ミャンマーが政情不安

ミャンマー軍事政権に抗議する僧侶、市民らの大規模デモが続く最大都市のヤンゴンで26日午後、市内2カ所で兵士や機動隊が僧侶らを殴打するとともに、催涙ガス弾を発射、300人以上を拘束した。威嚇発砲も続けており、ロイター通信は、デモ参加者1人が死亡、5人がけがをしたとの病院関係者の情報を伝えた。当局の実力行使に反発した僧侶・市民らは9日間連続となる抗議デモを敢行した。

 僧侶と民主化運動が合流したのか。そうなると、軍事政権も神経質になってくる。しかし、暴力によって鎮圧できるものなのか、どうなのか。
 僧侶に死者が出たという情報もある。アルジャジーラによると3人。

Up to seven people including three monks are reported to have been killed in a violent crackdown on anti-government protests in Myanmar.

 BBCも、少なくとも僧侶1人が死亡したとの情報を伝えている。

Thousands of Burmese Buddhist monks and other protesters have been marching in Rangoon despite a crackdown that has reportedly killed at least one monk.

 僧侶を殺したとなれば、政情不安はさらに激化するのかも。「ビルマの竪琴」のイメージが強すぎるのかもしれないけど、僧侶はミャンマーでは特別な存在だと思うけど。