日本、アジアカップ1次リーグ突破。岡崎3発、前田2発でサウジに圧勝。

サッカーのアジア・カップは17日、当地で1次リーグB組の最終戦が行われ、2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本はサウジアラビアに5-0で快勝、2勝1分けの勝ち点7で同組を1位で通過した。21日の準々決勝では、A組2位の地元カタールと対戦する。日本は攻撃陣が爆発した。今大会初先発の岡崎慎司(清水)が前半8分の先制ゴールを含む3得点でハットトリックを達成。前田遼一(磐田)も2点を奪った。

 キーパーの川嶋が出場停止のうえ、本田、松井をケガで欠き、どうなるかと思ったら、岡崎は先制点を含むハットトリックで爆発。前田も1発決めて、緊張から解放されたようで2発目も。結果、5対0で圧勝。日本が好調とも言えるし、あの強豪、サウジはどうしてしまったの、という感じも。次は主催国のカタールとぶつかる準々決勝。ディフェンス陣は、強力な攻撃陣と戦っていないだけに、ちょっと怖いなあ。とはいえ、まずは圧勝で、めでたしめでたし。香川も一発決めたかっただろうなあ。今日は本田もいなかったのだし、トップ下をやらせればよかったのに。と思うのは素人だからだろうか。
岡崎慎司物語 (ライバルKC) FOOTBALL NIPPON VOL.18 (講談社 Mook) 名波浩対談集~日本サッカーが勝つためにすべきこと

アップルのスティーブ・ジョブズが再び病気療養。心配...

米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO、55)は17日、病気治療のために休養すると表明した。日常業務はティム・クック最高執行責任者(COO)が代行し、CEO職にはとどまる。ジョブズ氏は2009年にも半年ほど休養したことがある。休養が長引けば、上り調子だったアップルの経営に深刻な打撃を与える可能性もある。

 アップルの最大のリスクは、スティーブ・ジョブズの健康問題といわれていたが、そんな話題も最近はあまりでなくなったと思ったら、突然の病気療養。膵臓がんという難しい病気を世界最高の医療技術を駆使して治療に成功したという話もあったが、それほど簡単な話ではなかったのかもしれない。CEOは継続すると言うが、どの程度、意思決定ができるのだろうか。ジョブズのいないアップルというのはなかなか想像ができない。また、ジョブズのいないデジタルの世界もずいぶん、つまらないものになってしまいそう。いまや新しいコンセプトを出してくる人は稀少価値だから。マイクロソフトは元気がないし、グーグル、フェイスブックはプロダクトがわからない風だし...。ぜひとも回復して復帰して欲しいところ。
スティーブ・ジョブズ-偶像復活 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン スティーブ・ジョブズの王国 ― アップルはいかにして世界を変えたか?

デビッド・カークパトリック『フェイスブック――若き天才の野望』

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

 著者のデビッド・カークパトリックの名前を知ったのは、ずいぶん前に「Fortune」でアップルの記事を読んだ時だった。記事の詳しい内容は忘れてしまったが、洞察力と分析力に秀でたインパクトのある記事で、それ以来、デビッド・カークパトリックの署名のある記事はよく読んでいた(最近は「Fortune」も読まなくなってしまったが)。その人がフェイスブックに関する本を書いたというので、期待していたのだが、その期待は裏切られなかった。正直、初めてフェイスブックの持つ意味がわかった。アップル、マイクロソフト、グーグルに続く、時代を創る企業であることがわかる。
facebook フェイスブックに関する本としては、映画「ソーシャル・ネットワーク」の原作にもなったベン・メズリックの『フェイスブック』がある。こちらもこちらで、インターネット・ベンチャー時代の青春物語として面白いのだが、ビジネスやITの視点から見たフェイスブックを知るには、デビッド・カークパトリックの本のほうが圧倒的に優れている。メズリックの本は、フェイスブックの創業者兼CEOであるマーク・ザッカーバーグに取材できなかったのだが、そのあたりもザッカーバークをはじめフェイスブックの関係者に徹底取材しているカークパトリックの本との大きな差になっている。

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ゴールデン・グローブ賞、最優秀作品賞は「ソーシャル・ネットワーク」。今年はフェイスブックの年か

17日(現地時間16日)、米ロサンゼルスで第68回ゴールデン・グローブ賞授賞式が行われ、6部門でノミネートされていた映画『ソーシャル・ネットワーク』が最優秀映画作品賞(ドラマ部門)を受賞した。作品賞のほか脚本賞、監督賞、作曲賞と合計4部門を受賞し今年のゴールデン・グローブ賞の最多受賞作品となった。同作はデヴィッド・フィンチャー監督が描く世界最大のSNSサイトFacebook誕生の裏側に迫った物語で、これまでに全米映画批評家協会賞をはじめ多数の賞を受賞しており、本賞でも大本命の作品だった。

 アカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデン・グローブ賞。本命とみられていた「ソーシャル・ネットワーク」が最優秀作品賞(ドラマ部門)を受賞。デヴィッド・フィンチャーが監督賞もとった。「トイ・ストーリー3」はアニメ映画賞。ドラマ部門では、ナタリー・ポートマンが主演女優賞で、主演男優賞は、こちらも「英国王のスピーチ」で大本命といわれていたコリン・ファース。主な受賞者はこんな具合。

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