大王製紙元会長の借入は100億円超え? カネはラスベガスに消えた?

総合製紙大手の大王製紙の井川意高(もとたか)元会長(47)が子会社から総額80億円超の資金を個人的に借り入れたとして辞任した問題で、元会長の借入総額が100億円を上回る見通しであることが同社関係者の話で分かった。また、借り入れのうち数億円は米国ラスベガスのホテルに開設された元会長の個人口座に直接入金されていたとみられることも判明した。(略)子会社からの借り入れは、元会長が今年6月に会長に就任してから急増し、数億円がラスベガスの個人口座に入金されていたという。同社関係者は「カジノに使った可能性も否定できない」と指摘している。

 かつて浜田幸一代議士のラスベガス事件というのがあって、マーティン・スコセッシの映画「カジノ」にも、それをモデルにしたのではないかと思われる大金をカジノで巻き上げられる日本人の話が出てきた。大王製紙の元会長も、それと同じだったのだろうか。しかし、総額100億円を超えているとなると、全部が全部、カジノに消えているとも思えない。投機を含めて博打的なことは何でもやったのだろうか。企業の使途不明金というと、政治家や官僚や闇の世界に渡ったのではないかというのが、よくある話だが、これはもっと豪快な本格的な散財だったのだろうか。21世紀に、江戸時代の若旦那みたいな人がいたということなんだろうか。
ウィキペディア浜田幸一氏の「ラスベガス事件」をみると => http://bit.ly/o0ETSr