旧世代は「電脳移民」、新世代は「電脳ネイティブ」

Older people, whom Mr Murdoch calls "digital immigrants", may not have noticed, but young "digital natives" increasingly get their news from web portals such as Yahoo! or Google, and from newer web media such as blogs.

 英Economist誌が「Yesterday's Paper -- The future of journalism」という記事を掲載している。新聞王、ルパート・マードックが新聞産業に対する危機感を吐露したという話から「ジャーナリズムの未来」についてレポートしている。新聞は現代人の感覚からずれているのではないか。それで産業として生き残れるのか。などという話から、blogや韓国の「OhmyNews」のような新しいWebメディアの台頭について論じている。若者が新聞よりもインターネットを情報源としている現実を論じるにあたって、マードックは旧世代を「digital imigrants」、新世代を「digital natives」と呼んでいるという。うまい表現だなあ。どうせ、わてらは活字やマンガやテレビの世界から引っ越してきた「電脳移民」だす。電脳世界で生まれ、育った新世代の「ネイティブ」の方々みたいには、インターネットを使いこなせませんと僻んでしまったりして−−などという用法もできるし、結構、使える言葉だなあ。