リオス、自由契約選手に

コミッショナー事務局が、ドーピング違反で1年間の出場停止処分を受けたヤクルトのリオス投手を自由契約選手として公示。これに対し、同投手の代理人は「処分の軽減を求める異議申し立て手続きを行っており、処分が軽減される可能性を考慮することなく契約解除を承認した措置は不当」として、近日中にセ・リーグに対して措置の取り消しを求める上申書を提出すると表明。NPBはドーピング検査で陽性反応を示した同投手に対して6月28日に1年間の出場停止処分を科し、ヤクルトも解雇の方針を表明したが、同投手は異議申し立てを行い、処分の軽減や服用していたサプリメントの分析調査などを求めている。NPBのアンチ・ドーピング特別委員会は、同投手の代理人に対してサプリメントの分析を依頼する機関名などを29日までに申告するように通知した。

ゴンザレスの異議申し立ては却下

また、同特別委はドーピング違反で1年間の出場停止処分を受けた前巨人のゴンザレス内野手による異議申し立てを却下したことを代理人に通知。コミッショナー事務局の長谷川一雄事務局長は「弁明の機会を与えたが、新しい事実は出てこなかった。米国と比べて厳しいなどと言われるが、向こうが甘いと思っている」と説明した。

北京五輪の韓国代表が決定

韓国野球委員会(KBO)が、北京五輪に出場する韓国代表24選手を発表。内訳は投手10、捕手2、内野手7、外野手5。巨人の李承燁内野手、元Atlanta Braves奉重根投手らが選ばれたが、中日の李炳圭外野手、ヤクルトの林昌勇投手らは候補の段階で外れた。

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北京五輪の台湾代表が決定

中華民国棒球協会(CTBA)が、北京五輪に出場する台湾代表24選手を発表。内訳は投手10、捕手3、内野手6、外野手5。中日で今季2勝を挙げている陳偉殷投手、元Colorado Rockies曹錦輝投手、元Los Angeles Dodgers陳金鋒内野手、元西武の張誌家投手、“台湾のイチロー”と呼ばれるBoston Red Sox傘下の林哲瑄外野手らが選ばれたが、代表候補に入っていた阪神林威助外野手は左膝靱帯損傷のため出場辞退、西武の許銘傑投手、日本ハム陽仲壽内野手らは選ばれなかった。

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