@yagian: 今週は月曜日が休みで一日少ない上に、明日は通院の日だからやらなければならない仕事がたまっている。幸い、テンションが上がっているので、片端から仕事を片付けまくっている。
@yagian: 最近、仕事したくない病の時、仕事をしたくない理由については自分なりに分析できるようになったけど、だからといって仕事がしたくなるわけじゃないのが難点。 RT @yinamoto: 「うおおお、仕事したくねー」という気持ちを成人型ピーターパン症候群と呼んでみたい。
@yagian: 今週は月曜日が休みで一日少ない上に、明日は通院の日だからやらなければならない仕事がたまっている。幸い、テンションが上がっているので、片端から仕事を片付けまくっている。
@yagian: 最近、仕事したくない病の時、仕事をしたくない理由については自分なりに分析できるようになったけど、だからといって仕事がしたくなるわけじゃないのが難点。 RT @yinamoto: 「うおおお、仕事したくねー」という気持ちを成人型ピーターパン症候群と呼んでみたい。
「ジョン・ロールズ「公正としての正義 再説」第一部基礎的諸概念」(id:yagian:20101013:1286916789)の続きです。
ジョン・ロールズ「公正としての正義 再説」の読書も第二部に入った。
だんだん難解さが増してくる。特に、格差原理に関する議論は複雑ですんなりと理解できない。翻訳、特に、キーワードの訳語の問題もあるような気がする。もしかしたら、英語で読んだ方がわかりやすいのかもしれない。
ともかく、要約をしてみようと思う。
ロールズの議論のポイントは、格差原理にあるのだろうけれど、その論拠となる議論は複雑である。
共産主義とは異なり、社会的・経済的格差を完全に否定する訳ではない。しかし、格差を生む才能の分配について、優れた才能を持つ者が道徳的に優越しているということは否定し、才能に応じた報酬を得ることは否定する。道徳的には、才能を持った者は他の人々に貢献し、そのことに対して報酬を得ることができると考える。ロールズは、偶然によって配分される才能などの要因による格差の存在は、不公正なものと考える。
自分自身のことを考えると、社会全体を考えれば、それなりの才能を与えられており、それなりの報酬を得ていると思う。また、その報酬を得るに当たっては、社会的に認められたルールに基づいており、手続き的正義は満たしているように思う。しかし、その報酬が、社会で最も恵まれない人々の利益に増進への貢献に相応しいものかはよくわからない。
マイケル・サンデル「これからの「正義」の話をしよう」の第六章の要約に、格差原理のことをコンパクトにまとめてある。これも参照していただければと思う(id:yagian:20100703:1278111321)。
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学