ボビー・フィッシャー、助かる。とりあえず、良かったでした。

 伝説のチェス王者、ボビー・フィッシャーが国外退去を免れる。良かったでした。今の米国に帰るのではかわいそうだし…。そういえば、「ボビー・フィッシャーを探して」なんていう映画がありました。関係ないけど。でも、日本にいたなんて知らなかったなあ。

無効な旅券を持っていたとして東京入管に身柄拘束された元チェス世界王者の米国人ボビー・フィッシャー氏(61)が、退去強制令書の執行停止を求めた仮処分申請に、東京地裁は8日、並行する訴訟の1審判決まで国外退去を差し止める決定をした。

 あ、でもよく見たら、暫定的だった。まだ、わからないのだ。

社長かと思ったら、泥棒だったダンナ

 毎朝、奥さんに「行ってきます。今日はちょっと仕事で遅くなるから」とか言っていたんだろうか。

横田被告は妻に「会社を経営している」と話し、毎朝、普段着やスーツ姿で“出勤”。ひったくりで得た現金から毎月50万円を給料と偽って渡していた。

「サムライ」名場面で迷場面

サムライ [DVD] アラン・ドロン主演、ジャン・ピエール・メルビル監督のフィルム・ノワール「サムライ」。NHK衛星第2で昨晩、放映していて、最初のあたりを見る。名場面のひとつが、殺し屋のアラン・ドロンがパリの街角で車を盗むところ。ニヒルに車に乗り込み、やおら、ものすごい鍵の束をポケットから取り出し、無表情に、そのキーを一つひとつ鍵端場から外して、回していって、エンジンをかける。公開当時から「う〜む」という声があったが、やはり、いま見ても「う〜む」。そんな面倒なことをするより、もっと簡単にエンジンをかける方法がありそうだけど。盗んだ車をどこかで停めて、鍵束にキーを戻している殺し屋の姿を想像すると、どんな職業も大変だなあ、と思えてくる。名場面ではあるんだけど、迷場面ともいえる。
 でも、この映画、好きです。このカメラの色調が何ともいえません。と書きつつ、ジャン・ピエール・メルビルはやっぱり、リノ・ヴァンチュラの「影の軍隊*1のほうが良かったかな、などと思う。
 おまけ。アラン・ドロン。「サムライ」なんていう化粧品*2を出していたんだ。知らなかった。やはり、「サムライ」は「太陽がいっぱい」「冒険者たち」と並ぶドロンの代表作なのだ。

サッカー、対インド戦。停電の夜に

停電の夜に (新潮クレスト・ブックス) 停電の夜に (新潮文庫) ワールドカップ・サッカー予選の日本対インド。ハーフタイムが終わって、いよいよ後半戦開始というところで、突如、停電。このまま停電が続けば、前半1対0でリードしているのに、無効試合になるとの解説。こっちのほうがよほどドキドキした。
 で、全然サッカーとは関係ないけど、ベストセラー小説「停電の夜に」*1の著者、ジョンバ・ラヒリはインド系米国人でした。インドつながりというだけの話だけど。

サッカーの2006年ドイツワールドカップ(W杯)アジア1次予選が8日行われ、日本はインドと敵地のコルカタで対戦。停電で後半開始が30分遅れるアクシデントがあったが、日本は鈴木のゴールなどで4―0で快勝した。日本は4連勝で勝ち点12の首位。

*1:新潮社クレスト・ブック版と新潮文庫版の2つが出ている。どちらの表紙もセンスがいい