日本は資本“鎖国”政策の国として生きる?

政府は11日に外国為替及び外国貿易法外為法)に基づく審議会を開き、Jパワー(電源開発)株の買い増しを届け出ている英投資ファンドを呼び、株買い増しの意図について聴取する。経済産業省は外国資本による電力卸最大手への影響力拡大に安全保障上の懸念を示している。審議会の議論を経て、同省が初めて株買い増しの変更・中止を勧告する方向となった。

 外資に買われるのが嫌だったら、株式は公開しないとか、別の株式制度を導入するとか、別の道を選択した方がいいのではないだろうか。株を買った途端に、「あっ、これはダメ」というのはねえ。インフラについては外資の導入を規制するというのだったら、上場する際に、その法律なり何なりを明示的に決めておかないとダメじゃないだろうか。後出しジャンケンのいい加減な国と思われるだけで・・・。まあ、21世紀は当初の予想に反して、結構、いい加減な国、自分勝手な政権の時代になってしまったことは確かだけど。表面的には民主化が叫ばれる一方で、官僚が超絶的な特権を持った時代ともいえそうだし。