・ソヨン、正室役のパク・ハソンと、韓国美人が揃っているし、男優陣も、善玉・悪玉、それぞれが個性的で魅力的。息抜き役のコメディロールまで、それぞれのキャラクターが立っている。ある意味、シナリオの教科書のよう。これは、ハマる人が多いというのもわかる。愛と嫉妬と憎悪と献身と陰謀。ドロドロの人間的要素がいい具合に調合されていて、飽きさせない。

 両班、良民、賤民などといった身分制、王であってもルール(前例や法)に縛られてしまう一種の立憲君主的な枠組みなど韓国の社会風土もうかがわれて面白い。何でもかんでも、葵の御紋を出せば、超法的措置でオッケーという日本とも違う文化なんだなあ。王様が統治していくうえには自分を通すにも、正当な理屈が必要とされる。そうしないと王としての正統性が維持されない。重臣たちを納得させないと、自分の身も危うい。自由なようでいて、自由でない。

 民族学の教科書として、その国でヒットした大衆娯楽には、その国の社会的な性格が反映されるのだなあ。勉強にもなります。

2018/03/05 (Mon)

アカデミー賞、主演男優賞はゲイリー・オールドマン、同女優賞はフランシス・マクドーマンド。良かった、良かった

 アカデミー賞が決まる。

米映画界の祭典、第90回アカデミー賞の授賞式が4日(日本時間5日)、米ハリウッドで開かれ、作品賞には最多13部門で候補になった「シェイプ・オブ・ウォーター」、監督賞に同作のギレルモ・デル・トロ監督が選ばれた。主演男優賞ゲイリー・オールドマンさん、主演女優賞フランシス・マクドーマンドさんが受賞した。

作品賞に「シェイプ・オブ・ウォーター」米アカデミー賞:朝日新聞デジタル

 今回はトランプ政権下の米国の問題に触れるような作品が多かったが、それはそれとして、主演賞をとった二人。好きな俳優さん。

 ゲイリー・オールドマンでいうと、まず浮かぶのは、何と言っても、この映画。

レオン 完全版 (字幕版)

レオン 完全版 (字幕版)

 「レオン」の行っちゃってた悪徳警官。若い頃のオールドマンって、行っちゃってる感じだったなあ。この映画も好きなんだなあ。

 「ステート・オブ・グレイス」。ショーン・ペンが潜入警官で、その幼馴染のマフィアを演じていた。行っちゃてるけど、気が良くて、ペンを信じて、組織に引き入れる。兄のボス役がエド・ハリスで、弟は兄のために暴走してしまうのだが、手に負えなくなった兄に殺されてしまう。切ない役だった。

 若い頃は、行っちゃってる、あぶない役が多かったし、本人の生活も荒れているという噂もあり、酒と薬で死んでしまうのではないか、と思ったが、いい具合に年輪を重ね、渋い良い役者さんになった。好きなのはこれだなあ。

 ジョン・ル・カレの「ティンカー、テイラー、スパイ」の映画化。ジョージ・スマイリーがぴったりだった。このまま、スマイリー・シリーズを映画化して欲しいところだった。ともあれ、若い頃の素行が問題で逃すのではないかと話も流れていたから、今回の主演男優賞、めでたい限りです。

 一方のフランシス・マクドーマンド。好きなんだなあ。この映画で、良いなあ、と思った。

 「ミシシッピー・バーニング」の南部女性。柔らかく、やさしく、強い。これも良かったなあ。

「ファーゴ」の女性警官。なんとも不思議な存在感があった。この映画で、1回目の主演女優賞をとった。こんな映画もあったなあ。

 主人公のお母さん役だった。どの役も独特の存在感があって、好きだなあ。歳を隠さないところもいい。

 ふたりともうまく歳を重ねているなあ。

2018/03/03 (Sat)

