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2014-07-29

女子大生がひた走る電子工作色の青春『ハルロック』の話

小さい頃は、できるものならなんでもドライバーで分解して周りを困らせていた少女・向坂晴。分解魔だった彼女も、長じるにつれその性格は鳴りを潜めていたのだが、高校生になってふとしたきっかけで出会った電子工作のおかげで(せいで)、また違った方向に趣味が目覚める。花の青春をハンダ臭い電子工作で孤独に費やしているけれど、本人は楽しいので無問題。さあ今日は何を作ろうか……

ハルロック(1) (モーニング KC)

ハルロック(1) (モーニング KC)

ということで、西餅先生の新作『ハルロック』のレビューです。

電子工作にどっぷりはまり、かわりにいわゆる普通の女の子の楽しみを彼方へぶん投げ去った女子大生・向坂晴の、おかしくも楽しい日々。晴が電子工作に勤しんでは、周囲の人間に驚かれたり引かれたりまれに喜ばれたりしています。

人生の残り時間計測付き3分タイマー。

入院しているおばあちゃんの話し相手として作った音声センサーを組み込んだぬいぐるみ(ただし不良品)。

ツイッターでぼっち発言している人を探し出して各都市におけるその人口比を視覚化するLEDつき地図。

ネガティブなことを考えると自動的に口座から慈善団体へ寄付をする脳波測定装置。

・・・・・・おい、こいつらいったいなんの役に立つんだ。

という疑問は電子工作において禁句。つくって楽しければいいんじゃい!が電子工作の肝なのです。

ネットで探せばたいていのものは見つかり手に入る時代、あえて手作りするのは自己満足でしかありません。が、だからこそ楽しいんです。自己満足最高。

晴ちゃんも作ったそれを使ってどうこうというよりも

電化製品は安く手に入る時代だし 作る必要は別にない

ただ アイデアがほんとうに形になるあの瞬間・・・

ぼんやり過ごしていた日常の中で

それは突然輝き色づいて私の目に飛び込んできた

(1巻 p20)

なのです。目的のための行為ではなく、行為自体が目的。趣味っぽくてすごくいい。

趣味に走りすぎるばかりに母親の怒りを買ったり、同年代の友人がほとんどできなかったりということもあるのですが、それはそれ。大学で授業が終われば1人で秋葉原まで行きパーツ屋巡りかジャンク屋巡り。さもなければ家に直帰して電子工作キャッキャウフフキャンパスライフは陰さえない。

けれど、友達がいなくてもいいというのと必要ないというのは別物。パーツ屋でたまたまあった小学生と本気で友達になろうとするわ、電子工作へ社交辞令的に興味を見せたクラスメートに猛烈な勢いで解説を始めるわ。同好の士はやはりほしいのです。

晴ちゃん空回りかわいい。

また最近は、このテのあまり一般的ではない分野を題材に扱う作品だと、うんちく的なものがもりもり盛り込まれることが多い気がするのですが、本作については基本的にコメディ。使われている電子部品や、今どんな作業をしているかなどの説明はかなりざっくりで、門外漢に詳しく教えるつもりは特段ないようです。というより,そういう姿勢が一つのネタとして機能しているとも言えます。専門用語をまくしたてられて「あ、はい」ってなるちょっと間の抜けた感じ。あのおいてけぼり感はまさに空回りする晴ちゃんですわ。

電子工作をしてみたいと思いはしないけど、それとは無関係に面白い作品。いや褒め言葉としてね?


