アジアカップ、日本、ベトナムに完勝。8強入り。

サッカーのアジア・カップ第10日は16日、ハノイなどで行われ、3連覇を目指す日本は1次リーグB組最終戦ベトナムに4−1で快勝、勝ち点を7に伸ばし1位で8強入りを果たした。21日の準々決勝でA組2位の豪州と対戦する。序盤にオウンゴールで先制を許した日本は巻(千葉)と遠藤(G大阪)の得点により前半で逆転。後半も中村俊(セルティック)と巻が加点した。オシム監督就任以来の通算成績は9勝2分け2敗。

 最初、ホームで戦いベトナムオウンゴールで1点先行されたときはどうなるかと思ったが、巻のゴールで同点に追いつき、遠藤のフリーキックで逆転してからは危なげなかった。これで「アマチュアか」と怒鳴られることはないか。

新潟で大地震「新潟県中越沖地震」、柏崎原発にもダメージ

16日午前10時13分ごろ、新潟県中越地方を中心に強い地震があり、同県柏崎市長岡市、長野県飯綱町などで震度6強を観測した。各県によると、新潟県で7人が死亡、2人が行方不明。新潟、長野、富山の3県で902人がけがをした。新潟県では柏崎市を中心に住宅300棟以上が全壊、11棟が半壊した。余震も頻発し、午後3時37分ごろには長岡市などで震度6弱を記録した。東京電力柏崎刈羽原発では、耐震設計で想定している地震規模を2倍以上上回る揺れを観測した。

 新潟県で、また大地震。この3連休は、台風に大地震と「天変地異」の連休になってしまった。加えて、柏崎刈羽原発にもダメージ。

東京電力柏崎刈羽原発(1〜7号機、新潟県柏崎市刈羽村)では、稼働中だった2、3、4、7号機が自動的に緊急停止した。地震発生直後の午前10時15分ごろには、3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火が出ているのを、同社員が発見。約1時間後に駆けつけた消防署が化学消火剤で消したが、約2時間にわたり黒煙を上げ続けた。また、同社は6号機から微量の放射能を含んだ水約1.2トンが、海水中に放出されたと発表した。

 ダメージを最小限に抑えたともいえるし、安全と思われていた耐震設計にも死角があると言うことか、どちらにも取ることができそう。