梅雨知らずの週末はウシガエルの難

金曜日は、東京での会議が急に取りやめになったので、新キャンパスに出かけて、林床移植地の調査をした。この日、北部九州は入梅したが、夕方までほとんど雨は降らず、調査に汗を流せた。金曜の夜は雨だったが、朝にはあがり、土曜日も調査。今日は、ときおり晴れ間も見える調査日和。順調にはかどったが、まだ終わらない。明日から降って、週末は回復してほしい、と考えるのは、あまりにも自分勝手か。
ところで、水生生物保全用につくられた、通称「めだか池」に、多量のおたまじゃくしが発生している。環境創造舎スタッフからの連絡でわかった。孵化したのは最近のはずだが、サイズはかなり大きいので、ウシガエルだろう。ウシガエルは成体になるまでに2年かかる。2年間には、サギ類などにかなり食われて、数が減るだろう。しかし、ウシガエルの幼生は、小型の動物をえさにするらしい。池の生態系を守るためには、大きくなる前に、早めに駆除をすべきなのだろう。
ウシガエルの幼生が大発生した場合に、池の生態系にどのような影響が生じるか、ご存知の方があれば、ご教示いただけるとありがたい。