第一話がこちらから試し読みできます。

ハルロック/西餅-モアイ

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2014-07-23

再会した幼馴染みのいびつで不穏な関係 『シュガーウォール』の話

10年前に父母を亡くし、そしてつい一か月前にも姉を亡くした高校生・柚原(ゆはら)。なんとか一人で暮らす中、見覚えのないベリーショートの女の子と出会う。だが、自分を呼ぶ「ゆんちゃん」という響きに、相手がかつて隣に住んでいた幼馴染み・黄路(こうろ)だと思いだした。大学に通うためにまた戻ってきていた彼女は、不摂生な暮らしをしていた柚原に甲斐甲斐しく世話を焼く。それに感謝をする柚原だが、一つ悩みが。どうしても昔の黄路の顔が思い出せなかった。昔のように、とはいかないどこかバランスを欠いた二人の関係。このいびつさは、二人をどこへ導いていくのか……

シュガーウォール 1 (リュウコミックス)

シュガーウォール 1 (リュウコミックス)

ということで、ninikumi先生の初連載、『シュガーウォール』のレビューです。

表紙だけを見ると男の子同士のなんかあれのヤツかと思いかねませんがそうではなく、むかって右の小さい方が黄路、ベリーショートの女の子です。しかも女子大生です。眉毛が出ています。とてもいいですね。

けれど本作は、そのようなよさとはまた別の方向で面白さを生み出しています。どの方向か。不穏さです。

天涯孤独になったというのに、なぜか寂しさを見せない柚原。ゴミ屋敷になりかけた家で一人暮らしをしているその姿に、ほんのひと月前に姉を亡くした喪失感は見られません。不思議なほどに、普通の姿。そのような態度が昔からのものなのか、それとも姉を亡くしたことの反動なのか、それはまだわからず。いま私たちに見えるのは、ただぼんやりと生きている柚原の姿だけ。

そんな柚原の前に現れた黄路。柚原の幼馴染みで、昔は確かにいっしょに遊んでいたのだろうけれど、それについての確かな記憶が彼にはない。断片的で、残っているピースにも霞がかかっていて、果たして今の黄路は本当にあの時の黄路なのか、確信が持てないでいます。昔と今と、二つの黄路を結んでいるのは「ゆんちゃん」という呼び方ばかり。

独り暮らしになってしまった柚原のために、自分の分のついでにとお弁当を作ってくる。それはまだいい。けれど、それが日に日に豪華になっていって、家の大掃除をしたついでに合鍵を勝手に作って、体調を崩したところに看病と称して上がり込んで。甲斐甲斐しいというにはいささか度が過ぎています。それはもはや、執着。

しかし、このあからさまに度を越している黄路に対して、柚原は拒絶をしません。彼女を訝しんではいるものの、逆に言えば訝しむ程度でしかなく、基本的には行為をそのまま受け容れているのです。その態度は、いっそ黄路の方が呆気にとられるほど。そして彼女の行為は尖っていく。

する方と、される方と、ともにいびつ。

会話の合間合間に挟まれる、底知れぬ黄路の目。何かを隠していそうな口元。幸福の対極にある笑み。背景が少なく空白の多い紙面が、彼女の腹の底にはいったい何が潜んでいるのか、想像をかきたてます。

第1話が試し読みできますが、そこでもう不穏さはありありと出ています。最後のページで、いまだ明かされない二人の過去に俄然興味がわくこと請け合いです。

月刊リュウ-シュガーウォール

これは続きが楽しみでしょうがない。裏表紙には「新感覚ラブストーリー♡」とあるけれど、そんなかわいらしいもんなのか。

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2014-07-20

『暗殺教室』視点を変えて学ぶことの話

以前書いたものの続き。

暗殺教室 10 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 10 (ジャンプコミックス)

2学期になり、暗殺術の応用編としてフリーランニング、すなわち「熟練して極めれば…ビルからビルへ忍者のように踏破する事も可能になる」「道なき道を行動する体術」を教えだした烏丸。いわゆるパルクールです。

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マジでタマヒュン。が、男の子心をくすぐることこの上ないアクションですな。

陸自第一空挺団出身のエリートである烏丸が、1学期中に積み重ねてきた基礎の上に、厳重に監督しながら教えていることもあって、めきめきと上達するE組の生徒たち。その様子をうずうずしながら見ていた殺せんせーが、自分もまざるべく提案したのがケイドロでした(ちなみに自分も「ケイドロ」派)。

