月影之薬師堂

TRPG系を目指しているらしい日記。
その実態は、ある底の浅いダメ人間の趣味が書き散らされる日記。
感想の類は追記にネタバレが含まれます。

2007-09-26

[][][]アリアンロッドリプレイ・ルージュ4 ノエルと蒼穹の未来

近所の本屋になかったのでamazon様に頼り、本日読了。血が熱くなりました。読み終えた瞬間、汗が出ました。

以下、ネタバレです。


トランの後釜PCレントの投入に対しては、随分手堅く来たな、というのが最初の印象。トランの死を会話のネタにしてクリスと絡む辺り、クレバーやかわたなのPLスキルの高さを感じたけど、意外性はないかな、と。まぁ、この段階でトランのことを必要以上に引っ張るのはあまり良くない、ということなのか。主軸であるノエルにスポットを当てる最終回なわけだし。

そんな感じで読み始めたわけですが、いやはや気付けばどっぷり引き込まれた。占いばあさんや大首領の正体には度肝を抜かれたし、ガーベラは熱いし。明かされた真実がちょっと説明過多ながらもどんでん返しが利いているところとか、一見ではどーしようもねぇ!って叫びたくなる状況とか、実にきくたけチック。最終話の破壊の光景はさすが世界を滅ぼさせたら右に出るもののない男、いい絶望感です。

そして何よりラストバトルですよ。GMの仕掛けの秀逸さ、それに加えてPL達の戦術、PC達のデータ、そしてダイス目という天の配剤が生み出すラスボス戦の熱さはもう凄すぎるね。前巻でも思ったけど、この面白さはTRPGリプレイでしか味わえないものだ。

それにしても、やっぱりきくたけは凄い。「ノエルが人として戦う」という選択肢を選ばせる、というのはありがちな展開だけど、ここまでその選択の結果がゲーム的に厳しいと、茶番臭さが全くなくなる。PL達が明かされた真の武具の力から、自発的にその可能性に気付いた、というのも良い。結果として「人として戦う」という選択肢が凄く重くなるわけで。そこに加えて絶望的なラスボスの強さ、そしてそれを砕くための「呼びかけ」の仕掛けと、ご都合でないレベルでの救済も用意してある。そうやって周到に、熱い展開になるように狙って練りこまれたラスボス戦闘には、GMを遊ぶ者として、TRPGを遊ぶ者としてただただ感嘆するしかない。何度も言ってきたことだけど、やっぱり今回も言わせて貰おう。きくたけは凄い。

現在キャンペーンGM進行中の身としては、これはいい熱源を貰えた。一足飛びにこんなレベルの最終回を実現させることは出来ないだろうけど、でもやっぱりこれを読んだら「俺もこんな熱い最終回にしたい!」と思わざるを得ないじゃないですか。参考にできるところは参考にしつつ、GM道を邁進していきたいと改めて決意。いやはや、きくたけならびに、力丸乃りこさんをはじめとしたPL諸氏、イラストの佐々木あかねさん、素晴らしいリプレイをありがとうございました!

cielxcielx 2007/09/26 22:09 そうか、君もやっと読んだか。
リプレイを買ってまで読むのは非常に久しぶりだったけど、これは買ってよかったと思わせる一品でしたな。

yakusiyakusi 2007/09/26 22:27 すぐに読みたかったんですけど、合宿、セッションと機を逸しましたね。今日は朝から宅配便を待って、届いたらすぐに読み始めましたw

それにしても凄いリプレイでした。これまで色々読んできましたけど、まぁベスト1ですね、これが。

風矢風矢 2007/09/26 23:20 出てたのか。明日エムブリオマシンと同時に買いに行こう。

yakusiyakusi 2007/09/26 23:43 是非是非。面白さは保証済みですよって。

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