田中将大、CS最年少で無四球完投

楽天田中将大投手が、クライマックスシリーズ第1ステージ第2戦のソフトバンク戦に先発登板し、7安打1失点(自責点0)で無四球完投勝利を挙げた。プレーオフ(パの1973〜82年、2004〜06年)とクライマックスシリーズ(2007年〜)で無四死球試合は2008年の涌井秀章(西武)以来6人目。20歳11か月での達成は、2007年の成瀬善久(ロッテ)の21歳11か月を抜く最年少記録。日本シリーズでは1958年の稲尾和久(西鉄)の21歳4か月が最年少のため、田中は日本シリーズを含めたポストシーズンでの無四死球試合の最年少記録を更新した。
また、山崎武司内野手が5回にホールトン投手から2試合連続本塁打プレーオフクライマックスシリーズで1、2戦と続けて本塁打を放ったのは、2008年第1ステージの野将彦(中日)以来6人目。日本シリーズを含めたポストシーズン本塁打を打った40代選手は、1980年の張本勲(ロッテ)、92年の杉浦享(ヤクルト)、2003年の広澤克実(阪神)に次いで4人目だが、過去の3人は1本だけで、40代選手で2本打ったのは初めて。