烏丸&殺せんせーの教師コンビが警察役で生徒が泥棒役。E組校舎の裏山を舞台に、制限時間である一時間目が終わるまで泥棒側が一人でも逃げ延びれば烏丸ポケットマネーでケーキをおごり、全員捕まったら宿題2倍という景品でゲームは始まりました。

殺せんせーが動き出すのはラスト1分だけというハンデに生徒たちは、どうやってそれまで全員隠れてやり過ごすか、と目算を立てていましたが、それはエリートレンジャーをあまりにも舐めた考え、開始早々から次々と泥棒たちは逮捕タッチされていきました。

このままでは30分ももたずに全員逮捕という雲行きでしたが、泥棒らの収賄・泣き落とし等々により幾度となく繰り返される脱走。殺せんせーの手抜きっぷりに怒り心頭になりながら逮捕を繰り返す烏丸ですが、次第次第に気づくことがあります。それは、泥棒たちを捕まえづらくなっているということ。実は、泥棒が脱走するたびに殺せんせーが逃走の仕方についてアドバイスを行っており、初めはただいたずらに逃げ回っていた泥棒たちが、跡をたどられないように行動することを意識し始めたことで、その捕捉が格段に困難となっていったのです。

その様子を見て、烏丸は驚嘆します。

短時間でよくここまで学習した!!

俺と奴とが 同じ分野を違う視点から同時に教えると ここまで急激に成長するのか

(10巻 p60)

学ぶことの妙味はここにあります。

以前『銀の匙』の記事で触れたことに重なりますが、ある事柄について別の視点からとらえることで、それについての理解はより深まるものです。 たとえば私が今読んでいる『戦争の世界史』。

この本は、政治や経済などの社会構造が戦争を通じてどのような変化を遂げてきたかを記しているものですが、中学高校と教科書的に学んできた(言い換えれば、特別な視点を持たずに学んできた、身も蓋もなく言ってしまえば、退屈に学んできた)歴史の流れの中で、政治や経済などの社会構造にスポットを当て、戦争というフィルターを通して考えることで、それまで羅列的に学んできた事象をある種の糸で結びつけ、意味を持たせることができるのです。

人は、ある事象に意味を持たせることで、初めてそれが理解できたと言えます。それまで個別の点でしかなかった事象が、なんらかの脈絡の中に配置されることで、固有の意味を持つ。ただ言葉でしか記憶されていなかった事象が、他の事象との有機的なつながりを得ることで、それ自体を含んだ包括的な体系を獲得する。この包括的な体系こそが、理解の別名です。

さて、フリーランニングを学ぶE組生徒、彼らがそれをする最終的な目標は暗殺に集約されるわけですが、烏丸から教わる、という態では、あくまでも殺す側が殺す側から殺す側として学ぶというものでしかありません。つまり、殺す/殺されるという関係性の内、片一方しか知らないわけです。そこへきてこのケイドロ、今まで殺す側でしかなかった生徒が、殺される側に回ったのです。自分らが学んでいる技術は、やられる側にはどう映るのか、それを防ぐにはどうすればいいか、違う目的に活用するとどうなるかなど、自分たちの立場、すなわち視点を変えることで、より深いレベルでそれを理解したのです。フリーランニングという技術を、「追跡」という文脈と「逃亡」という文脈、両者の中で位置づけられるようになったわけですな。

技術を学び、理解し、彼らは成長するのです。


学ぶということについて、気付けばもっといろいろ出てくるのでしょうが、今回のところはこの辺で。

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2014-07-15

車椅子の美少女と寡黙な青年 厳しい時代に二人が探すものは 『春風のスネグラチカ』の話

時は1933年ソヴィエト連邦の北西部に位置するカレリア自治共和国で、湖畔で絵を描いている男が一組の男女に話しかけられた。車椅子に乗った美貌の少女と、それを押す寡黙な青年。少女は、湖畔に立つ別荘の管理人である男にそこへ一週間住まわせるよう賭けを持ちかけるが、あえなく失敗。だが、気落ちすることなく彼女は、続けざまに共産党の危うい内情を仄めかしながら、高価な宝石を渡してまで男に亡命を促した。半信半疑のまま男は少女の話を聞いていたが、数日のうちに少女の言葉が現実のものとなり、彼は妻とともに英国亡命した。そして少女と青年は、空いた別荘に目論見通り滞在することとなる。果たして、そうまでしてそこに住みたがった二人の目的は……