トランプの鉄鋼・アルミ関税導入。自由主義社会は...。でも、日本は...。米国の属国かな、って

 この週末、トランプ大統領が再選を目指して、動き出しました。

トランプ米大統領は1日、鉄鋼輸入品に対し25%、アルミニウム製品には10%の関税を課す方針を来週発表することを明らかにした。中国、欧州、カナダなど主要貿易相手国が報復措置に出る恐れや、国内株式相場が大幅安となる可能性がある。

トランプ大統領、鉄鋼25%・アルミ10%の関税導入へ 来週発表

 この記事は1日のものだが、「大幅安となる可能性がある」ではなく、各国株式相場は米国も含めて大幅安。自由貿易の王国の立場を捨てて、自らの選挙基盤であるラストベルト地帯に向けて保護主義全開の政策を打ち上げる。トランプの政策って結局のところ、分断結構、世界からなんと言われてったって、選挙に勝ちゃいいじゃん、という強い意思から生まれているんだなあ。その結果、世界がどうなろうが関係ない。それじゃあ他の国はたまらない。当然、西側、自由主義社会の各国は大反発。EUは...

欧州委員会の報道官によると、ドイツを訪問中のユンケル欧州委員長は2日、現地で記者団に「米ハーレー・ダビッドソンやバーボンリーバイスのジーンズに関税をかける準備を進めている」と語った。またEUは日本や韓国などと共同で世界貿易機関(WTO)に提訴したり、米国の輸入制限による鉄鋼などの輸入品の欧州への流入急増を防ぐため、緊急輸入制限(セーフガード)を発動したりする可能性もある。

EU、米に報復関税を検討か 輸入制限発動なら  :日本経済新聞

怒っています。隣のカナダのイケメン首相、トルドーも

カナダのトルドー首相は2日、トランプ米大統領が示した鉄鋼とアルミニウムの関税方針について「全く容認できない」とした上で、この問題を巡り、カナダ政府として米当局者らと引き続き話し合う考えを明らかにした。米国が同輸入製品に関税を課した場合、両国の市場に重大な障害をもらたすことになると指摘。

トランプ氏の鉄鋼アルミ関税方針「全く容認できず」=カナダ首相

同盟国だからって、いや、同盟国だからこそ、おかしいことはおかしいという。IMFも…

IMFは声明で、「トランプ米大統領が発表した輸入制限は、国外だけでなく、アルミニウムと鉄鋼の主な消費者でもある米国の製造・建設業者を含む米国の経済にも被害をもたらす」と警告した。

Pocket: IMF、米国が輸入制限発動なら広範な経済被害広がると懸念

 世界経済だけじゃなくて、米国経済にとっても問題でしょ。選挙目当てに、そこまでやるの?といった感じ。

 まあ、このあたりが一般的な反応だと思うけど、日本は違う。

一方、日本政府は、日本製品を輸入制限の対象外とするよう働きかけている。河野太郎外相は2日の閣議後の記者会見で「同盟国の日本からの鉄鋼の輸入がアメリカの安全保障の妨げになるとは思わない」と述べた。

米国:鉄鋼輸入制限、関税25% 中国・EU、対抗示唆 日本は除外要請 - 毎日新聞

 え、え〜。ここで自分だけ助けてれ、お見逃しを、というの。自由貿易が世界経済、それぞれの参加国の繁栄をもたらすという原理原則ではなく、「米国の主張はその通りです。僕は仲間だから外してね」というの...。外務省は米国の通訳、連絡係と考えて、ほかは、というと...

「同盟国である日本からの鉄鋼、アルミの輸入が、アメリカの安全保障に影響することは全くないと考えております」(世耕弘成経産相)アメリカの方針表明を受け、世耕経済産業大臣は「措置の全貌、詳細はまだ全く明らかになっていない」としたうえで、引き続き、情報収集に努め、日本の立場をアメリカ側に伝えていく考えを示しました。

経産相「米安全保障に影響ない」、米輸入制限発動表明で TBS NEWS

う〜ん。もうトランプの主張を認めるところからスタートしてる...。「同盟国」って「属国」の言い間違いじゃないだろうか。と思ってしまう。EUは同盟国だし、カナダもバリバリの同盟国。日本は肌が白くないから、媚びるの? 悲しいなあ。せめて、裏では下手に出るにしても、公式声明としては原理原則を語ってほしいなあ。最近は「NOといえない日本」から「最初にYESと叫ぶ日本」に変わっていくのかなあ。NOといえる日本を目指した右派も、いまは主権なき国家に安住するようになってしまったのかなあ。

2018/03/02 (Fri)

米国、安全保障担当補佐官の後任にフォードの幹部? フォードの幹部が軍事を担うと思い出すのは、この人...

