激昂するバロテッリを止めたサポーターのクールなリヴァプール愛

 昨日のリヴァプールマンチェスター・ユナイテッド戦。マンUが2−1で勝ったが、試合での一幕...

79分にはサイドライン際の攻防で、マンチェスター・Uのイングランド代表DFクリス・スモーリングと競り合いながら、看板に衝突したリヴァプールのイタリア代表FWマリオ・バロテッリが激昂するシーンがあった。先に立ち上がり、ピッチへと戻ろうとしたスモーリングの足をバロテッリが手でつかむと、スモーリングも応戦しようとする。バロテッリは相手を指さしながら、食って掛かろうとするが、観客席の目の前だったため、ホームのリヴァプールサポーターがバロテッリの両脇を抱え、なだめるシーンがSNSなどで話題となった。

 この場面、テレビ中継で見た。激昂して相手に選手に向かおうとするバロテッリを観客先のサポーターがむんずと掴んで、止めていた。プレミアリーグは観客席が近いから、できるんだな。お父さんが子供をなだめているみたいな感じだった。悪い子ほど可愛いのかな。サポーターが必死になってバロテッリを止めたくなる背景には、後半から出場したジェラードが38秒で一発レッドをもらって既に退場になってしまっていたという事情もある。これでバロテッリまで退場になったら、リヴァプールマンチェスター・ユナイテッドを相手に9人で戦うことになってしまう。この試合、リヴァプールで一番冷静だったのは選手よりもサポーターだったのだなあ。
ジェラード、38秒での退場を謝罪「自分の行為に全責任を負う」 (SOCCER KING) - Yahoo!ニュース

どうしていつも俺なんだ?!: 悪童マリオ・バロテッリ伝説の真実

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