春風のスネグラチカ (F COMICS)

春風のスネグラチカ (F COMICS)

ということで、沙村広明先生の新作『春風のスネグラチカ』のレビューです。

第一次大末期のロシア革命で帝政が終わりを告げ、共産党による支配が始まったソヴィエト連邦レーニンの死後、徐々にスターリンへと権力が集まりだし、連邦内では秘密警察の目がそこかしこで光るようになりました。そんな時代状況の中、カレリア自治共和国にやってきた一組の男女から物語は始まります。

傍目には何の変哲もない別荘に執着する少女・ビエールカ。そのためにはお金など露とも惜しまない。

献身的に少女へ尽くす青年・シシェノーク。少女の乗る車椅子には補助輪がなく、誰か、すなわち青年が支えていないと自立することすらできない。

怪しい者たちの動向に目を光らせる秘密警察OGPU。少女らの奇妙な振る舞いは、すぐに彼らの知れるところとなる。

極端に体の弱いシシェノーク。秘密警察から拷問を受けるも、わずか数発殴られただけで異常な発汗と出血を見せる。

彼のために身体を張るビエールカ。異常な身体状況を示したシシェノークの容態を瞬時に治め、これ以上拷問を続けるのなら自分が代わりに受けるという。

素性も目的も謎に包まれたままの二人は結局、秘密警察に監視される形で別荘に住まうことを許されました。

こうして物語は進んでいくのですが、話が進むごとに登場人物が増え、彼らが喋り、外堀を埋めるようにして二人の状況が間接的に明かされていきます。中身を覆っている鱗を一つ一つ剥いでいくかのようなこの過程が、とても繊細かつスリリング。多くを語ろうとすると簡単にネタバレになってしまうので、これ以上中身には踏み込みませんが、あることを匂わせながらもそれを明確には語らず、ラスト1/3あたりで根幹のそれが明かされます。ですがしそれは、ネタバレの根幹ではあっても物語を駆動するものではありません。それが明かされたことで、じゃあそれに付随するあれは?という話になり、そこから物語のクライマックスへと進んでいくのです。

そして最後まで読み終わったときに、すぐさま最初から読み返したくなる。そんな作品。

初読の中で物語の歯車が少しずつ噛み合いだし、エンディングでそれらがすべて噛み合った一つの完成像となり、その完成像を知った上で再び読むと、さっきは見えていなかった物語の隠れていた、あるいは見過ごされていた部分が見えるようになっている。

非常にいい意味で、よくできた物語です。

また描写面では、沙村先生お得意の耽美さが、車椅子の少女・ビエールカによく表れています。車椅子に乗っている彼女ですが、実は身体にある秘密を抱えており、作中で夜伽を強要される際にそれが明らかになるのですが、それを晒している彼女の姿は、非常に刺激的かつ背徳的。そして、美しい。


作品の年代・地域が具体的であるため、20世紀前半のロシアソヴィエト連邦についてある程度知識がある方が楽しめるかもしれません。まあ、共産党は怖かったぜくらいのイメージでもいいのでしょうけど。


ちなみにタイトルの「スネグラチカ」とはロシア語で「雪娘」のこと。春風に吹かれる雪娘スネグラチカ。それは溶けるがままに消え去る運命なのかもしれませんが、冬はまたやってくるのです。雪の冷たさと、春の息吹の温かさと。結末にはそんなものが用意されています。

