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漫画の話です。

『ウツボラ』の核心についての解釈の話

ウツボラ』という名の作品を発表したある小説家と、一人の女性の顔のない自殺死体。そして、生前の彼女とうり二つの、彼女の双子の妹を名乗る女性。二人の生者と一人の死者が交わる時、此岸と彼岸の境目がうねりだす……
てな具合の、中村明日美子先生のサイコ・サスペンス『ウツボラ』。今回の記事は致命的なまでにネタバレな核心についての考察ですので、未読の方はそのへんご注意。

ウツボラ(1) (F×COMICS)

ウツボラ(1) (F×COMICS)

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拍手レス

「執拗さから生まれる無二の物語 『羣青』の話」

素晴らしいエントリでした。
『とにかく執拗な漫画でした』
本当にその通りだと思います。

レビューしづらい作品だったでしょうが
これからも色々な漫画を取り上げて下さい。

私も、下巻の550円のくだりにはグッと来ました。

コメント欄やメールに書けるほどの文をつづれないので
web拍手という形を取らせて頂きました。
失礼します。

どうもありがとうございます。致命的なネタバレを避けつつ書くのは大変でしたが、書きあげた時にはこうなんというかな達成感があった記事でした。たぶんそういう力のある作品なんだと思います。
550円の下りはいいですよね。