 トランプ政権、幹部の辞任はとまらないは、大使も多くの国で決まっていないは、もうグジャグジャ。北朝鮮との戦争に前のめりといわれるトランプを止めているのは、軍出身の3人衆たちといわれる。マティス国防長官、ケリー大統領主席補佐官、そしてマクマスター国家安全保障担当補佐官。そのマクマスターに辞任のうわさ..

米NBCテレビは1日、トランプ政権がマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を4月にも交代させる準備をしており、後任に米フォード・モーターのスティーブン・ビーガン副社長が最有力となっていると報じた。

米国:大統領補佐官、4月辞任か 後任にフォード幹部有力 - 毎日新聞

 後任にフォードの副社長...。うーん。大丈夫かあ...。フォード出身者が安全保障、軍事を担うと言えば、すぐに思い出すのは、この人だろう。

 ケネディ、ジョンソン両政権の国防長官を務めたロバート・マクナマラ。フォードの社長からケネディ政権入りした「ベスト・アンド・ブライテスト」のひとり。軍事を効率化し、経営しようとしたが、ベトナム戦争の泥沼に飲み込まれ、苦悩する。ビジネスではっピカピカの実績をあげた人だが、経営者と国防長官とでは勝手が違った。どこで何を誤ったのかーーこの映画では、本人が告白している。

 マクナマラはフォードの社長だったけど、今度は副社長かあ。どんな人なのだろう。トランプは、マクナマラがフォード出身だったことを知っているのかなあ。会社を経営するのと、政治・外交・安全保障は違うと。トランプ、歴史とか無知そうだろうかなあ。大統領補佐官のマクマスターは、ベトナム戦争の分析で有名な人。こんな本を書いている。

 もう表紙がジョンソン大統領の話を聞くマクナマラ国防長官だもんねえ。フォードの副社長という人、マクナマラの教訓を勉強している人なんだろうか。マクマスターの本は読んでいるのかな。それとも、単なるトランプのオトモダチなのか...。マクマスターのほうが安定感はある気がするけど...。何だか不安だなあ。

イット・フォローズ

 夜中にCSを散策していたら放映していて、なんとなく最後まで見てしまう。「それ」がたらーんと歩いてくるだけなんだけど、捕まるると殺されるなん。自分だけ見えて、他人には見えなかったら、それは人間ではなく「それ」。そして、黙〜て、ずっとフォローしてくる。これが何とも怖いムードを醸し出す。桃太郎電鉄貧乏神ボンビーは持ち主とすれ違うと、なすりつけられるが、この映画の「それ」は、Hすると、うつる。このあたりが現代だろうか。何気ない風景が妙に怖い。特に遠くで人が歩いていると、「それ」なのか、人なのか。面白いテイストの映画。ヒロインのマイカ・モンローも、この映画の魅力のひとつ。「インディペンデンス・デイ:リサージェンス」では、あまり感じなかったけど、この映画でブレイクしたんだろうなあ。

2018/02/06 (Tue)

株価下げたなあ。こんなときに読んでおきたい大暴落やバブルの本

 いやあ、下げたなあ。東京株式市場...