1巻完結ものとして激しくお薦め。

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2014-07-13

めんどくさい女の子に振り回されるのは天国、なのか?『お前ら全員めんどくさい!』の話

高校の国語科教師、國立国彦。新任ながらも担任を持ち、なんやかやと日々をこなしている。けれどある日、ふとしたことから一人の女生徒・一宮数美に懐かれて以来、どうやらモテ期が来てるらしい。泣き虫無口眼鏡。先生専門のビッチ。ツンデレ委員長。わがままシスコン。近づいてくるのはどうにも御しがたい女生徒ばかりで、もうお前ら全員めんどくさい!と叫びたいけど、生真面目な國立はそれもできずいいように振り回されるばかり……

お前ら全員めんどくさい! (1) (メテオCOMICS)

お前ら全員めんどくさい! (1) (メテオCOMICS)

ということで、TOBI先制の新作『お前ら全員めんどくさい!』のレビューです。

一言でいってしまえば、教え子の女の子たちに言い寄られるハーレムもの。女の子たちに振り回されるお話といえば、本作の連載媒体であるCOMICメテオでカトウハルア…ゲフンゲフン、真田ジューイチ先生の『危ノーマル系女子』もありますが、あのような危険さもグロさもありません。大丈夫、甘酸っぱさばかり。

危ノーマル系女子 1 (メテオCOMICS)

危ノーマル系女子 1 (メテオCOMICS)

國立に言い寄ってくるのは、泣き虫無口でコミュ障な眼鏡、なぜかいいつも制服の上に白衣を着ている一宮数美。

外面がよく料理も得意、でも先生と生徒という禁断の恋愛に興奮を覚える、先生専門の恋多きビッチ、栗原理穂。

周囲の人望も厚い真面目さどおりというか、國立の写真を生徒手帳につい入れちゃうような純愛志向の委員長、榎本英子。

そして、1巻段階では顔見せ程度の登場の、出会い頭に接吻かましてくるような強引マイウェイわがまま女、○○(1巻時点名前未登場)。

國立の気持ちなどお構いなしに動き回る少女たちですが、その中心にいる國立は、嬉しさがないと言えば嘘になるものの、どうしたものかと困惑する方が圧倒的に強い。思春期の女の子特有の年上へのあこがれなのか、悪ふざけなのか、それとも本気なのか。一番めんどくさくなってしまうのが最後の可能性で、もしそうならどうしよう。生徒の目も同僚教師の目も痛いし、とちっとも気が休まらない。まったくご愁傷様でうらやまけしからん話です。

メインとなる女の子は一宮のようなのですが、この泣き虫無口でコミュ障な女の子、普段は素っ気なく振る舞おうとするのですが、ふとした時に簡単にぼろが出て、そのぼろというのが具体的には赤面だったり涙だったり、なんというか、ちょろい。これは当人が國立に向かって言った言葉ですが、自分の方がよっぽどちょろい。ちょろかわいい。

また、漫画でメガネを描いた場合、目を遮られずに描きたい都合上フレームの上側が省略される、いわゆるアンダーリム眼鏡になることが多く、そしてそれはたいてい眼鏡の種類を意識しているものではなく、あくまで描写の都合上ゆえにそうなっているだけだったりするのです、彼女の眼鏡は表紙絵で明瞭に分かるように、はっきりとアンダーリムとして描かれています。素晴らしいこだわりですね。

1巻の段階でひとまずめんどくさい女の子たちが出揃って、ここから彼女らの中身をもっと掘り下げるのか、ドタバタを楽しむのか、イチャイチャを楽しむのか、あるいはさらに新キャラを投入するのか、いかようにも進める状況ですが、私としては、作中でぽつりぽつりと触れられている「恋愛とは」という点にキャラクターを絡めて踏み込んでいってもらえたらな、と思います。

1、2話の試し読みがこちらでできます。

COMICメテオ お前ら全員めんどくさい!

とりあえず一宮さんと榎本さんめんどくさかわいい。

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