6日の東京株式市場日経平均株価は大幅安となり3日続落した。前日比1071円84銭(4.73%)安の2万1610円24銭で終えた。昨年10月以来の安値で、下落幅は2016年6月以来の大きさになった。前日の米大幅株安や軟調なアジア株相場を受けて、運用リスクを回避する目的の売りが広がった。信用取引での追加証拠金(追い証)発生を警戒した売りも出た。取引時間中には下げ幅を1603円まで広げ、下落率が7%を超す場面もあった。

日経平均大引け 大幅続落、1071円安 海外株安を嫌気  :日本経済新聞

 まあ、前の日のニューヨークもすごかったからねえ。

5日の米株式相場は急落した。ダウ工業株30種平均は大幅に続落し、前週末比1175ドル21セント(4.6%)安の2万4345ドル75セントと昨年12月8日以来ほぼ2カ月ぶりの安値で終えた。下げ幅は史上最大となり、指数の全構成銘柄が下げた。米長期金利の急速な上昇が投資家心理を冷やし、相対的に運用リスクが高い米株の持ち高を手じまう売りが膨らんだ。

米国株、急落 ダウ1175ドル安で史上最大の下げ幅、調整局面入りとの見方 (写真=ロイター) :日本経済新聞

 こういうときは、新聞やテレビの訳知り風の解説を聞いているよりも、歴史を知ることなんじゃないかなあ。

 で、株価暴落というと、まず思い出すのは、1929年の大暴落。すると、まずはこんな本か...

大暴落1929 (日経BPクラシックス)

大暴落1929 (日経BPクラシックス)

 ガルブレイスの『大暴落1929』。マネタリスト側から見た大暴落の影響は...

 ミルトン・フリードマンとアンナ・シュウォーツの『大収縮 1929-1933』かな。

 で、新しい古典はたぶん、これなんだろうけど、まだ読んでいないんだなあ。早く読んだほうがいいかな。

 リーマン・ショックに発した前回の金融危機の克服に尽力した元FRB議長のバーナンキの『大恐慌論』。

 安倍政権下の日本、トランプ政権下の米国、いずれも株式相場は極端な楽観論で絶好調。バブルじゃないか、という声もあったけど、そうだったのか、そうでなかったのか、これから明らかになるのだろうなあ。投資家も一本調子で上げている時にパフォーマンスが高いのは当たり前で、今回の局面でどれだけの成績を上げられるかが腕の見せどころ。誰が勝者で、誰が敗者だろう。

 で、日本四半世紀余り前に壮大なバブルと、その崩壊を味わった国。その意味で、日本のバブルを振り返ることには、意味がある。それでいうと、この本かなあ。

バブル:日本迷走の原点

バブル:日本迷走の原点

 日経記者だった永野健二の、その名も『バブル』。政府、日銀大蔵省(今の財務省)、企業...。下げ局面がはっきりしてからも、対応を誤ったわけだけど、今度はどうかな。現実をどう認識するかと同時に、現実を直視することができるかどうかが肝になるのかもしれないなあ。

 世の中には危機の時代が訪れると、思い出される本がある。前回のバブル崩壊時、1990年代、経済関係者の間では、この本がよく話題になっていたなあ。

大正昭和財界変動史(中)

大正昭和財界変動史(中)

 高橋亀吉の『大正昭和財界変動史』。中巻が日本の昭和恐慌

大正昭和財界変動史(下)

大正昭和財界変動史(下)

 で、下巻が「暗黒の木曜日」といわれた米国の株式大暴落に端を発した世界大恐慌。昔の本だから、読みにくところもあるけど、データも豊富で、大恐慌について論文を書くときの隠れたアンチョコとして一部では知られていた。

 「災害は忘れたことにやってくる」という言葉あるけど、「株式暴落」「金融危機」も忘れた頃にやってくるのかなあ。そして日本も米国もトップは過ちを認めることが嫌いな人そうだから、大丈夫かなあ。ともあれ、静かに歴史を読むべきときなのかなあ。

高橋亀吉『大正・昭和財界変動史』--危機になると、読み返したくなる本 - やぶしらず雑録 YabuDK Note

Amazonで「バブル」を検索すると => amazon:バブル

Amazonで「恐慌」を検索すると => amazon:恐慌